8月1日(月) 尼崎アルカイックホールで東京大学音楽部管弦楽団 サマーコンサート2005曲目は
ドヴォルザーク◆序曲《謝肉祭》
モーツァルト◆交響曲第35番《ハフナー》
ショスタコーヴィチ◆交響曲第5番
指揮は三石精一さん
なんと5番のあとに、恒例の客席を巻き込んでの輪唱、
《歌声ひびく野に山に》(六甲おろしの前奏つき)と
アンコールで、
ショスタコーヴィチ◆タヒチ・トロット(ティー フォー ツーですね)
カバレフスキー◆組曲「道化師」より《ギャロップ》
がありました。すごいパワーです。
コンサートを聴いたあとで、その感想を表現するのはとても難しいものがあります。
特に私のようにクラシック初心者で、何を聴いても「すごい、さすが、上手、楽しい・・・」、そんなイメージしか持てないものにとっては、楽章ごとや、楽器の一つ一つの響きにまで及んで感想を記している記事を読んだりすると、驚異としか思えません。
ということで、私は周辺の感想を中心に残しておきます。
東大オケはこのプログラムで全国5公演をこなします。真夏の暑い盛りにです。若さゆえに可能なことでしょうか。
このオケの一員にドブロガーの
TKSさんがいます。パートはヴァイオリンです。
アルカイックホールは座席数1800強のホールですが、ほぼいっぱいでした。団員に関西出身者が少しはいるとしても、その集客力はたいしたものです。東大オケの実力を見込んだ固定ファンがいるのでしょう。それに「おっかけ」もいる?かな?
ドヴォルザークは大編成にもかかわらず音が遠くに感じました。
というよりも音が近づいてこないといった感覚でした。
編成が小さくなったモーツァルトは俄然音が精気を持ち出して、イキイキと聞こえました。2ndヴァイオリンの一番前の2人がお似合いで、かわいらしくていい感じ。すいません、雑感すぎて。
さて、ショスタコーヴィチの5番です。また大編成にもどります。
客席が「聴いてるよ!聴いてるよ!」と一体になっているのを舞台の皆さんは感じとれたでしょうか?
それほどひきつけていましたよ。
何とも落ち着かないメロディが連続する5番を、こんなに楽しんで聴けたのは初めてです。
注目していたフルートも自信をもった音がよく出ていました。
ショスタコーヴィチは亡くなって丁度30年。ビートルズもレッド・ツェッペリンも重なってるんですね~。
ところで、プログラムに5番の曲目解説を書いていたのはTKSさんですか?だとしたら、さすがの筆力ですね。
音楽を楽しみながら、余裕をもって仕事をし、弱者の犠牲の上に成り立つことの無い、平和な社会を作っていってくださいね。皆さんへのお願いです。