自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

♪打ち上っげ~花火~

2005-08-06 | イベント
甲子園は雨になりましたが、どうにかメリケンパーク沖の海上には雨が降ることもなく、みなとこうべ海上花火大会は無事、開催されました。


打ち上げられた花火は5000発。
少し遠いのですが、我が家のベランダからよく見えます。

花火の撮りかたを予習しなかったので、ちゃんとした写真が撮れませんでした 。反省っ(-"-;)。


こうべ花火スイーツはシェ・コパンフラワーブーケ
イチジク、リンゴ、イチゴ、ブドウ、メロンの花が
クレープとワッフルに包まれた花束です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本語ぽこりぽこり~アーサー・ビナード

2005-08-06 | 
アーサー・ビナードさん、1967年アメリカはミシガン州生まれの詩人。
日本人のやっぱり詩人の木坂涼さんと池袋に暮らしている。

1990年に来日して、わずか10年そこそこの2001年に日本語で書いた詩集『釣り上げては』で中原中也賞を受賞してしまった、私のあこがれる言葉を紡ぐ人だ。

『日本語ぽこりぽこり』は小学館のWeb日本語のページをまとめたエッセイ集。言い回しが微妙にクラシックで、そこが逆に外国人さんの手になるものだと、あえてねらって書いたふしもみえる。

さて、この本のタイトルの日本語ぽこりぽこりはは夏目漱石の俳句
 古井戸や こりこりと 真桑瓜
からきている。

この句が こりこり と表記されているものもあって、果たして漱石はどちらで詠んだんだろうという疑問をビナードさんは解けずにいるのだ。
私の想像では。書くのは「ぽ」で、読むのは「ぼ」というわけ。日本人は半濁音と濁音があいまいになる傾向があるという。

私が小さい時股関節脱臼の治療につけていたギスはギスが正しいらしいのに、ギブスという人が多数派だという。私もギブスだとずっと思っていた。

もっとも亡くなった父はデートをデート、アートをアートと言い続けていたから濁音家系。

おりしも日本全国、夏祭りの真っ最中。東北地方も「ねた」と「ねた」、地域によってしっかり区別があるようだ。

漱石の句は、本当はどっちなんだろう。
この記事のフォントがの区別が分りずらいから、余計分りずらい。ほんと。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする