自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

有元利夫展~光と色・想い出を運ぶ人

2005-10-07 | 展覧会
明石市立文化博物館へ有元利夫展を観に行った。

有元さんの作品はどこか懐かしさを感じる。キャンバスをもんだり、画面をワイヤブラシでこすったり、独自の技法が使われている。

小さな頭とそれに不つりあいな太い首と腕。一度見たら忘れられない強烈な印象が残る。その太い腕を鳥の翼と表現する文章を読んで、なるほどと思う。

有元さんの美術界デビューは1978年、惜しまれてなくなったのは1984年だ。38歳という若さで亡くなってからのほうが何倍も長い。

文藝春秋の別冊の表紙にいまだに使われていて、亡くなった画家という気がしない。


博物館隣りのカフェレストランゴヤで、お茶を飲む。


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