5月27日(土) 湊川神社神能殿で第11回華の会さてさて、クスノキの香りただよう湊川神社に出かけたのは、能を観るためで
そうろう。
番組は
能 班 女(はんじょ)
狂言 棒 縛(ぼうしばり)
仕舞
能 融(とおる)

能を観る午後の4時間半は睡魔との闘いでもあります。
ある時、能の世界にどっぷりひたっている方でも眠くなると知って、うしろめたさはなくなりました。
鼓の音には催眠作用があるそうですしね。
解説がなければ内容が分かりずらい能は、様式美を楽しむといっても限界があります。
その点狂言は分かりやすい――とはいっても
そうろうことばなんですけどね――し、張りのある声を聞いているだけでも、気持ちがいいです。
恒例の舞台前のレクチャーは
小鼓についてでした。
鼓の表皮は子馬の薄い皮、裏皮は鹿の皮で、合わせると馬鹿と笑いをとってましたが、子馬は皮をとるために死ぬのでしょうか?それとも死んだ子馬を使うのでしょうか?
気になりました。