生き物のことを分かりやすく、ちょっとエッチなことでも変に隠さず解説してくれる、動物行動学研究家の竹内久美子さん。
今週の週刊文春ではスミレの開放花と閉鎖花のことが話題です。
写真はこぼれ種からもりもり育っている我が家のスミレです。

我が家のベランダで増えたスミレは初夏から晩秋まで、タネばかりはじけます。
これが葉っぱの間で咲いている閉鎖花です。
閉じたままの状態で自家受粉し、実をつけます。

閉鎖された空間なので、確実に受粉して結実します。

丁度、はじけてタネが並んだ状態のものがありました。
昆虫を呼び込むための派手な花も香りも蜜も用意する必要がなく、とてもコストの低い子孫作りができるのだそうです。
ただ、コストの高い開放花も咲かすのには大きな意味があります。他家受粉することによって、遺伝的に多様な子孫を作り、一斉に壊滅することのないようにしているのです。

春に咲いていた、スミレの開放花です。
ナガハシスミレの例では開放花1に対して、閉鎖花は9も咲くそうです。
可憐なのに逞しいんですね。スミレって。

今週の週刊文春ではスミレの開放花と閉鎖花のことが話題です。
写真はこぼれ種からもりもり育っている我が家のスミレです。
我が家のベランダで増えたスミレは初夏から晩秋まで、タネばかりはじけます。
これが葉っぱの間で咲いている閉鎖花です。
閉じたままの状態で自家受粉し、実をつけます。

閉鎖された空間なので、確実に受粉して結実します。

丁度、はじけてタネが並んだ状態のものがありました。
昆虫を呼び込むための派手な花も香りも蜜も用意する必要がなく、とてもコストの低い子孫作りができるのだそうです。
ただ、コストの高い開放花も咲かすのには大きな意味があります。他家受粉することによって、遺伝的に多様な子孫を作り、一斉に壊滅することのないようにしているのです。

春に咲いていた、スミレの開放花です。
ナガハシスミレの例では開放花1に対して、閉鎖花は9も咲くそうです。
可憐なのに逞しいんですね。スミレって。
