12月5日(土) 神戸学院大学でグリーンフェスティバル
曲目は―
モーツァルト◆ピアノ・ソナタ 第10番
ピアノ・ソナタ 第11番
バイジェッロの歌劇《哲学者気取り》の「主に幸あれ」による6つの変奏曲
ピアノ・ソナタ 第12番
アンコールで―
ショパン◆ワルツ 作品64-2、幻想即興曲
エルガー◆愛の挨拶
モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲連続演奏の第4回。
いつものことながら、700の座席と補助椅子をいっぱいにする仲道郁代さんのピアノ・リサイタルです。
仲道さんはレジデント・アーチストとして、ご自分の研究や解釈の成果をこの場で試しつつ、地域にクラシックファンのタネをまき、大きく育てようと、見て、聴いて、お話も楽しいリサイタルを組み立ててくださいます。
プログラム中、ピアノ・ソナタ第11番は「トルコ行進曲」つきで、よく聴きなれた曲なのですが、ん?、今回はどこか違います。
インタビューコーナーで、その理由が分かりました。
「トルコ行進曲」をモーツァルトが生きた時代の楽譜で弾かれたのです。
タララララ~の前に、トリルをつけて、トゥラッタララララ~といった具合です。
文字じゃわかりません^^ねぇ。
譜めくりをご自身でなさるのも、このグリーンフェスティバルだけだとか。
時間がないときの練習方法は?という質問には、頭の中で弾いてみたりしているとのお答えでした。
ピアノじゃないけれど、私も参考にしようっと(あんたには時間はたっぷりあるでしょうに!)。
来年のモーツァルトピアノ・ソナタ連続演奏が楽しみです。
うわっ、また歳をとっちゃうんだ。
こうやって、先々を考えると、1年が早いです。