6月1日(土) 神戸学院大学有瀬キャンパス、メモリアルホールで第340回グリーンフェスティバル
ベートーヴェン ピアノ・トリオ全曲連続演奏の第5回(最終回)です。
曲目は―
ベートーヴェン◆
ピアノ・ヴァイオリン・チェロのためのトリオ 第3番
ピアノ・ヴァイオリン・イェロのためのトリオ 第7番 「大公」
アンコールで―
ベートーヴェン◆ピアノ・ヴァイオリン・チェロのためのトリオ 第4番 「街の歌」第2楽章
ピアノ/鈴木華重子さん ヴァイオリン/田中美奈さん チェロ/金子鈴太郎さん
とうとうベートーヴェンのピアノ・トリオ全曲連続演奏の最終回がきてしまいました。
幸いなことに、2010年5月27日の第1回から、5回全部聴くことができました。
あしかけ4年のおつきあいです。
最後の最後のプログラムは「大公トリオ」。
ベートーヴェンのピアノ・トリオの最高傑作と言われているだけではなく、古今の室内楽曲の中でも、トップクラスの秀作なんだそうですよ。
この5回の演奏会シリーズでは、
●ベートーヴェンがピアノトリオの編成で書いた曲を全てやる
●楽譜に書いてある繰り返しは、全て繰り返しする
と決めての演奏だったそうです。
もともと仲のよかった3人は息もピッタリで、このあと同じメンバー構成での演奏を聴く機会があるんだろうかと、名残惜しい気持ちでした。
今回はガット弦を使っているチェロの金子さんの提案で、田中さんのヴァイオリンにも、ガット弦が張られたそうです。それを聞いていたからか、音がやわらかく、懐かしく聞こえました。
足かけ4年、ピアノの鈴木さん、ヴァイオリンの田中さんは若々しい美しさに変わりがないのに、金子さんはひょうきんぶりはそのままで、確実に年を重ねてベテランっぽくなった(年をとった^^)ように感じました。
夏のキャンパスの白い花です。
ネズミモチ
タイサンボク