6月17日、宝塚大劇場で星組公演「ロミオとジュリエット」を観てきました。
フランス版ミュージカル「ロミオとジュリエット」は2001年初演。
この原作をもとに日本では宝塚星組が2010年に初演しています。
その時は梅田芸術劇場と博多座での公演で、宝塚大劇場で星組が公演するのは初めてです。
柚希礼音さんのロミオ、夢咲ねねさんのジュリエットは初演と同じ配役です。
私の宝塚通いが始まったのは2010年の暮れから。
ですから、当然のことながら、星組の「ロミオとジュリエット」を観るのは初めて。
2011年の雪組、2012年の月組公演は観ています。
今回も「死」のダンサー、「愛」のダンサーが、せりふで表しきれない心のうちを効果的に表現していました。
オーケストラピットの中はいつもと違って、電子楽器が並んでいます。
音はロックテイストで、ビ~ン、ズ~ンと空気を震わせ、群舞などを観ていると、「ウエストサイド・ストーリー」が目に浮かぶのですが、舞台の上は14世紀のイタリアの都市ヴェローナの貴族屋敷。不思議と音楽との違和感がありません。
貴族の上品さと若さからくる初々しさを備えた、柚希ロミオと夢咲ジュリエット。
コンビの長さで、息もピッタリ合い、激しく愛情をぶつけ合うシーンでも、ただただ美しいです。
幕間にいただいたのはロミオスイーツ^^。
エキゾチックフルーツのムースと青いゼリーです。