県庁おもてなし課を観てきました。
原作・有川浩、監督・三宅喜重、脚本・岡田惠和、音楽・吉俣良と、「阪急電車」と同じスタッフでつくられた、優しく穏やかな映画です。
有川浩さんの原作を読んだのは1年半ほど前のことです。
映画にしやすい題材だなーと思った読後感でした。
若い2組のラブロマンスはテレビドラマでも十分でしょうが、海、山、川とたっぷりの自然に恵まれた・・・というより、海、山、川しかない^^を活かせる高知は大いに、魅力的で、スケールの大きい自然は映画館のスクリーンで見るほうがいいし、実際に高知に行けたらもっと楽しいだろうなと思いました。
原作者の有川さんは高知出身。
高知県の観光特使に任命されながら、なかなか具体的な行動に移さない県庁おもてなし課に半ばあきれ、小説を書き始めたところ、まず地方紙に連載してはと話が進み、小説「県庁おもてなし課」が生まれました。
映画は原作にそった展開です。
主人公掛水役の錦戸亮さんはまぁ、適役ではあるのですが、そのアシスタントを務める明神役の堀北真希さん、小説家役の高良健吾さんが、飾らない自然の演技で好感がもてました。