お気に入りの名画座パルシネマしんこうえんで「トレヴィの泉で二度目の恋を」と
「100歳の華麗なる冒険」を観てきました。
いや~、2015年もあっという間に半分過ぎて、お気に入りの名画座といっておきながら、やっと今年3回目のパルシネマ行きでした。
お目当ては神戸初公開!という「100歳の華麗なる冒険」のほうでした。
ところが、隣りに座ったご婦人の気持ちよさそうな寝息が映画が始まったとたん聞こえてきて、私は寝るもんかとだいぶ耐えていたのですが、途中うとうとしてしまいました。
爆弾マニアのおじいさんの話しはちょっと心に響いてこなかったので、まぁ、あきらめはつきます。
「トレヴィの泉で二度目の恋を」は昨今多い、老人の恋ばな^^かと思ったら、予想を超えて優しい気持ちの残る映画でした。
シャーリー・マクレーン映画デビュー60周年記念作品ということですが、シャーリー・マクレーンは今年81歳、相手役のクリストファー・プラマーは今年86歳です。
クリストファー・プラマーといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」のあのトラップ大佐です。
始めのうちフレッドはパジャマ姿でアパートに引きこもっているのですが、少しずつ隣室のエルサと外に出て行くようになります。その2人の衣装がおしゃれです。
年とって、着る物ってほんと大切ですね。
最後は2人で題名にもあるトレヴィの泉まで旅に出ます。
その旅も含めて、人生の黄昏時に一瞬輝くような時を過ごす2人です。
この映画、原題は「エルサとフレッド」。
邦題の「・・・二度目の恋」っていうところがひっかかりますが、かといって代案はないし、題名のつけ方は難しいですね。