7月2日(土) 兵庫県立芸術文化センター大ホールでミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル
曲目はー
J.S.バッハ/リスト編◆前奏曲とフーガ イ短調
グリーグ◆ピアノ・ソナタ ホ短調
グリーグ◆ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード
モーツァルト◆ピアノ・ソナタ 第9番
モーツァルト◆ピアノ・ソナタ 第14番
モーツァルト◆ピアノ・ソナタ ヘ長調
アンコールでー
リスト◆愛の夢
ミハイル・プレトニョフは1957年ロシア生まれ。
この演奏会のチラシより、少し枯れた感じでステージに登場してきました。
1978年21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダルおよび第1位を受賞したピアニストとしての才能に加えて、指揮者や作曲家、オーケストラの創設者・芸術監督としての手腕も発揮していました。
その彼が2006年、突然ピアニスト活動を停止したのです。
しかし2013年、SHIGERU KAWAI(河合楽器)との出会いで、演奏者としての活動を再開します。
この日の使用ピアノはもちろん SIGERU KAWAI でした。
終演後、KAWAIの音だね~と話し合っている若い人がいました。
私は音の差など分かりませんが、日本製のピアノがプレトニョフの演奏活動再開のきっかけになったことを知って悪い気はしません。
ブランクはあっても、年相応の雰囲気をもって復活してくる。
やっぱり天才なんですね。