国立国際美術館で「ウィーン・モダン」展を観てきました。
会期は12月8日(日)までです。
ヨーロッパ有数の博物館として知られ、100万点に及ぶ所蔵品をほこる「ウィーン・ミュージアム」。
その美術館の改修工事に伴って、約300点もの主要作品が海を渡ってきました。
チラシに名前の載るクリムトやシーレの作品はほんの一部。
絵画、工芸、建築、インテリア製品、帽子・衣服・アクセサリーなどファッション、食器など
300点をじっくり観ていたら、一日が暮れそうです。
メッテルニヒのアタッシュケース、シューベルトの鉄製の眼鏡、現代でもモダンに感じる食器類、花瓶などの装飾品、花模様のマジョリカハウス・・・、見どころ一杯でした。
クリムトの「エミーリエ・フレーゲの肖像」は撮影可でした。
美術館内の壁面を飾るジョアン・ミロの陶板画「無垢の笑い」は撮影場所を限って撮影可です。
平日の閉館時間は午後5時。
美術館と高層ビルが暮れていく空に幾何学模様を描いていました。