姫路市立美術館で生誕120年文豪川端康成と美のコレクション展を観てきました。
(会期は11/4まで)
本来は近隣の姫路文学館での展示もあわせて観ることで完結する展覧会でしたが、会期は明後日4日まで、時間の都合で、と言っても愚図な私の都合で、文学館の方は行くことができませんでした。
美術館の建物は旧日本海軍が兵器庫として使用していた重厚な煉瓦造りです。
兵器より、このまま美術品が飾られる建物としてずっと存在してほしいですね。
川端康成は多彩な美術品の収集家として知られているそうです。
国宝に指定されている作品から、この展覧会では古美術品、近現代日本絵画、西洋美術品、工芸品など、ジャンルを問わない幅広い作品約140点が展示されています。
親交の深かった東山魁夷、古賀春江、20代のころの草間彌生の作品など興味深いものがたくさんありました。
美術品をしまい込むのではなく、実際に部屋に飾られていて、川端さんの写真に写り込んでいるものも多いようです。