自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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ヨーロッパ・コーリングー地べたからのポリティカル・レポート(岩波書店)~ブレイディみかこさん

2020-10-23 | 

ブレイディみかこさんを知ったのは『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本が本屋大賞ノンフィクション本大賞をとってからです。

さっそく図書館にリクエストして10ヶ月ほど経ちましたが、手元にくるにはまだ時間がかかりそうです。そのあとの、『ワイルドサイドをほっつき歩け』もまだまだ届きそうにありません。

NHKあさイチ!のプレミアムトークに出演したのはついこの間と思っていたのに、確かめたら昨年のことだったんですね。

今年になって、ブレイディみかこさん、イギリスからリモートで出演されてたりしてメディアへの露出増えました。

鴻上尚史さんとのスイッチインタビュー達人たちも再放送されてます。
みかこさん、渡英して23年、時々帰国して感じるのは日本があまりにも変わらないことだそうです。物価も収入もこの20何年全然変わってない。

鴻上さんのイギリスが好きかとの質問に、少し考えてイギリスが好きと答えました。格差も差別もあってなおです。
そうですよね。日本のほうがよかったら、こちらにもどりますもんね。
みかこさんにはイギリスの環境のほうが合っていたのでしょう。

この『ヨーロッパ・コーリング』は2014年から2015年ごろにかけてのイギリスや周辺諸国の政治時評です。
政党の名前や力関係、住民との関連など、さびた頭では覚えられませんから、なんとなくボーっとしたイメージを頭の片隅に押し込めました。

 

みかこさんの肩書は保育士・ライター・コラムニストとなっています。
この保育士の資格は以前は無料で取れたそうですが、今はそういった資格を取ることも、その資格を活かす場所もなくなっているそうです。

進む格差社会、社会保障の縮小、ちょっと先をいっているイギリスはじめヨーロッパ諸国の道筋を日本が進まなければいいのですが・・・。

ブレイディみかこさんの旧作は読めそうですから、チェックすることにしましょうかね。

 

 

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