自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

第十七回 神戸おこし亭

2024-11-15 | 落 語

11月14日(木) 神戸国際会館大会場で第十七回神戸おこし亭

三ノ宮南まちづくり協議会主催の落語会に行ってきました。
神戸おこし亭と名付けられた落語会です。常連客も多く募集とほぼ同時に、定員200名いっぱいになったそうです。




出演者と演目はー
笑福亭喬明:牛ほめ
 ソプラノの声が美しい、女性噺家です。
 この日はお茶子さんも担当していました。
 若手がよくやるマクラは、
 あ・あくびをしない
 い・いねむりしない
 う・うろうろしない
 お・おもしろくなくても笑う
 おはオチを先に言わない っていうときもあります。
 「牛ほめ」はポピュラーな噺なのですが、普請の専門用語などが出てきて、意味が分からない私は与太郎と同レベルです。
桂米紫:兵庫船
 大きな声で滑舌よく熱演してくれました。
林家花丸:ちはやふる
 在原業平の歌「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」の
 迷^^解釈の噺です。
 花丸さん美声で、しゃべるのが天職のような、よどみない展開でした。
桂雀三郎:わいの悲劇
 小佐田定雄作の新作落語です。
 若いのに自分を「わい」という青年の父親の趣味は能、母親は歌舞伎、姉は浪曲、わいは吉本新喜劇、妹は宝塚歌劇。そんな家族のもとに日本通のアメリカ人、マリア・パンプキンが泊まりにきて、てんやわんやという噺。
雀三郎さんといえば、ヨーデル食べ放題です。CDがリリースされてから30年は経つというのにいまだに笑いのネタになっているのはお見事。
大阪環状線・鶴橋駅の発車メロディーになっているそうですよ。

神戸おこし亭、今回も充実してました。

 

 

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