兵庫県立美術館で、「印象派からその先へ」を観てきました。
会期は7月21日(日)まで。
建築資材メーカー吉野石膏(株)は1970年代から日本近代絵画、1980年代後半からはフランス近代絵画の収集を開始しました。
1991年、創業の地である山形県の山形美術館に所蔵品を寄託、国内有数のコレクションとして知られています。
この展覧会はそのうち、19世紀から20世紀にかけて描かれたフランス近代絵画を中心に、28作家、72点の作品が展示されています。
ミレー、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、マティス、ミロ・・・、世界の著名な美術館に散らばる、有名な作品こそありませんが、それぞれの作家の特長、作風をもった、心地よさを感じる作品が観られます。
モネのサン=ジェルマンの森の中でやシスレーのモレ=シュル=ロワン・朝の光、ルノワールの桃のある静物、シュザンヌ・アダン嬢の肖像、ドガの踊り子たち(ピンクと緑)、シャガールの逆さ世界のヴァイオリン弾きほか、いいね^^と思う作品にたくさん出会えました。
名古屋では終了、神戸では終了間近ですが、10月から東京・三菱一号館美術館に巡回します。
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