自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

世間知らず~給料を画面で見る

2004-09-07 | 社会・時事
永いこと無職の主婦だ。
だからといって家に閉じこもることなく、いつも社会に目を向けていようと思っていた。……つもりだった。
でもこの間、日経新聞のあるコラムを読んで少し凹んだ。

IT化が進んだ会社では給料や賞与の明細表は各自のパソコンの画面で見る。
と知ったからだ。それももう何年も前からだったとは。

しかも、もっと進んだ(だろうか?)会社では、
いま貴方が会社を辞めると退職金はこの額になります。という表示が出るらしい。……知らなかった。

我が家は同学年夫婦。夫一人の稼ぎで養ってもらってるという意識がないのだ。
それでもやはり実質稼いできてくれるのは夫。感謝している。

だから、お給料は銀行振込でも夫が現金を引き出してきたのをあずかっていた。
ありがたいことに、年々給料は上がってきた。そういう時代だった。
そのうち、引き出したお金を落としたり、奪われたりするのが心配な額になってきた。
そこで、私が近くの銀行の窓口でおろすことにした。
それでも、給料明細を見せてもらう前には絶対引き出さない。それが礼儀だと思っているから。

明細はプリントアウトできるとのことだけれど、給料明細をPC画面で見る会社じゃなくてよかったぁ。


●今日のおやつ
他府県に遊学中の娘が学会に参加したついでに友人と一緒にプチ帰省中。
そのお土産で隣家の友人とお茶を飲む。

 お茶銘は 青仁乃白 でございます。
 お菓子は ごくごくフツーのもみじ饅頭ときび団子でございます。


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ニールセン~六甲フィル

2004-09-06 | コンサート・音楽・宝塚
9月5日、神戸文化ホールへ。
六甲フィルハーモニー管弦楽団の第18回定期演奏会だ。

曲目はニールセンの序曲「ヘリオス」、
ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、
ニールセンの交響曲第4番「不滅」。

パンフレットを読むと「大いなる挑戦」とある。
あまりなじみのないデンマークの作曲家ニールセンを2曲取り上げていることらしい。

「不滅」は4つの部分に分かれているが、40分弱、切れ目なく演奏される。
私は後ろのほうの座席に座っていたにもかかわらず、途中指揮者の気合の声が2度ほど聞こえた。
終盤ではティンパニ2台が競うように叩かれる。
終わった。指揮者がへたり込むように指揮台で身体を支える(演出か?(^^))。
熱気が伝わってくるような演奏だった。
暑い中の練習は大変だったと思うけれど、これだけの結果が出て満足だったんじゃないかな。


●震度3が2回
夜7時過ぎと日付が変わる12時直前、和歌山を震源とした地震が2回。
神戸は震度3だったけれど、揺れが長く続いて怖かった。
ペンダント系の照明器具がブラン、ブランと大きく揺れた。
阪神大震災の後で一番こわさを感じた夜だった。







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夜回り先生~すべてのこどもは花の種

2004-09-05 | 映画・テレビ
NHK教育テレビで
ETV特集「いいもんだよ、生きるって・水谷修のメッセージ」を見た。

夜の世界から一人でも多くの子どもたちを救い出そうと夜回りを続ける、
夜間高校教師のドキュメンタリーだ。


「おれ、窃盗やってた」
いいんだよ。

「わたし、援助交際やってた」
いいんだよ。

「おれ、イジメやってた」
いいんだよ。

「わたし、シンナーやってた」
いいんだよ。

「おれ、暴走族やってた」
いいんだよ。

「わたし、リストカットやってた」
いいんだよ。

「おれ、カツアゲやってた」
いいんだよ。

「わたし、家に引きこもってた」
いいんだよ。


昨日までのことは、みんないいんだよ。


「おれ、死にたい」「わたし、死にたい」
でも、それだけはダメだよ。

まずは今日から、水谷と一緒に考えよう。


水谷先生は年間300回の講演を通じて、
生徒や親たちに生きることの大切さ、素晴らしさと
骨までとかす、ドラッグの恐ろしさを伝えてきた。

電話やメールで、
直接助けを求めてくる子どもたちとも接している。

睡眠時間を削れるだけ削っている。
少年を暴力団から救うため
指一本つめたみたいだ(さすがにTVでは放送されなかったけど)。

水谷先生と同じことは、普通の人間にはとてもできない。
でも、せめて
自分の子ども、その周りの子どもたちを見守ることはできるんじゃないか

先生の本を読んでみると、
非行、ドラッグに走る少年たちには、そうせざるを得ないような
凄惨な親子関係と生活環境がある。
そんなことを見返すためにも、生きることをあきらめないでほしいな。

一つ気になることがある。
先生は一度も生徒を叱ったり、殴ったりしたことがないとのこと。
先生にとって「叱る」の定義はどんなものなんだろう?




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なんで、はだかで……

2004-09-04 | 社会・時事
最悪の結末になった、ロシア学校人質事件
逃げ出した人たちがはだか同然なのを見て、なんでだろうと思っていたら、狭い体育館に約1200人も詰め込まれていたとのこと。

人いきれで、暑くて、暑くて、水も食料もない中で、人質の中の約7割の子どもたちの恐怖を思ったらいたたまれない気持ちだ。
テロ事件で弱者が犠牲になるのはもうたくさん。犯人たちにとって要人を暗殺するより民間人をたくさん殺したほうが敵に与えるダメージが大きいとしても「良心」のかけらもないのか?

こういう考えをいうと、じゃあその原因をつくったのは何か?などという人がいるけれど、どんな理由があれ、罪のない人をターゲットにしたらいけないでしょう。先日の航空機爆破だって、許されることではない。

一方、人質事件と並んで民家にろう城したツキノワグマの記事。
兵庫県美方郡浜坂町の民家に雄のツキノワグマが4時間も居座ったとのこと。
こちらは麻酔銃で弱らせてから保護し、山中に放したそう。

銃弾で死んでもあきらめるしかない国と、よほどのことがない限り、まず銃弾では死なない(民家に入り込んだ動物でさえも)国とどちらに住むのが幸せか。
深く考える必要はなさそうだ。

(写真は神戸新聞のWebサイトから借りました)






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KITTY EX. ~2万円の漬物石

2004-09-03 | 展覧会
ハローキティ誕生30周年記念展 KITTY EX.(キティ・エックス)PARTⅠに行ってきました。
PARTⅠ(神戸展)と時期をずらして、PARTⅡ(梅田展)の2部構成です。ともに会場は大丸ミュージアム。現代アートは大がかりのもの、映像ものが多いのでデパートの狭い展示会場では1ヶ所で収まりきらないからでしょう。

手塚治虫さんがデザインしたひょうたんつぎキティちゃん。三日月まなこで、ブタ鼻でホース口(?)なんですよ。
小泉今日子さんの顔と背中にイレズミされたIREZUMI KITTY。すご~く色っぽい背中です。
ショーン・レノンの油彩のキティちゃんイン・プリズン。
麦畑にミステリーサークルみたいなキティの地上絵。

何遊んでるんでしょ、っていうような意欲作(?)ばかりです。

ひゃー。グッズ売場には絵葉書やTシャツと並んで、日比野克彦さんの直筆サイン入りキティちゃんの漬物石が。な・な・なんと2万1000円なり。
誰か買う人います……か?

下の階で、何だかお買い得感をおぼえて衝動買いしてしまったハイネックの7分袖セーター。同じく2万1000円なり。

でも、よく考えたら、セーターは着てしまえば価値は下がる一方。
日比野さんの漬物石は価値は上がっていくんでしょう。多分。




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祈りの道

2004-09-02 | 展覧会
大阪市立美術館で「祈りの道~吉野・熊野・高野の名宝」という特別展が開かれている。

紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたのを記念しての展覧会だ。
この地域の寺社が所蔵する名品、約250点が展示されている。
紀伊山地の神仏が一堂におでましになる史上最大規模の展覧会だという。
あっちに国宝、こっちにも国宝、そっちには重要文化財といった具合だ。

8月29日までの前期と9月20日までの後期で展示物の入れ替えが相当あるので、仏像、書画に興味のある人だったら、こたえられない企画だろう。

私はリーフレットにもある、高さ4.6 メートルの蔵王権現立像―この像の寺外公開は最初で最後になるらしい―の力強さに圧倒され、藤原定家の直筆に見ほれ、きれいな色を保っている歴史上の人物の肖像画に時の流れを思った。
続いてきたのだ。そして、今生きている私たちがこの世からいなくなっても続いて行く




祈りの道を見た8/28(土)は、その後大丸ミュージアム・梅田の作家からの贈りもの展に回った。

舟越桂、香月康男、藤田嗣治、有元利夫、パブロ・ピカソ、若林奮、猪熊弦一郎さんなど10名の有名アーティストが家族のために作ったおもちゃやカードなどを集めた作品展だ。

舟越桂さんの作品が最も多く、木彫で出た木の端で人形をつくったり、家並みを作ったりしている。でも、ご家族、本人とも一番楽しんでいたのは舟越さん自身だったと言ってはばからない。
パブロ・ピカソは愛娘のために作った人形を壊されたくないからと棚にかざっていたとか。
だとしても、すごく幸せそうな親子像が浮かび上がってくる。

まあ、立派な手作り作品を残してやれない我々ふつうの親はいい思い出を作ってあげるしかないなあ。







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したたる緑

2004-09-01 | 映画・テレビ
BS2で3夜連続で放映されている決定版列島縦断鉄道12000㎞を観ている。
夜の11時から1時間50分。かぶりついて観られる時間帯ではないので、ビデオ録画しながらチャンネルを合わせているが、ついつい画面に見入ってしまう。
昨夜は関東・中部・関西編だった。

この番組はもともと今年の5月6日から6月23日まで42日間にわたって放映されたもののダイジェスト版だ。
日本列島を北から最長片道切符で縦断する。関口智宏さんのナビゲーターぶりが、普通の旅人というか乗客という雰囲気で、とてもさわやかだ。

オリジナルがつくられたのはちょうど若葉の季節。したたるような緑、若い緑の水田が車窓に広がる。それと海、川、湖、到るところに豊富な水。
こんな環境が穏やかな日本人気質を育んだんじゃないだろうか。

私は鉄ちゃんではないけれど、列車に乗るのが大好きだ。
いいなあ。
ローカル線に乗って、ぼんやり外をながめるだけの旅がしたくなった。

写真は転用フリー写真集から借りた余部鉄橋。架け替えが予定されている。


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