自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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五線譜のラブレター(TV)

2009-02-01 | 映画・テレビ
五線譜のラブレターは、コール・ポーターの物語です。

年老いて、片足を失ったコール・ポーターが舞台の上で繰り広げられる自分の人生を見つめながら、ストーリーが進みます。

コール・ポーターは生涯で約870もの曲を作詞・作曲しました。
この映画の中では28曲使われているそうです。

先日聴きに行った、メイト ジャズ・オーケストラのコンサートが今年はコール・ポーターを特集していて、そこで聴いたたくさんの曲とともに、その非凡な才能をあらためて感じました。

亡くなってもう45年も経つのですが、いまだによく演奏されますし、都会的センスを持っていて、現代の生活の空気の中に自然にとけ込んできます。

コール・ポーターがゲイであることは周知の事実だったにもかかわらず、パリで出会ったリンダ・リー・トーマスと魅かれあい結婚します。

結婚後も男性と付き合うポーターの行為に傷ついたリンダ。深い愛情の込められたポーターの歌をどんな思いで受け止めていたんでしょう。「トゥルーラブ」はリンダに捧げられていたと信じたいです。

グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、エディ・デューチン・・・アメリカ映画には音楽家をモデルにしたものが多いですね。

この「五線譜のラブレター」、主役2人の老いた時の特殊メイクがすごかったです。




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