9月6日(日) 京都府長岡京記念文化会館で紫苑交響楽団第26回定期演奏会
曲目は―
クロード・アシル・ドビュッシー◆牧神の午後への前奏曲
ジョルジュ・ビゼー◆歌劇「カルメン」組曲
ルイ・エクトル・ベルリオーズ◆幻想交響曲
アンコールで―
クロード・アシル・ドビュッシー◆「小組曲」より第2曲 行列
指揮:森口真司さん(首席客演指揮者)
なんと嬉しいことに、2日続けてベルリオーズの幻想交響曲を聴くことができました。
つい先日放映されたEテレの「ららら♪クラシック」では「幻想」が取り上げられていて、予習?もばっちりです。
幻想交響曲~ある芸術家の生涯のエピソード~は交響曲で物語を描いた初の作品だそうです。
第1楽章 夢、情熱
第2楽章 舞踏会
第3楽章 野の風景
第4楽章 断頭台への行進
第5楽章 魔女の夜宴の夢
楽章それぞれに、ベルリオーズがスコアに物語を残しています。
どう感じるかは聴く人の自由ですが、ベルリオーズの意図を知って聴くのもまた面白いものです。
どっちにしても、私は第2楽章の「舞踏会」の華やかな、明るい雰囲気が好きです。
ざわついた舞踏会場の中に、若い芸術家は2度、一目惚れした女性を見かけます。
その2度っていうのは固定楽想=彼女のテーマで分かるようなのですが、そんな細かいところ気がつかなくてもいいですよね。
コンサートの1曲目「牧神の午後への前奏曲」は客席が静まり返るのを待って、指揮棒が振られました。
フルートのソロから始まります。
この日使われたフルートはパリのルイ・ロット社製で1889年ごろに製作されたものだそうです。
小雨降る中、八条ヶ池だけ眺めて帰りました。
天気がよかったら、長岡天神にお参りしたいところでした。