マイタのブログ

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続・続・続・酒屋万流

2021年10月11日 | 鶴の友

 日本酒には「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」などの肩書きがついているものがあります。それらは「特定名称」と呼ばれ8種類に分類され、平成元年11月に「清酒の製法品質表示基準」(国税庁告示第8号)として定められました。(平成15年10月31日に一部改正)

簡単に言えば日本酒業界に共通する「最低限の品質情報」ですな。




(それとは別に「ひやおろし」、「しぼりたて」、「あらばしり」、「無濾過」、「生もと」、「山廃」などいろいろな文言がラベルに書かれていることがありますが、これらに厳密な決まりごとはありません。)

等々の肩書きを日本酒選びの際の参考になさっている人が多いかもしれません。他方、そういった肩書が無くても全然かまわないと思っている人も少なくないのですよ。「飲んで美味けりゃそれでいいから」と。

たしかに特定名称は品質情報であって「品質保証」ではありませんからね、絶対必要というものでもないでしょう。




そしてほとんど肩書きをつけない酒蔵がこちら「鶴の友」醸造元の樋木酒造さん。(新潟市西区)
「純米酒」だけはそれと分かりますが、他は条件を満たしていても特定名称表示を記載したことがありません。かつて存在した1級酒・2級酒といった級別が平成4年に廃止されたので、以来 区別するための呼び名として「上白」・「別撰」・「特撰」・「上々の諸白」とだけ書かれておりますけども。



しばらく品切れしてました「上々の諸白(じょうじょうのもろはく)」、本日入荷しました。どうぞよろしくお願いします。


鶴の友 上々の諸白   720ml  3,500円(税込)


季節商品ではありませんし数量限定とも謳っておりませんが、製造量が多くはないので ときどき品切れします。予めご了承くださいませ。

 



それでは本日も日本酒で乾杯!

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