マイタのブログ

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時代を見てきた大吟醸

2021年10月21日 | 〆張鶴

 田舎酒屋の日常生活が主な内容の「マイタのブログ」、お酒以外の話も多いですが季節商品や数量限定品の入荷状況などは欠かさずお知らせしております。

と言いながら、実は長年取り扱っているのにご案内したことがないお酒があります。14年前のブログ『かなしいときーっ!』に商品名を伏せてそのときの思いを書いたことはありますけど、当店の価格表などにも載せたことがありません。

 

かなしいときーっ! - マイタのブログ

「そんな酒、だれが買うんだよ。」と言われたのは約20年前。毎年この時期に入荷する一升瓶で8,000円以上もする大吟醸、地酒ブーム以前は敬遠さ...

かなしいときーっ! - マイタのブログ

 

 

それが「〆張鶴 大吟醸」というお酒です。



このお酒はお客さんがご希望される本数に対して入荷本数が極端に少ないため、入荷したらひっそりと店の冷蔵庫に並べて販売しておりました。

いろいろ試した末に一番フェアな販売方法だと思ったのでそのように続けてきたんですけどね… お客さんから見てもっといい方法があるのではないかといつも考えています。そして玉石混交の情報が氾濫する中、蔵元からお酒を預かっている特約店としての立場を考えたらキチンと情報発信するのは当然のことと強く感じましたので、 遅ればせながらご案内申し上げます。



【11月上旬入荷予定】

〆張鶴 大吟醸「金ラベル」 720ml 4,246円 ・ 1.8L 9,460円(税込)



【11月中旬入荷予定】

〆張鶴 大吟醸「銀ラベル」 720ml 3,333円 (上の写真は金ラベルです)

どちらも数量限定品につき、品切れの際はご容赦願います。

申し訳ありませんがご予約はお受けしておりません。





このお酒が初めて発売されたのは私が20代前半のころだったと思います。となると かれこれ・・・


「〆張鶴」醸造元・宮尾酒造さんで文政二年(1819)の創業当時から受け継がれてきた酒造りの精神と、関東信越国税局の鑑評会で首席第一位を連続受賞した昭和・平成の新潟を代表する名杜氏・藤井 正継氏の卓越した技術により完成した、その当時ではこれ以上の酒は造れないくらい気持ちが込められたお酒。以来、時代が流れ、社長も杜氏も世代交代を重ねる中で常に洗練され続けてきた逸品です。

 


どうぞよろしくお願いします。

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