酒屋になる前に営業マンをやっていた私。能力が無かったせいもあって、当時は時間に追われておりましたわ。でも、無能な私でさえ仕事で相手先に伺う時は、自分で地図を見るなりして目的地を調べて行ったものです。
つい先日のこと、天下の〇〇〇ビールの社員さんともあろう方が、電話で「マイタさんのお店に行きたいんですけど、どう行ったらいいんですか？」 って・・・あなた仕事しに来るんでしょ？ 時代ですなぁ。(T_T)
確かにウチは分かり難い場所にあります。お客さんやご近所のお宅を探して来られた方が道に迷われることも少なくありませんので、迷路のようなところで店を構えていることに一種の罪悪感さえ覚えることもありますとも。しかしねぇ… これは… しょうがないのかなぁ。
道順を説明し、どうにかご来店。 ちょっといいですか？新入社員ならともかく、いえ、誰であろうと一流メーカーの看板背負ってるんだから もっとキチンとした方が良いですよ。と、穏やかに訴えるも通じてない様子。 私がおかしいのだろうか…
その日の用件が済まずに帰って行かれ、後日、別の方がご来店してくれることに。そして数日後、〇〇〇ビールの別の社員さんから電話有り。
「マイタさんのお店って、どこにあるんですか？」
プッチーーーーーーーーーーーーン!!!
電話をとったかーちゃんブチキレ寸前。 よくぞ堪えたものです、でもそれ以上会話を続けるのが困難なようで私にチェンジ。会社内で引き継ぎはなかったのですか？と聞いても暖簾に腕押し状態・・・ 時代ですなぁ。
またもや道順を説明し、どうにかご来店。なんか 疲れましたわ。
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企業も経費削減で、社員教育している時間がもったいないと、営業の方の言葉遣いや態度をチェックせずに外回りをさせるようになったと聞いたことはありますが、こんなことじゃ会社の信用が落ちるのではないかと心配になりますわ。
などと、本日は実に愚痴っぽくなってしまいましたが、結構問題だと思います。
殿様が、村人に声かけて立ち寄るっていうスタンスじゃあないんでしょ。
そんなところは、そこそこの付き合いにしておいてさ。
地図に載っていない。
携帯の電波は圏外。
そんな現場ばかりなので市街地なんてチョロイものです。
住所や地図に限らず、ちょっとググれば解るのに調べようとしない人増えてます。
困ったものですよね・・・。
時代の変化というものを肌で感じて居られるでしょうね。
自分自身を常識人だとは思っておりませんが、
社会の中で最低限のルールは守ろうと考えております。
道なき道をひたすら進んだ経験もありますが、
そんなことを平然とこなしている人たちからすれば
平地の住宅街なんてお茶の子サイサイですわねぇ。
なにも頼るものがない環境を経験し、
自分で対処法を見つけ出す研修を
是非会社や学校でやっていただきたいものです。
というよりも、家庭でやるべきでしょうね。
私も先日ある件で訪問を受けたのですが、別の営業の人に要求していたことが、全然引き継がれていなかったんですね。で、また一から説明をする羽目に……。
先ほど電話がかかってきまして、その上司が「担当しておりました者が移動いたしまして、再度私がお伺いしたいと……」
「えーっ、また来るの？ええ加減にせえよ！」とドスを効かせたいところをグッと我慢して、大人の対応をさせていただきましたよ。
なんで客の方が、気を遣わないといけないんでしょうかねえ。
私も仕事で何軒か訪問するときは、休日に地図を見ながら訪問先を実際にまわって、時間内に行けるように準備したものです。（根が方向音痴だもんで）
信用されるには、やはり地道な努力が必要ですよね。
何かがずれてしまっているようですが、
それが当たり前の世の中だとしたら
心してかからねばなりませんな。