お酒の賞味期限はどのくらいですか・・・? と聞かれることがあります。
言い換えますと「香味を楽しめる期間」と言うことになると思いますが、「特にありません。」と返答させていただいております。
品によっては蔵元がラベルに賞味期限を記載しているお酒もありますが、それは商品の特性上、その期間内であれば造り手が意図した風味を存分に感じていただけますとの蔵元の意向であり、それを過ぎたからといって飲めなくなるわけではないのです。むしろ長期間保存しておくことで まろやかさが増し、味わいに深みが生まれることも多々あるのですよ。それに関しては実践なさっている人も沢山いらっしゃいますので 今さら私が言うことでもないんですけどね。
ただ、保存環境によっては せっかくよく出来ているお酒をみすみす飲み難いものにしてしまいかねませんので、造り手が「お早めにお召し上がりください。」と言うのももっともなこと。製造者責任やらなんやらと面倒な時代でもありますし。
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私が実験的に保存しておいた一本を先日開けました。
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11年前(2002年)に瓶詰めされた大吟醸です。
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たまたまお酒好きの方々が集まる催しがありましたので 皆さんに味をみていただきました。
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やっぱり日本酒はすごいです。
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