72. 音に聞く 高師の浜の あだ波は
かけじや袖の ぬれもこそすれ
祐子内親王家紀伊(ユウシナイシンノウケノキイ)(平安時代中期)
「有名な高師の浜の波は、寄せたと思えばすぐに引いてしまう浮気な波、そんな波のようなあなたには思いをかけません、袖がつらい涙で濡れては困りますから」
この歌は恋をテーマにした歌合せで詠まれた歌で、その時紀伊は70過ぎのおばあさんだったようですが、この歌で相手には勝っています。
72. 音に聞く 江上の浜の 教会は
できれば世界 遺産こそなれ
音に聞く・の・の・は・の・こそ 10字 同じ
亜熱帯をイメージする木々の間から見える白い江上教会は、可愛くてかっこよく、まあ奈留島一の観光名所かもしれませんが、数軒の信者さんが守っているのもそろそろ限界のようで、奈留教会の信者さんもよく手伝いに来られているようです。
昨年のユネスコ世界遺産候補の選考会では、なんか政治の力で横から突然入ってきたような「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」に負けてしまいましたが、多分今年は江上教会も含まれている「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が登録されると思います。
そんな思いもこめて詠われた、リズミカルな佳作です。
返事
花水木さん:ちゃんと焼いたお餅の入ったぜんざいが一番美味いですね。
NHKBS火野正平の「心の旅」今週は静岡県、千本松原の動く画を観ていたら、
花水木さんの写真にそっくりで、行った所のような気になって観ています。
大雪男さん:チョーコーのあまり甘くない方の醤油を、
家内に買ってもらったので試します。
喜珍さん:今は麻雀の力より、孫に顔を忘れられる恐武Sの力ですかね。