島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首74

2014-01-23 | 奈留島百人一首
 
 74. 憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ
            激しかれとは いのらぬものを                          
 
                         源俊頼朝臣(1055~1129)  
 「私に冷たいあの人の心をそよ風のように吹き寄せてほしいと、初瀬の長谷寺の観音様にお願いしただけで、初瀬からあんなに激しく冷たい風が吹いてくれとは祈らなかったはずですよ。」
 もひとつ訳が難しい、「祈って損した」と言う思いなのですか?  「いつまでも冷たいなあ」と彼女を恨んでいるのですかね?
 源俊頼の父は、三船の才と讃えられた71番作者の大納言経信で、子供には85番作者の俊恵法師がいます。
小倉百人一首に親子で選ばれているのは15組以上ありますが、3代続いて選ばれているのはこの組み合わせだけのようです。
 
 74. 受かりける 人が喜ぶ 奈留高校よ
            激しいとまでは なかったものを 

                     うかりける・人・よ・激し・は・ものを  15字 同じ
 奈留島は小中高一貫教育、でも義務教育ではない高校は、やっぱり選抜試験があります。
それでも定員割れでもあるので、激しい受験戦争もなく受験生全員が合格しているのだと思いますが、奈留島は昔から教育熱心で高校生徒が少ない割には、皆がよい就職やよい専門学校・大学に行けているようです。
 写真は数年前の入学式の奈留高校正門前の朝、門を入って左手すぐに、有名なユーミンの「瞳を閉じて」の歌碑があります。

     返事
大雪男さん:孫の行事への参加は、まだ考えていなっかったですね。
福山市さん:全国男子駅伝、実際を観に行かれていたのですね。
    感受性は男女共同じだと思いますが、どこの妻も年とった夫には厳しいですよ。
花水木さん:犬を飼ってから、他の犬も可愛く見え出したように、
     自分に孫が出来てから、孫と同じぐらいの他人の子も可愛く見え出しましたが、
    わが子の時はそんな風に見れなかったので、これもそれもやっぱり単なる年のスイッチのせいですかね。
コメント (1)
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