島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首76

2014-01-27 | 奈留島百人一首
 
 76. わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの
               雲居にまがふ 沖つ白波

法性寺入道前関白太政大臣(ホッショウジノニュウドウサキノカンパクダジョウダイジン)(1097~1164)
 作者は保元の乱(1156年)の勝者藤原忠通(フジワラノタダミチ)のことで、百人一首の中では一番長い名前になります。
 「大海原に舟を漕ぎ出して遙かかなたを眺めると、白い雲と見違えるばかりに白い波が立っています。」
 
 76. 宮ノ浜 仰ぎて見れば ひさかたの                               綿アメにまがふ 沖の白雲 
               の・は・ぎ・て見れば・ひさかたの・にまがふ・沖・白  20字 同じ
 奈留島ではほぼ唯一と言っていい海水浴場の宮ノ浜、年とったせいか来た頃ほどは、夏にここを訪れて泳ぐことも少なくなりましたが、東屋からボーと海を眺める時はあります。
 海の上には入道雲は出来にくいのか、モクモクと上昇大きくなる入道雲の姿を、奈留島では見ないような気もしますので、かろうじて綿アメに見える雲の姿を詠いました。

    返事
大雪男さん:奈留島でもたった数軒の為の防波堤作りで、
    自然も金も無くなる矛盾を感じる時はあります。
    その家を全部移築したほうが、安くついて自然も壊さず、皆の幸福になるような気がするのは、
     地元人でない私のわがままですかね。
花水木さん:何十年も経っても、何とか魔法が解けないように、
    私は頑張ってるつもりですが、 家内は完全に正気に戻っているようですね。
コメント (2)
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