ウイーンの午後はフリータイムです。
暇人夫妻は、昼食時同席して仲良くなったMさん(暇人夫婦より、少しお姉
さまで、今回ツアーの唯一の単独参加者です)とご一緒します。
このかたのキャラは個人的には嫌いではありません。失礼を顧みず、紹介
しますと、
①往路の飛行機に忘れたマフラーを、帰路の飛行機で回収する。
②ホテルの朝食時にご自分の部屋のキーが行方不明になり、観光中の昼食時
にご自分のバッグの普段は使わないポケットから見つける。
(連泊で 良かった、良かった)
③ユングフラウの展望台で落とした手袋の片方を、他社の日本人ツアーのTC
から、登山列車の駅で回収する。
④アイリッシュコーヒーとアイスコーヒーを、勘違いしてオーダーする。
(しかも2回)
ま、これらについては、暇人も他人のことは言えません。それについ
ては、おいおいに恥を忍んで書いていきます。
フリータイムに、回ったのは
①ヴォテイフ教会
電線が、うるさく写ってしまってすみません。
◆その内部のステンドグラス
②王宮
◆その食器コレクション展示の一部
◆王宮前広場の観光用馬車
失礼な落し物がないように、尻尾の下に袋をぶら下げています。
◆アイスコーヒー風クリームコーヒー
歩き疲れて、冷たいものでも飲もうといいうことになり、オープン
カフェに入いります。
メニューの写真を見て得意の指差しオーダーをしましたが、出てきた
飲み物には角砂糖がついているではありませんか。
オーストリアでは、アイスコーヒーに砂糖を入れるんかい?と当然
思いました。
でも、これは、ホットコーヒーにクリームを浮かしたものだったのです。
③モーツアルト像
④楽友協会
ウイーンフィルの活動本拠地です。
ニューイヤーコンサートで有名ですね。
ウイーン少年合唱団の公演も良く行われる音響効果の優秀なホールです。
⑤バートーベン像
⑥ウイーンの街並
最後の1時間は路面電車による、旧市内一周です。(乗換はあります)
一番の問題である、ホテルへの帰りは、自分で勘と経験と度胸と勢いで帰
るか、若しくは、TCさんが7PMに指定場所へ来れば、同行で帰りますと
言ってくれたので、それに合流するかです。
18時40分位になり、オペラ座近くの”スパー”(日本にもあるスパーの
チェーン店みたいです)
で夕食の買い物をして行くか、指定場所へ急ぐかを悩みましたが、食物を
優先して正解でした。
我らがTCさんの神々しいお顔が店の中に見えるではありませんか。
”ラッキー”なんてもんじゃないですね。
結局、25人のメンバーのうち、半分くらいの人が揃って、TCさんに
引率されて無事ホテルに帰ることができました。
やれやれです。
閑人夫妻は、最悪の場合、地下鉄の駅からTAXIで帰ろうかなんて考えて
いたのです。
しかし、ド郊外の地下鉄のターミナルには1台のTAXIの影も見当たり
ませんでした。
バス停の場所も、勿論わかりません。
単独で帰ろうとしていたら、きっと迷子になったことでしょう。