《ヨーロッパツァーで思ったこと》
①日本人の喫煙人口は減ったなと思う
海外旅行に行き始めた10年位前は、ツァーに出ると男性の半分は
喫煙していたと思います。
今回は全参加者25名中で、煙草を吸われるのは御一人だけでした。
かくいう小生も2年半前までは、喫煙歴40年のヘビースモーカー
でした。
アジア諸国、ヨーロッパへ行くと、国を問わず良く吸っていると
思います。特に、若い女性の歩行喫煙がけっこう眼につくのです。
②パリの地下鉄
前回フランスへいってからの約1年半の間に、パリの地下鉄は1.6
ユーロから1.7ユーロに値上げされたようです。
窓口の係員に、前回の時の切符を出してもう使えないかと尋ねたら、
なにかの機械に切符をかざして調べてくれて、「OK。使えるよ」
とのこと。
というわけで先回の旅行で一枚だけ残っていた(ていうか、 残して
いた奥もすごいと思った)地下鉄の切符も活用できたのでした。
③もうひとつパリの地下鉄ネタを・・・・・
地下鉄の駅によっては、入口に券売機も勿論係員窓口も無いものが
あります。
勿論、他の入口に回ればあるのですが。
ソルボンヌ大学の傍の駅がそうでした。 主たる利用者が学生で、
その殆どが定期券だからかもしれませんけどね。
地下鉄は一枚の切符で一日全線フリーなので、一日分の必要枚数を
最初の駅で確保しておくことをお勧めします。
④添乗員さん
基本的に旅行社を問わず、海外旅行の添乗員さんは優秀だと思います。
お人柄もいい方が多いし、よく勉強されています。
何か相談すると、本当に親身になって対応してくれました。
⑤ヨーロッパの落書き
パリなど、あれだけ街の景観を保つのに、神経を使っているのに、
壁の落書きにはなぜ対処しないのでしょう。
さすがに観光地には少ないけど、ちょっと郊外にでると酷いものです。
そういえば、ウイーン・ザルツブルグ・ユングフラウでは、落書きは
殆ど見た覚えがありません。
⑥治安
カメラや荷物の持ち方が悪いと、ひったくりの被害に遭うかもと、
駅の従業員(それも、売店の人など)が2回注意をしてくれました。
(ジュネーブとパリで各1回)
日本と比べると治安が悪く、スリ、カッパライ、ヒッタクリ、置き引
きなどが多いのに、日本人はどうも無防備に見えるらしいです。
小生は、カメラを手に持つことが多いのですが、首から掛けろと
教えられました。
⑦スイスのトイレ
ヨーロッパのトイレは数が少なく、しかも原則的に有料です。
日本は、有りがたい国です。
スイスの観光は主要産業の一つなのですから、せめてスイスだけでも、
トイレの無料化を図ってはいかがですか?
特に、高速道路のサービスエリアのトイレは。
ユーロ圏が広がるにつれ、個別の通貨に両替するのも結構面倒くさい
のです。スイスフランに沢山両替しても後で困るし。
スイスでもユーロが使える場所も有りますが、どちらにしても
観光立国を目指すなら、トイレ問題は検討するべきだと思います。
⑧ユングフラウの印象
ヨーロッパの王侯、貴族の莫大な財力、宗教の強大なパワーにはいつも
圧倒されますが、ユングフラウを見ると、人間の力なんて大自然に
比べると、いかほどのものでもないとの感を強くします。
日本の震災、津波もそうですが、自然に逆らわず、生かして頂くと
いうくらいの気持ちでいたほうが、間違いないようです。
以上、思いつくままに書きつづってきました。
長々とお付き合いいただきましてありがとうございます。
ヨーロッパ4ケ国旅行シリーズは、これで終了とします。
閑人 敬白