南アルプス『光岳～聖岳縦走』2 日間で83,000 歩

先週は山をお休みして申し訳ありませんでした。(笑)
大気の状態が不安定な日は基本的に山に行かないようにしています。山はお天気が良い方が楽しいですからね(^^)
で、今週は先週の分まで頑張らないとならないと思って、かなり厳しい計画を実行しました。
山が好きな人はよくお分かりだと思いますが、場所は南アルプス最南部に位置する『光岳～聖岳』を易老渡から登り尾根を伝って周回するコースを歩きました。
普通は3日かけないとかなりツラいルートです。前日に登山口までの林道が交通規制がどうなっているか確認したところ、なんと今年は時間規制もないということでした。
なぜそんなことを気にするかと言いますと…
まず光岳(てかりだけ)は、いちど進みたい方向とは逆に大きく下ってから登り返すという非常にツラいものでして、距離も長く一般的には山頂付近の小屋で一泊してから下山するか縦走に入ります。
聖岳(ひじりだけ)に行くには当然、また登り返してさらに幾つもの大きな山を越えて行かなければなりません。GPSのログによると、２日間で5,550m登ったとありました。歩数は83,000歩だったようです。
今回は屋久島に一緒に行った(登った)仲間の１人を誘ってみました。『光岳と聖岳、２日間でやらない？交通規制が無い今がチャンスですぞ～(笑)』と。
彼は『前の晩に、UFOが来て僕に似た宇宙人が南アルプス縦走行くのだ』と言われて連れ去られる夢を見たというのです(笑)。
そこに僕から同じ山域のお誘いがあって、これは神のお告げだ…と思ったんだとか。何を置いてでも、行かなくてはならないと思って来てくれたというわけです。
前の晩に彼の自宅付近まで迎えに行ってから登山口に入ったら、なんとすでに出発しなければならない時間でした。お互い運転を交代しながら、ほんの少し寝ただけのスタートです。
ところが僕、車の中の荷物を降ろした時に、間違って冬靴を残してしまったのです。冬靴は保温性も高く(この時期は暑い)、アイゼンを付けるため固く重いのです。これで今回の長すぎる距離を歩き切れるか心配です。ま、嘆いても仕方がないのでこれで行きます。
結果なんとか頑張ったんですけど、指先が曲がらないので、足が擦れて痛くなりました。でも、2人揃ってこの難関をやり切った喜びはひとしおでした。朝4時半から歩き続けて、18時半までひたすら歩く。さらに翌日も4時から17時まで歩きまくる。南アルプスはでっかいです。
温泉入って、蕎麦食べて焼き肉丼定食まで食べてしまいました(笑)。