先週に引き続き、八ヶ岳山麓スーパートレイルの続きを歩くことにしました。
午前7時の約束で「尖石縄文考古館」の駐車場にお迎えを頼みました。
八子ケ峰に上がる白樺湖ロイヤルヒルスキー場からのルートは、このようなボウボウ状態が続いています。
普段は展望の良いところ⋯ なはずですが、今日はこれでした。
下山道は静かでした。
今日のゴールは「尖石縄文考古館」です。
猛然と腹へりへりはら。
前回は白樺湖から車山、八島湿原を周回できるコースでしたが、今回からはいよいよ八ヶ岳の山塊を巡る軌道に入ります。
前夜発21時40分、ちょっと遅くなっちゃいました。
なんせ4時間はかかりますから、単純に考えても到着は午前2時近くになりそうです。
色々作戦練ってみましたが、結局タクシー使いました。
八ヶ岳周辺は「アルピコタクシー」が網羅しています。アルピコさんは登山者の強い味方ですよね。
24時間営業ですよ。
以前、赤城山周辺のタクシー会社3件に断られた経験のある者としてはアルピコタクシーは神対応でした。
午前7時の約束で「尖石縄文考古館」の駐車場にお迎えを頼みました。
ここから前回の終着地点「白樺湖大門峠にほど近いトイレ」まで乗せてもらうつもりです。
本当はバスを使おうかなと思いましたが、コロナウイルスの事もあるし、八子ケ峰の山頂付近でゆっくりしたかったので早く行動を開始できるタクシーにしました。
今日の白樺湖周辺は曇り時々小雨です。
風もあるので先週とは大違いの涼しさでした。
寝ていてもタオルケット一枚では寒く感じました。夏も終わったんですね。
周りの山々はどっぷり厚い雲に覆われています。その中に入ると雨になるのかな。
天気予報もタクシーの運転手さんも今日は晴れそうだと言っていましたが、それは下界のことで、山頂付近は一日中雲の中になっていました。
八子ケ峰に上がる白樺湖ロイヤルヒルスキー場からのルートは、このようなボウボウ状態が続いています。
面倒ですがカッパのズボンだけ履きました。
標高が上がるほど風が強くなり、時折ザーっときます。
スキー場のゴンドラ降りばに入ってうまくそれをやり過ごすと程なく八子ケ峰山頂です。
ここはしらかば2in1スキー場のゲレンデトップです。
普段は展望の良いところ⋯ なはずですが、今日はこれでした。
たぶん下界はマシな天気だと思いますが。
東峰を過ぎると「ヒュッテ アルビレオ」があります。コロナのため営業を休止しています。
このあたりで空身(荷物を持ってないこと)のご夫婦と思しきお二人とすれ違いました。
そうです、蓼科山女神茶屋駐車場から20分で来れるところです。
僕は「信濃自然遊歩道」に入り蓼科湖方面に行きます。
そこで、年配の登山者とすれ違いました。
ちょっと身体がふらふらしているように見えましたが、この人どこから登ったんだろう⋯ 信濃自然遊歩道使ったとすれば登りに2時間はかかるはずなのですが、登山口には車もなかったし。
下山道は静かでした。
天気が良ければもっと緑を感じられたかと思うとちょっと残念です。
やがて蓼科湖が見えてきました。
観光地ですね。
いきなりお店やホテルが現れました。
湖畔の木道を歩いていきます。
蓼科湖を越えると人は急にいなくなりました。
ゴルフ場の脇を抜ける頃にはすっかり天気も晴れて、ジリジリした日射しが照りつけるほどです。
今日のゴールは「尖石縄文考古館」です。
時間もまだ早いので、中を覗いてみることにしました。
平日でもそれなりに人が来ていました。
それでも近くのスーパーに比べればガラガラです。
規模としては小さめですが、これだけの出土品を集めるのは大変だったと思います。
むしろこれだけの量が出た事がすごいです。
中には当時のピアスもあって、驚きました。
大きいものだと直径10cmほどもありました。
縄文の湯に向かいます。
名前と連絡先を記入して入館し、手早く汗を流して出ます。
お風呂は縄文土器を象った吐湯口からお湯が出ているだけで、他は普通の温泉施設でした。
猛然と腹へりへりはら。
今日も蕎麦だ! と決めています。
帰り道を検索して走り始めると、地元の直売所がありました。「たてしな自由農園」といいます。
ちょっと入ってみると、あるある珍しいものから定番のものまで。なかでもぶどうや桃、りんごなどの新品種が並んでいました。
僕は「雄宝(ゆうほう)」という糖度17度以上の新品種を買いました。
他に女房にワインと日本酒、極めつけは「いなごの甘露煮」の缶詰をお土産に。
いなご、食べたことないらしく大変興味を持っています。
僕? 僕は食べないですよ。
そして、スマホで画像を女房に送りながらのリモートショッピングは終了しました。
残念ながら高速道路のインターチェンジに着くまでに蕎麦屋はなく、サービスエリア内での食事が決定しました。
最初にあったサーヒスエリアに吸い込まれましたが、残念ながらフードコートしかなく、お客さんがいなかったので泣く泣く座りました。
メニューの写真に蕎麦は温かいものしかなく、券売機の一番下にかろうじて「もりそば」と書いてありました。
迷わずそれを押しました。
や、や、やっちまいました。
久しぶりの大ハズレを引きました。
こんなにマズいのはそうは無いです。感動しました。
ま、こういうこともあるから面白いと言えますね。
歩行距離 20.6km
累計標高差 +914m
所要時間 5時間50分
31,300歩