『雨でも、雪でも、部屋の中でできる世界に誇れるテレビ体操のススメ』
『可動域の微減少は素直に受け入れる、なんてったって「傘寿プラス」』
昔流にいうラジオ体操は、朝陽を浴びて、公園・校庭などで、毎日又は週末にやるのがベストでした。 最近はコロナ禍もありますし、体のご不自由な方や、お年寄りも居りますので、毎朝6時25分~35分までの10分間で『みんなの体操』と、『ラジオ体操第一or and ラジオ体操第二』をお勧めします。
『一番重要なことはこの10分間で、普通の運動や仕事では使わない部位を含め、満遍なくあらゆる部位を動かしている感覚がします。 更に欲を言えば、テレビ体操の後に、できる人は「しゃがむ、そして立ち上がる」を数回やること、この運動で散歩中の疲れによる軽い腰の鈍痛もとれます。』
『傘寿真っただ中に、もう一つ需要なことが解りました。 知らぬ間に「老人性ちょこちょこ歩き(パーキンソン歩行)・小刻み歩行」になっていました。 気がついたことは、少し歩幅を大きめにして、踵(かかと)着地、そして「足の五本指で履物をグリップ」を意識しながらの歩行することです。』
ウェブ情報にもありました。 刺激的なタイトル『ボケたくなければ「大股で歩きなさい」』と。
表題に戻ります。『素晴らしいテレビ体操「みんなの体操とラジオ体操第一・第二」』には、これほど万能な効能があることは、『傘寿』直前に気が付きました。
- 自分の体の部位の可動域の変化(拡大・維持・減退)を意識しながらできる。
- 自分の手足のみならず、体幹・胴体部分(具体的には胸、背中、腰回り、腹筋、尻はすべて体幹の構成要素)もゆっくり鍛えられる。
- シニアでも、後期高齢者でも無理せずに、いい塩梅の運動量の動作ができる。
ラジオ体操のルーツは、1923年に、ラジオ放送による健康体操がアメリカの生命保険会社で行われた。 日本のラジオ体操第一が1928年に、ラジオ体操第二は1932年に、みんなの体操は1999年に制定、開始されています。
ラジオ体操の普及状態の調査は、国内は2013年、海外は2014年に実施されています。 報告書は斜め読みしましたが、いろいろな環境・背景があり難しい課題もありそうです。
素晴らしいとは分かっているものの『継続は力なり』とか『習慣化』はなかなかできないことがありますので、その素晴らしさを探してみました。 特に素晴らしいのは、『みんなの体操』です。
ラジオ体操第一、または第二の準備体操のように始まる『みんなの体操』ですが、短時間、たった5分間で満遍なく体を動かせます。 みんなの体操は、ラジオ体操第一とラジオ体操第二の準備体操と言われることもありますが、みんなの体操の中にはかなり筋力の必要な動きもあります
とにかく、この合理的な解説を見てください。 動画ではありませんが、解説と動きが一覧できますと同時に動画にはない『効果や ワンポイントヒント』が図解されています。
<図解>みんなの体操・立位|かんぽ生命の引用
❶手と腕の運動
- 末梢部から徐々に運動刺激を与える。 その効果;
リフレッシュ効果
肩こり予防
- コツ:
ゆったりとした音楽に合わせて動作を止めないように
❷胸の運動
- 深い呼吸とともに良い姿勢をつくる。 その効果;
正しい姿勢づくり
肩こり予防
呼吸機能アップ
- コツ;
腕を伸ばしてしっかりと背すじを伸ばしましょう
❸上体ゆすり運動
- 血行を促進しながらリズム感を養う。 その効果;
血行促進
内臓器官働き促進
リズム感アップ
- コツ;
肩の力を抜いてリズミカルに動きましょう
❹首の運動
- 首から肩にかけて血行を促進する。 その効果;
首の疲労回復
肩こり予防
リラックス効果
- コツ;
首の動きにつられて肩が動かないように
❺突き出し運動
- 全身の瞬発力を高める。 その効果;
瞬発力アップ
リズム感アップ
- コツ;
運動の強弱を意識し、腕を突き出す動作は力強く
❻脚・腰の運動
- 脚・腰の筋肉を強化する。 その効果;
腰痛予防
筋力アップ
正しい姿勢づくり
- コツ;
背を緊張させるように、胸を張ったまま上体を前に倒す
❼腕と脚の運動
- リズミカルな動きで全身の調整力を養う。 その効果;
消化器官働き促進
リズム感アップ
リフレッシュ効果
- コツ;
軽快な音楽に合わせて楽しく動きましょう
❽深呼吸
- 体を平常の状態に戻す。 その効果;
呼吸機能アップ
リラックス効果
疲労回復
- コツ;
深い呼吸を意識してゆったりと行いましょう
最近は、『世界に冠たる日本の・・・』がずいぶん減ってきています。 切歯扼腕している方々は大勢いらっしゃると思います。 表題『素晴らしいテレビ体操「みんなの体操とラジオ体操第一・第二」』―「雨でも雪でも、部屋の中でできる、世界に誇れるテレビ体操のススメ」―は、将に世界に誇れる、みんなの健康維持・促進のための『軽い運動』『手軽な運動』だと思います。
ラジオ体操は、直線的な動きより、回転運動の多い、動的ストレッチで、理想的な、運動です。 これに『ヨガ』に薦める、胎内又は体内時計のリセットには、ベランダの朝日と鉢植えの花木で十分?。
マインドフルネスのこと、過去・未来を考えずに、『今のこと』に集中すると脳が休まる。 食事もじっくり見てから、ゆっくり嚙みながら、考えながら食べる。 散歩も、100から7を引き計算を、声を出してやれ。 自分も散歩中に膝の関節に酸素が送られるのを感じながら歩く。 等々いろいろあります。 傘寿が遅ればせながら『ツーレート』などとは言わずに頑張っています。
(記事投稿日:2020/10/10、 最終更新日:2024/06/24、#234)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます