知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『海外の思い出 7(カニのこと、ヤシガニとキングクラブなど)』―熱帯・亜熱帯国に住んだがヤシガニを食べる機会がなかった!―

2021-01-23 17:10:18 | 外国

       『海外の思い出 7(カニのこと、ヤシガニとキングクラブなど)』      

          ―熱帯・亜熱帯国に住んだがヤシガニを食べる機会がなかった!―

 

昔、お世話になった会社の仕事柄、お陰様で、海外の訪問した国は、カリブ海のセント、キット島(正式名称; フェデレイション・オブ・セイント・クリストファー・アンド・ニィヴィス)を含め28ヶ国になり、長期滞在(駐在・出張)した国は4ヶ国になり、貴重な体験をさせて頂きました。 

 

このカリブの島、セント、キット島は、カラーTVのSKD(セミノックダウン)、トリニダード・トバゴ向けビジネスの中継基地で、出張訪問機会がありました。 サトウキビと牧畜が産業でしたので、エビ・カニ期待に反して、ビーフを食べる機会が多く、エビ・カニには、残念ながら巡り合えずでしたが、美味しい牛肉を堪能できました。

 

エビ・カニ(どちらも『エビ目』)は大好きですが、ヤシガニは、ルックスの所為か、食する機会がなかったので、なんとか、近いうちに味わってみたいと思っています。 エビとカニの一番の違いは「カニの尾は極端に短いこと」です。 「カニに尾なんてあったかな?」と思われた方もいるでしょう。 実は、カニの裏側にある三角の部分が尾なのです。 品のない表現ですが、『カニのふんどし』とも呼ばれるこの尾の部分は、非常に『美味で珍味』だといわれます。

 ウキペデイアから引用

コロナで引き籠りで、退屈していましたので、カニとエビの関係を少し調べてみました。 エビは進化の過程で、3種類(エビ・カニ・ヤドカリ)に別れたと言われます。  つまり、足が10本の甲殻類の中で、襲われないように殻を硬く、おなかを短くしていったのが「カニ」ということです!

 

ウキペデイアから引用

 

エビの特徴

十脚目の甲殻類の総称。 頭部には、歩脚5対と触覚2対を持ち、遊泳脚5体を腹部に備えているのが特徴的。 深海から河川、淡水といろいろな場所に生息。 サイズもカニと同様にさまざま。 エビには泳ぐものと歩行するものがいます。 泳ぐエビにはサクラエビや車海老、歩行する海老はザリガニや伊勢エビが。

 

カニの特徴

十脚目短尾下目(たんびかもく)の甲殻類の総称。 世界中に幅広く分布し、河川や深海にも生息。 大きさはさまざまで、数mmから最大3ⅿを超すカニまでいます。 食用としてとても人気が、缶詰などの加工品にされたり、そのまま調理して食されています。 

 

ヤシガニ

軟甲綱十脚目オカヤドカリ科に分類される甲殻類。 本種のみでヤシガニ属を構成する。 陸棲甲殻類のみならず陸上生活をする節足動物全体から見ても最大種で、体長:30~40cm 全長が1mを超える個体もある / 体重:3~4kg。

ウキペデイアから引用

 

ヤシガニのユニークなところは、沢山あります。

❶幼生は28日ほど海中をただようが、その間に大部分は他の動物に捕食される。その後海底に降りて他のヤドカリの仲間と同様に貝殻を背負ってさらに28日ほど成長を続けながら海岸を目指す。上陸後は水中で生活できる機能を全てを失う。

 

『食物を得るため、または暑さや天敵を逃れるために木を登る』。 これを、ヤシの木に登ってヤシを落とす(これは食べるために落とすのではなく、食べよう通して落としてしまう)この習性を人間が利用した例を記録映画で子供のころ見て感心。 

❸雑食(動物・植物)でなんでも食べる、死肉まで。 

 

タラバカニ(キングクラブ)

カニの王様とも呼ばれているタラバガニ、タラの漁場でよく網にかかっていたことからこの名前がつきました。 タラバガニ・アブラガニ・イバラガニ・花咲ガニは、分類学上はヤドカリの仲間。 シンガポールでは、スリランカキングクラブと呼ばれ『チリクラブ』と並び『ボイルドクラブ』も絶品(個人的主観)です。 三人家族で2.5~3㎏の『ボイルドクラブ』をレモン汁を付けて食べると、あとは何もいりません。 最高の贅沢でよく口癖になってました『カニをご飯代わりに』と、数十年生きた『キングクラブ』を、思わず瞑想でした。

ウキペデイアから引用

 

タラバガニの見た目はカニのように見えますが、メスをよく見ると腹部がクルッと巻いている。 また、足も1本が極端に短いのも特徴です。 これらタラバガニの特徴は、ヤドカリの特徴と一致しています。

 

ズワイガニ(クイーンズクラブ)

西日本を代表する蟹で、『越前ガニ・松葉ガニ』の方が呼び名としては有名、万葉集などにも記述があるなど、なじみの深い蟹です。 ズワイガニは、刺身で食べるととても身が甘く旨い!。 

 

自分は残念ながら、海外生活が長かったころは、この『越前ガニ・松葉ガニ』を食べたことがありませんでした。10数年前に、シンガポールを訪れた義兄一家に、自慢げに『ボイルド、スリランカキングクラブ』をススメ、皆で食べました。 

 

義兄が一言『確かにうまい。 が、本当にうまいのは「越前ガニ・松葉ガニ」だぞ、お前は食べたことがないだろう』と、『質より量』の山男には、腹いっぱい食える『ボイルド、スリランカキングクラブ』も最高と思いました。

ウキペデイアから引用

 

上海ガニ(カニを食べ始めると無口になる、特に上海カニは!)

チュウゴクモクズガニ(中国藻屑蟹、中国名:中華絨螯蟹、英名:Chinese mitten crab)は、日本では一般に「上海蟹(シャンハイガニ)」の名で知られる。 上海、香港などで、秋が旬とされる、重要な食用種。

 

中国で最も知られている呼び名は「大閘蟹」(ダージャーシエ)。 この名で呼ばれている。 語源は、産卵のために下ってくるところを閘(水門)で堰止めて取るためとも、「閘」は煮るという意味の「煠」の訛とも言われるが定かでない。

 

通常の食べ方は、甲羅を下にして、尻側から開いて、まず甲羅の中の内子や蟹味噌を味わう。 甲羅の次に、腹の回りの肉、最後に脚の肉という順序が一般的である。 当然無口になって、一生懸命、カニの肉を殻から取り出して食べるのが普通です。 

 

が、世の中は、格差社会です。 高級料亭や、高級レストランでは、このカニ肉を殻から取りだしてくれるサービスをするところもあります。 半世紀も前のことですが、香港に、『築地の老舗料亭』の支店がありました。 そこでこのスタイルで上海ガニを食べたことがありました。 夢のようなひと時でした。

ウキペデイアから引用

 

ソフトシェルシュリンプとソフトシェルクラブ

ソフトシェルシュリンプは養殖が多いのでポピュラーです。

・ソフトシェルシュリンプとは 体の柔らかい海老

・ソフトシェルシュリンプは脱皮直後のエビのこと

・主にバナメイエビブラックタイガーエビなどが利用されている

 

ソフトシェルクラブ

カニのような甲殻類は、そのままでは成長できない。 そのため、古い殻からいったん体液中にカルシウムを吸収してから脱ぎ捨て、新しい殻がまだ硬化する前に水を吸収してその圧力で膨らみ、カルシウムを新しい殻に戻すことで再び硬化する。この硬化前の段階で調理するのがソフトシェルクラブである。 本当に人間は罪作りな動物です。

 

このような脱皮直後のやわらかい蟹は日本の市場では身の入りが良くなく商品価値の低いものと見なされていたが、アメリカのソフトシェルクラブの影響で新たな商品としての価値付けの試みもされている。 アメリカでは、蟹の水揚げ量量の約半分を占めている。 アメリカで何回か食べたことがあります。 カニを食う面倒さがなく、自分のような横着ものには、最高の料理でした。

ウキペデイアから引用

 

ところ変われば品変わると言いますが、ヤシガニ以上に人間は『いろんなもの、なんでも見つけて食べる』ようで、今更ながら感心しております。

(20210123纏め #278)


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