『花の世界 16(乙女椿=椿の千重咲き、花にも人工の造形美が?』
『カービングの様に相似形のまるい花びらが半球形に整然と並ぶ』
『日本牡丹は八重、千重、万重と分類されるが、それに堂々と比肩』
先ずは、花の日本代表5選!『日本の花』と呼ぶに相応しい品種を調べました。
日本の花の代表5選の4番目に椿、椿は2200種以上も、日本人の観察眼は凄い。
1位 桜(桜)
2位 菊(キク)
3位 梅(ウメ)
4位 椿(ツバキ)
5位 藤(フジ)
よく散歩する近くの三ツ池公園で、この花をはじめて見たときに樹名板の『乙女椿』の表示に見栄えと樹名に感動、即この一枚を撮りました。 同時に昔、香港で見た『フルーツカービング』を思い出しました。 カービングのモデルには、まさにピッタリの『相似形のまるい花びら』の乙女椿(開花時期は2月から5月)です。
乙女椿はツバキ科の常緑広葉樹で、一般にはピンク色の椿の代表品種として知られており、数ある椿の種類の中でも人気が高い園芸品種でもあります。 耐寒性に優れ、あまり背が高くなりません。 その性質と誰からも好まれる可憐で美しい姿から、公園や庭園、生垣などによく植栽されています。
椿の種類
椿は日本原産の花木で、日本の品種数は2200種以上もあります。 椿は日本から世界に広まり、世界の品種の数は6000種を超えるといわれています。
乙女椿は八重咲きの中輪種で、まるい花びらが重なり合い、美しく咲きます。 一番の特徴として、椿の特徴である黄色いおしべが見えないことがあげられます。 花色はピンク色が一般的ですが、紅色や白色、紅白絞りの品種も存在します。 葉は淡緑色が美しい照葉で、大きさは他の椿に比べると小さい。 生長はやや遅く、葉が密生してこんもりとした樹形に育ちます。
乙女椿の名前の由来は諸説あります。 実を結ばないことが、婚姻前の乙女を思わせるからという説、愛らしい花形が美しい乙女を連想させることから乙女椿と呼ばれるようになった説、江戸時代、他藩に出回らないように門外不出とされたことから「お止め椿」と呼ばれていたのが転じて「乙女椿」になった説が有名です。
乙女椿のソープカービング
ウエブ情報から引用
ソープ・フルーツ・ベジタブル カービングの題材にされる自然・人工の両方の造形美を持った乙女椿です。
(記事投稿日:2023/10/27、#696)
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