『日本語のこと 2(通い詰めている地元の市立図書館で見つけた本が、金水 敏氏編集のミネルヴァ書房刊「よくわかる日本語学」)』
『この難しい言語「日本語」を難しいと言わずに、解析! 国の数では、ほぼ、表音文字が大多数の地球上で、表意文字・漢字と、表音文字の平仮名+片仮名+ローマ字の混合で発展した日本!』
ウエブ情報から引用
地球上で一番難しい言語は『日本語』ではないでしょうか。 なぜなら『表意文字の漢字と、表音文字の平仮名+片仮名+ローマ字+略語』と、『新聞読むのに苦労する、「カタカナ英語」と「英語略語」の氾濫』があります。
さらには、このようなウエブ情報も見つけました。
『日本の書籍や雑誌、テレビ番組の字幕で中国人名の現地読み(中国語読み)がよく使われている。 ニューズウィーク日本版でも例えば、習近平にシー・チンピンとルビが振られている。 ところが、この現地読み、在日中国人にとっては悩みの種だ。 片仮名の表記を読んでも中国語の漢字を連想することが難しく、また日本人がそれを口にしても、何を指しているか分からないのである。 一般的に、片仮名のように音をそのまま表現する表音文字を持たない中国人は、日本人の名前の漢字を中国語で発音する。 逆もしかりで、母音も子音も少ない日本語で中国語の音を表現するのは至難の業だ。 実際、中国人がパッと聞いて分かる片仮名表記はほとんどないだろう。相手に伝わらないのであれば、何の意味もない。しかもこの片仮名表記、各社で統一されているわけでもない。 シー・チンピンもいれば、シー・ジンピンもいる。 これでは、ただでさえ分かりにくい中国人の人名表記がさらに分かりにくくなる。 在日中国人にはなかなか頭の痛い中国人名の表記。日本の皆さんはどう思われますか?』
『カタカナ中国語の「シー・チンピン」もダメだけど、習近平(しゅうきんぺい)はもっとダメです。 日本においてこのような変化が現れるようになったのは、「習近平(しゅうきんぺい)」方式が国際社会において全く機能しなかったからです。 海外留学経験者であれば、外国人と中国関係の話をすることが絶望的に困難であることを思い知らされていると思います。』
中国語圏・漢字語圏とスペイン語圏の20年以上も住んで、生活した傘寿+3爺にとっては、しみじみと思う、日本語は『表意文字の漢字と、表音文字の平仮名+片仮名+ローマ字+略語』と、『新聞読むのに苦労する、「カタカナ英語」と「英語略語」の氾濫』する ”日本人にも” 難しい言語です。
そんな時、国会図書館通いから足が遠のき、通い詰めている地元の市立図書館で見つけた本が、金水敏氏編集のミネルヴァ書房の『よくわかる日本語学』でした。
本書は、日本語学・国語学を専攻する大学生、またひろく一般読者に向けて書かれた、日本語学の奥深く豊饒な世界を堪能できる入門書。 具体的な例をあげ、日常生活に潜むことばの法則を読み解く。日本語の定義から始まり、音声、形態、語彙、統語・意味、表現、言語行動、日本語史まで、第一線で活躍する執筆陣が、それぞれの項目について研究の最前線のエッセンスをやさしく、楽しく学べるように解説。
[ここがポイント]
◎ 日本語学関係の諸分野(日本語学、言語学、方言学、日本語教育他)を専攻する大学生、関心を持つ他分野の研究者や一般読者に、日本語・言語研究の面白さと言葉の不思議さを伝える
◎ 第一線で活躍する研究者が、それぞれの項目について研究の最前線のエッセンスをやさしく、楽しく解説。
[ここがポイント]
◎ 日本語学関係の諸分野(日本語学、言語学、方言学、日本語教育他)を専攻する大学生、関心を持つ他分野の研究者や一般読者に、日本語・言語研究の面白さと言葉の不思議さを伝える
◎ 第一線で活躍する研究者が、それぞれの項目について研究の最前線のエッセンスをやさしく、楽しく解説。
詳しくは、『よくわかる日本語学の目次』(タフな内容ですが時間をかけて読んでみようと思っています。)
はじめに
1 日本語の定義
1 標準語・共通語
2 日本語が話される地域
3 日本語の話者
4 日本語の方言・日本系言語
5 日本語の近隣の言語
2 音声・音韻と表記
1 音声・音韻概説
2 母 音
3 子 音
4 音節構造(シラブル・モーラ)
5 日本語のアクセント
6 イントネーション
7 日本語の表記
3 形態論
1 動 詞
2 形容詞
3 名詞述語・形容動詞
4 語彙論
1 語 種
2 和 語
3 漢 語
4 外来語
5 混種語
6 品詞と語彙
7 オノマトペ
8 指示詞・代名詞
9 新語・流行語
5 統語論・文の意味論
1 統語論概説
2 語順とかき混ぜ・省略
3 主節と従属節
4 条件節
5 連体修飾節・準体節
6 格と格助詞
7 主題・焦点
8 動詞文
9 形容詞・形容動詞文
10 名詞述語文
11 取り立て
12 受身文
13 自発・可能
14 使役文
15 アスペクト
16 テンス
17 ムード・モダリティ
18 終助詞と文末イントネーション
19 疑問文
6 文章・文体・表現論
1 口語体と文語体
2 話し言葉と書き言葉
3 位相と位相差
4 話し言葉・書き言葉のスタイル
5 役割語とキャラクター
6 ヴァーチャル方言
7 やさしい日本語
7 言語行動・社会言語学・応用日本語学
1 敬語とポライトネス
2 命令と依頼
3 さまざまなヴァリエーション
4 言語変化
5 方言と共通語化
6 日本語教育
7 国語教育
8 日本語の歴史
1 日本語の起源・系統
2 日本語史の時代区分
3 古代日本語の資料
4 中世日本語の資料(キリシタン資料)
5 中世日本語の資料(キリシタン資料以外)
6 近世日本語の資料
7 近代・現代日本語の資料
8 音声・音韻の変化
9 表記の変化
10 形態の変化
11 語彙の変化
12 指示詞・代名詞の変化
13 ヴォイスの変化
14 テンス・アスペクトの変化
15 モダリティの変化
16 統語構造,構文の変化
17 敬語の変化
18 文章の変化
19 話し言葉の変化
20 標準語の誕生
1 日本語の定義
1 標準語・共通語
2 日本語が話される地域
3 日本語の話者
4 日本語の方言・日本系言語
5 日本語の近隣の言語
2 音声・音韻と表記
1 音声・音韻概説
2 母 音
3 子 音
4 音節構造(シラブル・モーラ)
5 日本語のアクセント
6 イントネーション
7 日本語の表記
3 形態論
1 動 詞
2 形容詞
3 名詞述語・形容動詞
4 語彙論
1 語 種
2 和 語
3 漢 語
4 外来語
5 混種語
6 品詞と語彙
7 オノマトペ
8 指示詞・代名詞
9 新語・流行語
5 統語論・文の意味論
1 統語論概説
2 語順とかき混ぜ・省略
3 主節と従属節
4 条件節
5 連体修飾節・準体節
6 格と格助詞
7 主題・焦点
8 動詞文
9 形容詞・形容動詞文
10 名詞述語文
11 取り立て
12 受身文
13 自発・可能
14 使役文
15 アスペクト
16 テンス
17 ムード・モダリティ
18 終助詞と文末イントネーション
19 疑問文
6 文章・文体・表現論
1 口語体と文語体
2 話し言葉と書き言葉
3 位相と位相差
4 話し言葉・書き言葉のスタイル
5 役割語とキャラクター
6 ヴァーチャル方言
7 やさしい日本語
7 言語行動・社会言語学・応用日本語学
1 敬語とポライトネス
2 命令と依頼
3 さまざまなヴァリエーション
4 言語変化
5 方言と共通語化
6 日本語教育
7 国語教育
8 日本語の歴史
1 日本語の起源・系統
2 日本語史の時代区分
3 古代日本語の資料
4 中世日本語の資料(キリシタン資料)
5 中世日本語の資料(キリシタン資料以外)
6 近世日本語の資料
7 近代・現代日本語の資料
8 音声・音韻の変化
9 表記の変化
10 形態の変化
11 語彙の変化
12 指示詞・代名詞の変化
13 ヴォイスの変化
14 テンス・アスペクトの変化
15 モダリティの変化
16 統語構造,構文の変化
17 敬語の変化
18 文章の変化
19 話し言葉の変化
20 標準語の誕生
文字がなく、話し言葉であった『大和言葉(やまとことば)』は、古くは和歌や雅語(詩歌)のことを意味したが、現在ではもっぱら日本語の語種(単語の出自)の一つであり漢語や外来語に対するにほんの固有語を指す。 飛鳥時代頃まで大和国や大和飛鳥を中心に話されていたと言われています。
日本語とアイヌ語のルーツをなども思いだしながら、冬の夜長を頑張ります。
(記事投稿日:2024/11/26、#980)
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