『地球上で一番難しい言語・日本語 (公用文では、常用漢字表の漢字使用がルール、更には表意文字の「漢字」と表音文字の「ひらがな・カタカナ・ローマ字・英語と英語の略語・短縮語」も!』
『日本を占領したGHQは「漢字を廃止」、ローマ字に一本化狙いを!』
『昔 GHQだけではなかった「漢字廃止論」が、でも漢字使用継続』
ウエブ情報から引用
日本語学者 今野真二氏の『日本語日記「大きな島と小さな島」』の記事が載っていました。
2024年8月26日から5日間、太平洋の島嶼国、地域とオーストラリア、ニュージーランドが参加する「太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum)」の首脳会議が開催されました。 「日経新聞」の見出しは「島しょ国首脳会議 開幕」です。 「トウショ」を『三省堂国語辞典』第8版(2022年)で調べてみると、「しま。しまじま」と説明されています。 「嶼」が常用漢字表に載せられていないので。
ウエブ情報から引用
『日本語でも中国語でも実際に使用されている漢字は異なり字の総数は数千の単位であって、数万ではない。 字種の数は調査する対象が多方面になり、また数量も多くなれば、当然のことながら増大するが、中国語の場合にはおよそ7,000程度、日本語の場合には5,000程度であって、それ以上急激に増大することはありえない。』
『公用文では、常用漢字表に従って漢字を用いることが定められていますが、固有名詞や専門用語などについては表外字の使用も許容しています(筆者追加;これが、新型コロナウイルス感染症の予防と治療の医療機関での登録手続きが、IT後進国・日本では、大混乱の原因)。 ただし、専門用語等で読みにくいと思われる場合には振り仮名を付けるなどの適切な配慮をするとしています。新聞では、読みやすく分かりやすい記事を書くために、常用漢字表を基に、各社独自の漢字使用の基準を作っています。 この基準は、新聞社などが加盟する日本新聞協会が決定したものを基に、各新聞社で更に検討を加えて作られます。 例えば、日本新聞協会の決定では、常用漢字のうち「虞」「且」「謁」「但」「朕」「附」の7字を使わないとする一方で、表外字である「磯 いそ」「絆 きずな」「哨 ショウ」「疹 シン」「胚 ハイ」の5字を新聞で使用できるとしています。』 やはり、日本語は難しい。
日本語が難しい理由は、以下のようなものがある:
- 漢字や敬語の使い分けが複雑
- オノマトペや方言が多い
- 文字の種類が多い(ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット)
- 主語が曖昧で内容を読み取るのが難しい
- 日本語は英語と文構造が逆である(英語はS+V+Oだけど、日本語はS+O+V)
といわれていますが、昔は、世界に先行した技術・産業・知識等ありましたが、最近は先行しているものが、少なくなりました。 とくに外国と比べて大きなハンデになっているのは、
- 文字の種類が多い(ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット)+ローマ字と外国語)、加えて得意げに作られる新造語・略語(これで無暗に脳細胞に対して脳トレを超えた、年がら年中の酷使)する結果になっています。
因みに、世界の表意文字の使用大国は中国と日本だけです。 中国では表意文字漢字とピンイン(発音記号)の2種類で、IT・AIのトップレベルに駆け上がりました。 何かヒントになりそうではありませんか
毎日、新聞をくまなく見ていると解ります。 『表意文字の「漢字」と表音文字の「ひらがな・カタカナ・ローマ字・英語と英語の略語・短縮語」も!』に加えて、連日の新造語の乱発です。 言語は生きており、成長していると言いますが、傘寿+3には、ついていけないほどです。
(記事投稿日:2024/11/12、#977)
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