『山は美しい 13(高校山岳部初年度63年前の初めての登山が苗場山)』
『最近のことはぼんやりと、昔のことははっきりと、とはいかない苗場山行』
大昔のこと、男子高校でしたので運動部への入部を勧められました。 ひどい運動音痴で、俊敏さにも縁がなかったので、仕方なく山岳部に入部しました。 自分は、その時は知らず、後で知ったことですが、親父は、自分の『山岳部入部』知るや、すぐに山岳保険(山岳遭難捜索保険)を掛けたそうです。
さて記憶のこと、記憶力のことですが、『傘寿真っ只中』の今、つくづくと思うのは『最近のことは「ぼんやり」と、昔のことは「はっきり」と』と思い出すことが多くなりました。
27歳からの海外の駐在経験が、3カ国、20余年になりますので、17歳から始めた登山ですが、回数は少ないですが、自分が、20代でリーダーをやった山行は、『最近のことは「ぼんやり」と、昔のことは「はっきり」と』に違わずかなりははっきりと覚えております。
63年前の、『初めてのおつかい』ならぬ、『初めての登山・苗場山』は、パーティーの中に飲み込まれ、リーダーに頼りっぱなしでしたので、ほとんど記憶に残っておりません。 ぼんやりと残っているのは、
❶小屋泊りの当時合掌造りの山小屋が、今の苗場山登山口の和田小屋か、苗場山頂ヒュッか記憶がありません。
❷山頂の池塘群、初回登頂時には、ガスっており、『天空の大湿原』には見えませんでした。
ウエブ情報から引用
『日本の百名山』『花の百名山』に選ばれ、約4キロメートル四方の広く平坦な頂上と、そこに広がる湿原や高山植物がすばらしい苗場山。 山頂の池塘にはミヤマホタルイやヤチスゲなどが生育しており、その姿が苗のよう見えることから、山名を「苗場山」としたとの説もあり、鈴木牧之の『北越雪譜』にも「苗場山は越後第一の高山なり。 絶頂に天然の苗田あり、依りて昔より山の名に呼なり」と記されています。 また、古くから『稲作の神様』として人々に親しまれてきた信仰の山でもあります。 標高2,145m、歩行時間登り約4時間余、下り約3時間余。
このような素晴らしい苗場山頂『天空の大湿原』をエンジョイ・堪能できるような、『山行』を、できるときに、やり損なった、傘寿には遠い!
(記事投稿日2022/08/30、#567)
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