(写真は、原左都子の16歳愛娘の最新油絵作品 「空間と共存する静物」 )
お盆休みの連休中に手前味噌な記事で大いに恐縮なのだが、芸術家を志している我が16歳の娘の油絵作品を、ここら辺りで「原左都子エッセイ集」に於いて初公開させていただくことにしよう。
上記油絵作品は、先だって8月6日~8日の3日間に渡り東京芸術劇場地下展示室で開催された「第12回造形スタジオ・バル作品展」において展示していただいた我が娘の最新油絵作品である。
“造形スタジオ・バル”を主宰されている 長はるこ先生 についてここで少し紹介させていただくと、東京芸大ご出身の世界的に活躍されている美術家氏であられる。 我が家の娘が小学生の頃より 長はるこ先生のスタジオで造形絵画をご指導いただいて早くも7年以上の年月が経過している。
(参考のため、美術家 長はるこ氏 のブログ及びスタジオ、そして氏が主宰するギャラリーのホームページへは 当ブログの左側「ブックマーク」欄トップの “B-gallery” より訪問できますので、よろしければ氏の現在の活躍ぶりをとくとご覧下さいますように。)
長はるこ先生が主宰される“造形スタジオ・バル”に於いては、先生の開設以来のご方針により子ども達の普段の力作の数々を“その出来の良し悪しにかかわらず”、上記東京芸術劇場展示室にて毎年毎年(本人及び保護者が希望しさえすれば)全作品を展示して下さるのだ。
(しかも、その作品展の出品料が超格安なのが特徴でもあります!)
我が娘の愚作の数々も、小学校4年生時より“造形スタジオ・バル”作品展で毎年展示していただいている。
その展示を垣間見る親の私の感想とは、毎年複雑なものがあったのが正直なところである。 素人目ではあるが、どうひいき目に見ても我が子の作品は他の子が創り描いた作品より数段見劣りがしてるよなあ……。 でもこの作品だけは、我が娘としてはちょっといけてるかもね!!
まあ、素人親としては誰しもその程度のものなのかもしれない……。 そんな時、普段より生徒一人ひとりの個性とその“作風”を十分把握されている長はるこ先生は、展示室を訪れるすべての生徒と保護者に暖かい言葉をかけて下さるのだ。
「○○ちゃんの今年のこの作品はこの辺が素晴らしいですよ!!」
上記のごとくの 長はるこ先生 の暖かい評価に“勘違い”し続けた我が子の将来の志望が「芸術分野」に向かないはずもなかったと、親としても既に認識は出来ている原左都子であった。
それにしても美術分野において“ド素人”の私にとっても、我が子が希望する美術に関する能力があまりにも低すぎるのではないのかとの懸念がずっと脳裏をかすめていた。
反面、子どもが志望する分野を応援したい思いにも強靭なものがあったのも事実である。
(我が娘には生まれ持っての特殊な事情が存在していたことは、本ブログの常連読者の方々にはある程度お分かりいただけることと思い、ここでは割愛することにしよう。)
そんな娘が高校生になっていよいよ志望大学を美術系に絞り込んだ暁には、親としてももう一切迷いはなかった。 娘の実技力が乏しいと判断した私は高1春にして早くも娘を美大予備校に放り込んだと言ういきさつである。
美大予備校では、当然ながら美大受験に対応するべく「デッサン力」や生徒の進路に応じた実技受験の専門分野の実技指導を日々教授してくれている。
我が家ではそれと平行して(と言えども、受験生徒としてはどうしても予備校優先とならざるを得ないのだが)上記の 長はるこ先生 が主宰されている“造形絵画教室”へも時間が許す限り娘を通わせている現状である。 なぜならば、受験とはかかわりなく子どもの個性を尊重しつつ美術を指導して下さる 長はるこ先生 のご指導力こそが、我が子にとっては必要不可欠の前進力となっていると私が信じるからに他ならない。
我が娘が昨年春より美大予備校に通いはじめて以降、娘の作品数が大幅に増えつつある。
娘の作品一つひとつに親馬鹿ながら十分に思い入れがあり大事に保存してやってはいるものの、何分、美大予備校の作品は課題や時間の制限の下で書かれた作品ばかりである。
その点、長はるこ先生のスタジオで描かせていただいた油絵作品とは、娘本人のペースで取り組んでいることで我が拙い娘なりにもより完成度が高い作品に仕上がっていることを、親としても実感させていただけるのである。
長はるこ先生の普段よりのご指導方針にここで再度感謝申し上げると共に、今後も娘の美術分野の進路にかかわりなく、一年に一作品程度のスローペースでいいから、我が娘には長はるこ先生のスタジオでずっと油絵を描き続けて欲しく思う原左都子である。
お盆休みの連休中に手前味噌な記事で大いに恐縮なのだが、芸術家を志している我が16歳の娘の油絵作品を、ここら辺りで「原左都子エッセイ集」に於いて初公開させていただくことにしよう。
上記油絵作品は、先だって8月6日~8日の3日間に渡り東京芸術劇場地下展示室で開催された「第12回造形スタジオ・バル作品展」において展示していただいた我が娘の最新油絵作品である。
“造形スタジオ・バル”を主宰されている 長はるこ先生 についてここで少し紹介させていただくと、東京芸大ご出身の世界的に活躍されている美術家氏であられる。 我が家の娘が小学生の頃より 長はるこ先生のスタジオで造形絵画をご指導いただいて早くも7年以上の年月が経過している。
(参考のため、美術家 長はるこ氏 のブログ及びスタジオ、そして氏が主宰するギャラリーのホームページへは 当ブログの左側「ブックマーク」欄トップの “B-gallery” より訪問できますので、よろしければ氏の現在の活躍ぶりをとくとご覧下さいますように。)
長はるこ先生が主宰される“造形スタジオ・バル”に於いては、先生の開設以来のご方針により子ども達の普段の力作の数々を“その出来の良し悪しにかかわらず”、上記東京芸術劇場展示室にて毎年毎年(本人及び保護者が希望しさえすれば)全作品を展示して下さるのだ。
(しかも、その作品展の出品料が超格安なのが特徴でもあります!)
我が娘の愚作の数々も、小学校4年生時より“造形スタジオ・バル”作品展で毎年展示していただいている。
その展示を垣間見る親の私の感想とは、毎年複雑なものがあったのが正直なところである。 素人目ではあるが、どうひいき目に見ても我が子の作品は他の子が創り描いた作品より数段見劣りがしてるよなあ……。 でもこの作品だけは、我が娘としてはちょっといけてるかもね!!
まあ、素人親としては誰しもその程度のものなのかもしれない……。 そんな時、普段より生徒一人ひとりの個性とその“作風”を十分把握されている長はるこ先生は、展示室を訪れるすべての生徒と保護者に暖かい言葉をかけて下さるのだ。
「○○ちゃんの今年のこの作品はこの辺が素晴らしいですよ!!」
上記のごとくの 長はるこ先生 の暖かい評価に“勘違い”し続けた我が子の将来の志望が「芸術分野」に向かないはずもなかったと、親としても既に認識は出来ている原左都子であった。
それにしても美術分野において“ド素人”の私にとっても、我が子が希望する美術に関する能力があまりにも低すぎるのではないのかとの懸念がずっと脳裏をかすめていた。
反面、子どもが志望する分野を応援したい思いにも強靭なものがあったのも事実である。
(我が娘には生まれ持っての特殊な事情が存在していたことは、本ブログの常連読者の方々にはある程度お分かりいただけることと思い、ここでは割愛することにしよう。)
そんな娘が高校生になっていよいよ志望大学を美術系に絞り込んだ暁には、親としてももう一切迷いはなかった。 娘の実技力が乏しいと判断した私は高1春にして早くも娘を美大予備校に放り込んだと言ういきさつである。
美大予備校では、当然ながら美大受験に対応するべく「デッサン力」や生徒の進路に応じた実技受験の専門分野の実技指導を日々教授してくれている。
我が家ではそれと平行して(と言えども、受験生徒としてはどうしても予備校優先とならざるを得ないのだが)上記の 長はるこ先生 が主宰されている“造形絵画教室”へも時間が許す限り娘を通わせている現状である。 なぜならば、受験とはかかわりなく子どもの個性を尊重しつつ美術を指導して下さる 長はるこ先生 のご指導力こそが、我が子にとっては必要不可欠の前進力となっていると私が信じるからに他ならない。
我が娘が昨年春より美大予備校に通いはじめて以降、娘の作品数が大幅に増えつつある。
娘の作品一つひとつに親馬鹿ながら十分に思い入れがあり大事に保存してやってはいるものの、何分、美大予備校の作品は課題や時間の制限の下で書かれた作品ばかりである。
その点、長はるこ先生のスタジオで描かせていただいた油絵作品とは、娘本人のペースで取り組んでいることで我が拙い娘なりにもより完成度が高い作品に仕上がっていることを、親としても実感させていただけるのである。
長はるこ先生の普段よりのご指導方針にここで再度感謝申し上げると共に、今後も娘の美術分野の進路にかかわりなく、一年に一作品程度のスローペースでいいから、我が娘には長はるこ先生のスタジオでずっと油絵を描き続けて欲しく思う原左都子である。