私は断じて自民党支持者ではなく、あくまでも政治「無党派層」の立場を貫いている国民の一人だ。
特に最近、安倍首相が「集団的自衛権」行使を認める憲法解釈の変更を“政府の権限”で可能にするとの閣議決定を強引に実行した事実が、どうしても受け入れ難い立場でもある。
そんな安倍政権の異常とも思える程の暴走ぶりに、一国民としてこの国の将来が見通せなくなる程の落胆感を抱かされ、日々不安におののいている。
ここで、現自民党幹事長であられる石破茂氏の「集団的自衛権」に対する考え方を朝日新聞より引用して紹介しよう。
石破氏の場合も自民党員達の例外ではなく、「集団的自衛権」の行使を認める立場であることに関しては安倍首相と変わりはない。
ところが、その行使の認め方の論理が安倍氏とは大幅に食い違っているようだ。 石破氏の場合、行使容認を法律で定め、行使するか否かの判断も政府任せではなく国会が責任を持つべきだ、とするのがご持論の様子だ。
一旦、原左都子の私論に入ろう。
私はそもそも「日本国憲法」擁護派であり、「集団的自衛権」行使自体に断固として反対している立場である。
ただ上記自民党幹部二人の持論を比較した場合、石破氏の論理の方が理路整然としていると捉えられるのではあるまいか。
朝日新聞8月24日朝刊一面及び3面記事を参照しながら、私論も交えつつ今回の石破氏安保相受諾拒否の報道を振り返ってみよう。
8月23日、石破茂氏は今年9月の党内改造人事に於いて安倍首相が打診している安全保障法制担当大臣を受けないと決めた。 「集団的自衛権」の行使容認等安全保障政策面で安倍首相との隔たりが大きい事が理由だ。 石破氏は自民党の過去の国政選で公約に掲げた「国家安全保障基本法」を制定し、日本の安全保障の基本方針を定めた上で「集団的自衛権」を行使するべきとの考えであり、これが安倍首相の考えと大幅に異なったことが大臣受諾拒否の理由である。
石破氏とは、2012年自民党総裁選の地方選でトップになるなど、来年(2015年)秋に予定されている総裁選で安倍首相の最大のライバルとなる可能性がある。
それ程に党内で人気の高い石破氏をめぐり、自民党内で憶測が飛んでいる様子だ。 石破氏を支える議員の間でも来年9月の総裁選を睨み、「閣内に入るよりも石破氏は自由に動く方がいい」との声が大勢を占めているとのことだ。
自民党内では安倍首相と石破氏との微妙な関係を取り沙汰されている様子でもあり、安倍氏は石破氏が安保相を断った場合、他のポストを提示してでも石破氏に入閣を求めるかどうかの判断を迫られている様子のようだ。
原左都子の私論に入ろう。
過去の自民党政権に於いては「派閥」の存在が物凄く、近年に至っては党内分裂は元より、挙句の果ての党幹部による「自民党離脱」劇が繰り広げられていた印象ばかりが強い。
その茶番劇に辟易とさせられつつ、やっとこさ「民主党」が政権交代を叶えたと思ったのも束の間。
これぞ「自民党末裔」の阿呆どもが“国民にカネをバラまく”との安易なマニフェストにより、得体の知れないチルドレン達を集め票を取ってしまった。 その後も、我が身息災の“政治資金問題”を復活させるやら、マニフェスト倒れを繰り返すやらで、あっけなく自民党に政権を奪い返された事実は皆さんのご記憶にも新しいであろう。
ところが自民党政権が現政権を握って以降も、安倍首相の派手なパフォーマンスにも関わらず多くの国民の生活の質が向上しない事実を、特に末端国民達は日々実体験させられるばかりではあるまいか??
各種経済統計資料によっても、実質上我が国の経済力の程は、安倍首相が高らかに語るほどの成長を遂げていないのが事実だ。
原左都子の見聞かつ想像によれば、安倍晋三氏とは世襲で安倍家を代々引き継ぎつつ、祖父である岸信介氏(第56・57代内閣総理大臣)や大叔父の佐藤栄作氏(第61 - 63代内閣総理大臣)、父の安倍晋太郎氏(元外務大臣)を超越出来ないジレンマに陥っていたのではなかろうか??
というのも安倍晋三氏とは、以前の自民党首相に(私よりも若き年齢で)就任した経験があるのだ。
その当時の首相としての‘不甲斐無さ”に関して私は記憶に新しい世代なのだが、その時安倍晋三氏は体調を崩していたとの情報がある。
そのリベンジ一色で今回自民党内“一番人気”の石破氏を振り切りご自身が首相となり、世襲により受け継いだ旧態依然とした過去の自民党の価値観に基づき、好き放題我がまま放題を国民の前で披露し続けているとの事態である。
元々自民党を一切支持していない原左都子であることは、冒頭で述べた通りだ。
それにしても、現在自民党内で世襲に恵まれ自分勝手に振る舞い暴走している安倍晋三氏に反旗を翻し、ご自身の意向を述べ、安倍首相からの安保相受諾嘆願を拒否した石破氏を大いに評価申し上げたい私だ!
特に最近、安倍首相が「集団的自衛権」行使を認める憲法解釈の変更を“政府の権限”で可能にするとの閣議決定を強引に実行した事実が、どうしても受け入れ難い立場でもある。
そんな安倍政権の異常とも思える程の暴走ぶりに、一国民としてこの国の将来が見通せなくなる程の落胆感を抱かされ、日々不安におののいている。
ここで、現自民党幹事長であられる石破茂氏の「集団的自衛権」に対する考え方を朝日新聞より引用して紹介しよう。
石破氏の場合も自民党員達の例外ではなく、「集団的自衛権」の行使を認める立場であることに関しては安倍首相と変わりはない。
ところが、その行使の認め方の論理が安倍氏とは大幅に食い違っているようだ。 石破氏の場合、行使容認を法律で定め、行使するか否かの判断も政府任せではなく国会が責任を持つべきだ、とするのがご持論の様子だ。
一旦、原左都子の私論に入ろう。
私はそもそも「日本国憲法」擁護派であり、「集団的自衛権」行使自体に断固として反対している立場である。
ただ上記自民党幹部二人の持論を比較した場合、石破氏の論理の方が理路整然としていると捉えられるのではあるまいか。
朝日新聞8月24日朝刊一面及び3面記事を参照しながら、私論も交えつつ今回の石破氏安保相受諾拒否の報道を振り返ってみよう。
8月23日、石破茂氏は今年9月の党内改造人事に於いて安倍首相が打診している安全保障法制担当大臣を受けないと決めた。 「集団的自衛権」の行使容認等安全保障政策面で安倍首相との隔たりが大きい事が理由だ。 石破氏は自民党の過去の国政選で公約に掲げた「国家安全保障基本法」を制定し、日本の安全保障の基本方針を定めた上で「集団的自衛権」を行使するべきとの考えであり、これが安倍首相の考えと大幅に異なったことが大臣受諾拒否の理由である。
石破氏とは、2012年自民党総裁選の地方選でトップになるなど、来年(2015年)秋に予定されている総裁選で安倍首相の最大のライバルとなる可能性がある。
それ程に党内で人気の高い石破氏をめぐり、自民党内で憶測が飛んでいる様子だ。 石破氏を支える議員の間でも来年9月の総裁選を睨み、「閣内に入るよりも石破氏は自由に動く方がいい」との声が大勢を占めているとのことだ。
自民党内では安倍首相と石破氏との微妙な関係を取り沙汰されている様子でもあり、安倍氏は石破氏が安保相を断った場合、他のポストを提示してでも石破氏に入閣を求めるかどうかの判断を迫られている様子のようだ。
原左都子の私論に入ろう。
過去の自民党政権に於いては「派閥」の存在が物凄く、近年に至っては党内分裂は元より、挙句の果ての党幹部による「自民党離脱」劇が繰り広げられていた印象ばかりが強い。
その茶番劇に辟易とさせられつつ、やっとこさ「民主党」が政権交代を叶えたと思ったのも束の間。
これぞ「自民党末裔」の阿呆どもが“国民にカネをバラまく”との安易なマニフェストにより、得体の知れないチルドレン達を集め票を取ってしまった。 その後も、我が身息災の“政治資金問題”を復活させるやら、マニフェスト倒れを繰り返すやらで、あっけなく自民党に政権を奪い返された事実は皆さんのご記憶にも新しいであろう。
ところが自民党政権が現政権を握って以降も、安倍首相の派手なパフォーマンスにも関わらず多くの国民の生活の質が向上しない事実を、特に末端国民達は日々実体験させられるばかりではあるまいか??
各種経済統計資料によっても、実質上我が国の経済力の程は、安倍首相が高らかに語るほどの成長を遂げていないのが事実だ。
原左都子の見聞かつ想像によれば、安倍晋三氏とは世襲で安倍家を代々引き継ぎつつ、祖父である岸信介氏(第56・57代内閣総理大臣)や大叔父の佐藤栄作氏(第61 - 63代内閣総理大臣)、父の安倍晋太郎氏(元外務大臣)を超越出来ないジレンマに陥っていたのではなかろうか??
というのも安倍晋三氏とは、以前の自民党首相に(私よりも若き年齢で)就任した経験があるのだ。
その当時の首相としての‘不甲斐無さ”に関して私は記憶に新しい世代なのだが、その時安倍晋三氏は体調を崩していたとの情報がある。
そのリベンジ一色で今回自民党内“一番人気”の石破氏を振り切りご自身が首相となり、世襲により受け継いだ旧態依然とした過去の自民党の価値観に基づき、好き放題我がまま放題を国民の前で披露し続けているとの事態である。
元々自民党を一切支持していない原左都子であることは、冒頭で述べた通りだ。
それにしても、現在自民党内で世襲に恵まれ自分勝手に振る舞い暴走している安倍晋三氏に反旗を翻し、ご自身の意向を述べ、安倍首相からの安保相受諾嘆願を拒否した石破氏を大いに評価申し上げたい私だ!