(写真は、昨日5月21日に皇居周回コースにて開催された皇居ランニング大会スタート前の様子。 桜田門時計塔広場スタート地点近辺にて撮影したもの。 今回は単身出場のため、原左都子自身の写真は自撮りするしかなくドアップ画像ばかりになってしまい、公開を控えさせていただいた。)
今年の5月の皇居ランニング大会は、あいにくの夏日激暑に苛まれた。
午前中は高温ながら湿度が低かったため比較的走り易い日和かと期待しつつ、自宅から東京メトロ有楽町線に揺られ桜田門駅を下車してみると、予想以上にギラギラ太陽が照り付けて暑い。
今回の皇居ランニング大会は「暑さ」との勝負!と覚悟を決め、スタートラインに着く。
我が年に2回のランニング大会出場履歴も既に5年目ともなると、さすがにスタート時に緊張するとの心理状態は薄れている。 それでも気を引き締め、スタート地点の桜田門時計塔を後にして内堀通り歩道へと出る。
やはり暑い。 太陽からの直射日光と内堀通りのコンクリート反射が暑さを倍増させている。 (いやはや、これは大変!) しかもUV対策も一切せずして大会に出場してしまっている。 特に顔面に太陽の反射を受け、古びた皮膚が紫外線に崩壊される恐怖を直に感じつつ走らざるを得ない。
今回の我がランニング大会でのトピックスとは、初めて「給水所」で給水をした事だ!
何分、私の場合たかが5㎞レース出場のため、特に晩秋の大会出場時などレース中に喉が渇くとの経験すらない。 そんな私も今回は早めに水分補給をしておかねば、高齢故に熱中症で倒れたものならば主催者側に迷惑を掛けると走りながら考えた。
そして、私は給水所にて一旦立ち止まった。
マラソン大会をご覧になっている皆さんはご存知だろうが、走り慣れているランナー達は走りながら給水所で水が入ったコップを取り、それを同じく走りながら飲み道路にコップを捨て去ってランニングを続けるものだ。
ところがそんな“荒業”が可能なのは、やはりベテランランナーのみだ。
私のような素人ランナーは、一旦立ち止まるしか方策が取れない。 そしてそれをその場で飲んで、給水所担当者氏に「ありがとうございました」なる御礼を言って後に再度ランニングに戻るのだ。
そのロスタイムは概ね20秒程だっただろうか? それでも、その給水のお陰でゴールまで老体の身を持たせることが叶ったと判断する。
他方、今回の皇居ランニング大会に出場するにあたり、もう一つの懸念材料があった。
それは伊勢志摩サミットを来週中頃に控えている我が国が、現在特に都内にてテロ警戒態勢に入っている事実だ。
レース前日にもその報道を見聞した。 何でも、首都圏空港や都内鉄道路線、そして皇居内外の警戒態勢を強化し、機動隊まで出動させているとのことだ。 確かにラン大会コース内にも、いる、いる、機動隊員らしき制服を来た男性達が!
ただ意外や意外、我々の皇居ランニング大会を温かく見守るがごとくの彼らの視線に安堵すらした。 我が憶測だが、(この暑さの中ランニング大会に出場する奴らとは、走るのが精一杯で邪心など描く余裕がないだろう。)と、感じてくれたであろう事に期待したい。 まさに私など、たかが5㎞のランニング中は我が身を持たせる事のみに必死で、邪念を抱く暇もないとも表現出来よう。
しかも皇居内堀周回コースとはその高低差が30m程あるとの情報を、既に私は5年前に皇居ランニング大会に出場する以前より得ていた。
その「高低差対策」が私にとって初めて活きたのは、今回の皇居大会だったかもしれない。
30mの高低差とは、10階建のビルを走りながら登って降りる感覚と私は理解している。
激暑の中皇居内堀を走りつつ、特に私は平川門から乾門を通り過ぎ、半蔵門を通過する辺りまで(今は上りだから耐える段階だ。 千鳥ヶ淵を過ぎた頃から徐々に下り坂となり、半蔵門を過ぎれば後は桜田濠を左手に見つつゴール手前まではずっと下り坂の連続だから、そこで休みつつスピードを上げよう!)と、素人ながら虎視眈々と狙っていた。
今回の皇居ランニング大会にては、上記の我が戦略が初めて功を奏したと言えるかもしれない。
その戦略通りの走りをした私は、無事に桜田門時計塔広場のゴール地点へ辿り着く事が叶った。
無事ゴール到着後周囲を見渡せば、今回の激暑皇居ランニング大会に際し、(DNF : Do not finish 要するに「中途棄権」との意味合いだが)出場者が多かった模様だ。 参考のため、(DNS : Do not start はエントリーしたがスタートラインに立たずして棄権、との意味だ。)
今回、中途棄権者が相次いだ理由とは、やはり激暑故であろう。
それでも、ゴール後小耳に挟んだ若き女性出場者の“DNF結果への嘆き”の声が我が耳に突き刺さって来た。 「10㎞レースを目指して出場したが、5㎞時点で途中棄権せざるを得なかったことが悔しい、云々…」
私見だが、たとえ素人の身とて、レース出場した立場で途中棄権する事態とは一番の打撃かつ無念さを伴うものであろう… 高齢の私としても、それだけは回避するべく日々ランニング練習を重ねつつ素人ながらレース対策に励んでいる。
ただ、まだまだ若い貴方には今後幾らでも完走のチャンスはあるよ。
何分“50の手習い”にて始めた我がランニング趣味だが、今まで一度足りとて「DNF」との失策をせず完走を遂げている事実を我が誇りとしたい思いもある。
今後も年に2度の「5㎞レース」出場を目指し、ランニング趣味に精進し続けたい私だ!
今年の5月の皇居ランニング大会は、あいにくの夏日激暑に苛まれた。
午前中は高温ながら湿度が低かったため比較的走り易い日和かと期待しつつ、自宅から東京メトロ有楽町線に揺られ桜田門駅を下車してみると、予想以上にギラギラ太陽が照り付けて暑い。
今回の皇居ランニング大会は「暑さ」との勝負!と覚悟を決め、スタートラインに着く。
我が年に2回のランニング大会出場履歴も既に5年目ともなると、さすがにスタート時に緊張するとの心理状態は薄れている。 それでも気を引き締め、スタート地点の桜田門時計塔を後にして内堀通り歩道へと出る。
やはり暑い。 太陽からの直射日光と内堀通りのコンクリート反射が暑さを倍増させている。 (いやはや、これは大変!) しかもUV対策も一切せずして大会に出場してしまっている。 特に顔面に太陽の反射を受け、古びた皮膚が紫外線に崩壊される恐怖を直に感じつつ走らざるを得ない。
今回の我がランニング大会でのトピックスとは、初めて「給水所」で給水をした事だ!
何分、私の場合たかが5㎞レース出場のため、特に晩秋の大会出場時などレース中に喉が渇くとの経験すらない。 そんな私も今回は早めに水分補給をしておかねば、高齢故に熱中症で倒れたものならば主催者側に迷惑を掛けると走りながら考えた。
そして、私は給水所にて一旦立ち止まった。
マラソン大会をご覧になっている皆さんはご存知だろうが、走り慣れているランナー達は走りながら給水所で水が入ったコップを取り、それを同じく走りながら飲み道路にコップを捨て去ってランニングを続けるものだ。
ところがそんな“荒業”が可能なのは、やはりベテランランナーのみだ。
私のような素人ランナーは、一旦立ち止まるしか方策が取れない。 そしてそれをその場で飲んで、給水所担当者氏に「ありがとうございました」なる御礼を言って後に再度ランニングに戻るのだ。
そのロスタイムは概ね20秒程だっただろうか? それでも、その給水のお陰でゴールまで老体の身を持たせることが叶ったと判断する。
他方、今回の皇居ランニング大会に出場するにあたり、もう一つの懸念材料があった。
それは伊勢志摩サミットを来週中頃に控えている我が国が、現在特に都内にてテロ警戒態勢に入っている事実だ。
レース前日にもその報道を見聞した。 何でも、首都圏空港や都内鉄道路線、そして皇居内外の警戒態勢を強化し、機動隊まで出動させているとのことだ。 確かにラン大会コース内にも、いる、いる、機動隊員らしき制服を来た男性達が!
ただ意外や意外、我々の皇居ランニング大会を温かく見守るがごとくの彼らの視線に安堵すらした。 我が憶測だが、(この暑さの中ランニング大会に出場する奴らとは、走るのが精一杯で邪心など描く余裕がないだろう。)と、感じてくれたであろう事に期待したい。 まさに私など、たかが5㎞のランニング中は我が身を持たせる事のみに必死で、邪念を抱く暇もないとも表現出来よう。
しかも皇居内堀周回コースとはその高低差が30m程あるとの情報を、既に私は5年前に皇居ランニング大会に出場する以前より得ていた。
その「高低差対策」が私にとって初めて活きたのは、今回の皇居大会だったかもしれない。
30mの高低差とは、10階建のビルを走りながら登って降りる感覚と私は理解している。
激暑の中皇居内堀を走りつつ、特に私は平川門から乾門を通り過ぎ、半蔵門を通過する辺りまで(今は上りだから耐える段階だ。 千鳥ヶ淵を過ぎた頃から徐々に下り坂となり、半蔵門を過ぎれば後は桜田濠を左手に見つつゴール手前まではずっと下り坂の連続だから、そこで休みつつスピードを上げよう!)と、素人ながら虎視眈々と狙っていた。
今回の皇居ランニング大会にては、上記の我が戦略が初めて功を奏したと言えるかもしれない。
その戦略通りの走りをした私は、無事に桜田門時計塔広場のゴール地点へ辿り着く事が叶った。
無事ゴール到着後周囲を見渡せば、今回の激暑皇居ランニング大会に際し、(DNF : Do not finish 要するに「中途棄権」との意味合いだが)出場者が多かった模様だ。 参考のため、(DNS : Do not start はエントリーしたがスタートラインに立たずして棄権、との意味だ。)
今回、中途棄権者が相次いだ理由とは、やはり激暑故であろう。
それでも、ゴール後小耳に挟んだ若き女性出場者の“DNF結果への嘆き”の声が我が耳に突き刺さって来た。 「10㎞レースを目指して出場したが、5㎞時点で途中棄権せざるを得なかったことが悔しい、云々…」
私見だが、たとえ素人の身とて、レース出場した立場で途中棄権する事態とは一番の打撃かつ無念さを伴うものであろう… 高齢の私としても、それだけは回避するべく日々ランニング練習を重ねつつ素人ながらレース対策に励んでいる。
ただ、まだまだ若い貴方には今後幾らでも完走のチャンスはあるよ。
何分“50の手習い”にて始めた我がランニング趣味だが、今まで一度足りとて「DNF」との失策をせず完走を遂げている事実を我が誇りとしたい思いもある。
今後も年に2度の「5㎞レース」出場を目指し、ランニング趣味に精進し続けたい私だ!