原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

日立冷蔵庫 RF48M1 は欠陥品!リコールに持ち込みたい!!

2018年08月16日 | その他オピニオン
 本日朝、またもや我が家の冷蔵庫が壊れた。

 今朝一番先に冷蔵庫を開けた娘が、いの一番にそれに気付いた。
 「製氷室の氷が全部溶けてる…」と、滅多に人に話しかけない寡黙な娘がサリバンの私に訴える。
 急いで駆けつけてみると、製氷室の氷が溶けた水に浮いた状態。 更にはチルド室(と言うのか?、少し温度が高めの冷凍室)のアイスクリーム類がトロリと溶けて、凍結していた肉類が柔らかくなっている。 大型冷凍室内では水が大量に垂れている始末…。


 昨年以前より我がエッセイ集をご覧頂いている皆様は、覚えて下さっているかもしれないが。

 そもそもこの日立のRF48M1 型冷蔵庫を、昨年2017年2月に買い替え購入した。
 その後3ヶ月しか経過していない2017年5月に、第1回目の故障を起こした。(症状は本日とまったく同様。) 保証期間内のため当然ながら無料修繕と相成ったのだが、結局その原因は不明のまま…。

 更に6月に、またもやまったく同様の故障を起こした。
 5月の故障時に故障原因が不明だったため、再び同様の故障を引き起こしたならば機種交換をこちらから提案していた。
 日立は渋々それに従ったものの「欠陥商品」である事は断じて認めず、あくまでも顧客のこちら側の“使い方が悪い”せいにして、事を済ませようとするではないか?!!


 その際の状況を本エッセイ集 2017.06.26付「新しい冷蔵庫が壊れちゃった…(続編)」と題するバックナンバーに於いて公開しているため、以下に再掲載させていただこう。

 家電の中でも人間の生命維持にとって一番重要な役割を果たすのは、まさに「冷蔵庫」なのではないかと、新品の冷蔵庫が故障続きの今実感させられる。
 本エッセイ集に於いて2本前に公開した「新品の冷蔵庫が壊れちゃった…」の一部を再度以下に掲載させて頂こう。
 人間とは、予期せぬところで不運に見舞われるものだ。
 2017.2.5 に買替えをしたばかりの新品冷蔵庫に最初に異変が生じたのは2017.5.27 の事だった。
 凍結しているはずの氷と冷凍室のアイスクリームが溶けているではないか! これは異常事態と判断した私が、冷凍室を更に観察すると室内で水が垂れている。 そう言えば、昨日から冷蔵庫特有の機械音が全くしなくなっているような気がしていた私は直ぐに「故障」と判断し、販売元の家電量販店に電話を入れた。
 修理担当者が我が家に訪れたのは2日後の午後だった。  その間に亭主と二人で無い知恵を絞り、自力救済するべく冷蔵庫の設定をいじった。 それが功を奏したのか、「急速冷凍」「冷蔵室・冷凍室強運転」に切り替えると、冷蔵庫は修理員が来る前に復帰していた。
 修理員が2017.5.29 に遅ればせながらやって来て言うには、「冷蔵庫は正常に機能しています。 ただコンピュータ制御に何らかのトラブルがあった事が考えられますので、コンピュータを交換して持ち帰り分析します。」  後のその回答とは「コンピュータ制御には何らの問題がありません。 ただ一点、お客様が〇月〇日(故障した5日程前)に冷蔵室に大きなものを入れませんでしたか?」 
 私が応えて、「確かに私が〇月〇日に狭い野菜室に入り切らないレタスとキャベツを冷蔵室に入れた事は事実です。 ただ、そういう事は過去の冷蔵庫でもいつも実施したことですし、それが原因で新しい冷蔵庫が故障したとは考えられないですよねえ。」 それに応えて修理員氏も「とにかく原因が不明ですので、また故障が発生した際には直ぐにご連絡下さい。」
 それからわずか3週間後の 2017.6.20 に我が家の新冷蔵庫は、まったく同様の故障を再度勃発させるはめと相成った。   恐らくそうなる事だろうとの事態を十分に予測していた私は、前回の修理後より冷蔵庫に“付きっきり”状態だった。 特に「冷凍庫室内」の食品を凍結融解再冷凍を繰り返す事による劣化を避けたい故に、私は常に冷蔵庫のコンピュータ制御のデータを見守りつつ冷蔵庫が発する音に注意を払っていた。  それが功を奏して、今回の故障発見は早かった。 
 さて2017.6.23 がその修理日だったのだが、前回来たメーカーの修理担当者同一人物が修理にやって来た。  故障が2度目ともなるとさすがに“平謝り状態”の中、やはり前回同様に「コンピュータ制御部品」を回収して分析すると言う。
 それは良しとして、私は思い切って切り出した。 「要するに、これは新品にして“欠陥商品”だったとの事ですよね。 もしも、もう一度同様の故障が発生した場合、冷蔵庫交換が叶いますか?」  それに応えて、修理担当者曰く「そういう事になります。 同様の故障が今後も発生するとしたら、それは冷蔵庫中心部のコンデンサーの異常としか考えられませんので、新品交換と致します。」
 いやはや、新品交換を大手メーカー直属の修理担当が認めてくれた事実を持って、今回の我が家の新冷蔵庫の故障騒ぎが一件落着し、少しだけ私の気が晴れた思いもする。
 (以上、「原左都子エッセイ集」バックナンバーより一部を引用したもの。)
 エッセイの本題はここからだ。 
 あくる日の2017.6.24 午前中、修理担当者より電話が掛かって来た。
 そして電話口で言うには、「コンピュータ制御部品の分析結果、グラフに不安定要因が出ています。 並行して貴宅の冷蔵庫のドアの開閉が多いという結果も出ています。」 
 私応えて、「ドアの開閉が多いとおっしゃいますが、自覚症状はまったくございません。 我が家は大人3人暮らしで小さい子供もいなければ、私自身が元々節電観念が強い人間でして、冷蔵庫ドアの開閉には十分に配慮しています。 今まで使用した冷蔵庫使用状況と同様の生活をして今回貴社の新品冷蔵庫が故障したとの事実ですので、ここに来て我が家の冷蔵庫使用実態を責められる事態が納得いきません!!」  との我が発言を遮るかのように修理担当者が更に言うには、「これからの季節、更に暑くなりますので冷蔵庫ドアの開閉に関してご注意され…」
 ここで怒り心頭の私が、「冷蔵庫を新品交換するとの昨日の話は如何進んでいるのですか!?!」
 担当者曰く、「はい、交換致します。」  我が内心だが、(ならば、さっさとその話をするべきだろうに!)
 更に私が尋ねて曰く、「交換して下さるとの事は承知しましたが、同機種が他にも欠陥を多発しているとの事実はありませんか? せっかく交換してもまたもや故障続きとの事態だけは是が非でも避けたいのですが。」
 これまた担当者が我が発言を遮って曰く、「そのような事はまったくございません!!」
 要するに、メーカー側が「冷蔵庫交換」を実行するとの事実は、イコール 販売した冷蔵庫が「欠陥商品」だったことを認めている、との揺るぎない事実である事に間違いない。
 顧客側の私としては、それのみ伝えて欲しかったのに、何故交換最終段階に至って、“我が家の冷蔵庫の使用法に誤りがある” と主張して片付けたいのか!??
 つまるところ、冷蔵庫交換した後に一顧客庶民の私が「〇社の冷蔵庫が“欠陥商品”で、買ったばかりなのに故障続きで大変な思いをしたのよ~~」などとの悪風評を世間にバラ撒く事態を回避したいのであろう。 そのためにたとえ欠陥商品だとしても、顧客側にも使用上のミスがあったと強調せざるを得なかったものと理解した。
 (以下略すが、本エッセイ集バックナンバーの一部を再掲載したもの。)


 ここまで書いたところで、タイムリーに日立から電話が掛かって来た。

 「明日修理部門社員がご自宅に伺います」と女子担当者が電話で告げるため、当該RF48M1機種が我が家で幾度も故障を繰り返している事実をご存知か?確認した。
 女子担当者応えて「存じております。 度々迷惑をお掛けして申し訳ございません。」
 すかさず私が返して、「こちらから提案があるのですが、もしも今回も故障原因不明の場合、RF48M1機種ではない日立の“故障を起こさない”類似機種と交換は可能でしょうか? 差額はこちらが負担しますが。」
 女性担当者曰く、「私が判断する訳にはいきませんので、明日伺う技術者にその旨伝えておきます。」

 その後亭主と表題の「リコール訴え」を話し合ったが、亭主曰く「国内では冷蔵庫のリコールの話は聞いた事が無い。とにかく別機種への交換の折衝をしよう。」

 さてさて、明日我が家へやって来る日立技術者は、またもや「使い方が悪い」と我々家族に責任転嫁をするのだろうか?

 いやはや、まったくもって勘弁して欲しいよなあ。 米西海岸旅行出発日も切迫しているこの時期でもあるのに…。 
 私はわずか1年半足らずの短期間内に、三度(みたび)の冷蔵庫内食品入れ替え“重労働”をこなさねばならない運命を背負っているのか!?!