冒頭から、早速表題に関する松田丈志氏による「パリ五輪・競泳メダル1個」批判に関するネット上の情報を、以下に引用しよう。
日本競泳陣のメダルは松下選手の銀メダル(男子400個メ)1個という結果に終わった。 1996年アトランタ五輪はメダルゼロだったが、その時以来の少ない数字となった。
私(松田氏)としては「ゼロもあり得る」と思っていただけに、1個という結果にも驚きは無く、これが今の実力だと思っている。 原因を何かひとつに絞るのは難しい。 若手の育成、選手たちの経験。 チームとしての結束力もより強める必要があると感じた。 結果だけを客観的に見れば、落ちるところまで落ちたというイメージだが、ここからははい上がるだけだ。
男子に限っていえば世界の勢力図が変わりつつある。 米国、オーストラリアの2大大国が個人種目でそれぞれ金メダル1個に終わり、代わって欧州勢の活躍が目立った。 なぜ強くなったのか― 多くの国が密集する地域で、選手たちは日常的に国の誇りを背負い他国の選手たちと競い合う環境ができ上がっている。 東京五輪前、コロナ禍で世界中のスポーツがストップする中でも、各国が協力して欧州選手権開催を実現させるほど、国の誇りをぶつけ合うレースを重要視している。
4年後のロス五輪でのメダル獲得を見据えれば、選手たちには日の丸を背負ったレース経験を増やすことだろう。 国際大会への出場、海外でのトレーニングは必ずプラスになる。 積極的に海外に飛び出し、国を背負うというものが何かを感じながら、復活へ励んでほしい。 国のために頑張ってくれとは思わないが、国際舞台で国を背負って戦う事ほど楽しい事はないと思っている。(北京、ロンドン、リオ五輪3大会連続メダリスト)
原左都子の私見に入ろう。
確かに、北島康介選手がアテネ五輪や北京五輪時に競泳にて活躍していた時代の日本競泳選手団のメダルの採り様は、凄まじいものがあった!!
その後時代が流れ。
池江璃花子選手のリオ五輪??の際の、活躍ぶりも我が印象に残っている。
未だ10代の若さにして、恵まれた体型と共に研ぎ澄まされた水泳能力が凄まじいものがあり、一人で幾つものメダルをゲットしたと記憶している。(記憶に誤りがありましたらお詫びします。)
ところが、東京五輪時には「白血病」を患われ…
それにもかかわらず、「白血病」を克服されつつの、今回の「パリ五輪」出場だった。
メダルには縁が無かったものの、池江氏なりの五輪の達成感は得られたのではなかろうか??
競泳に限らず、(体型的に恵まれているとは言えない)日本選手が特別得意としているスポーツ種目とは元々限られるのではあるまいか??
今回、日本男子団体が金メダルを取った「フェンシング」など、私に言わせてもらうに、我が国日本に何らかの似た競技があるような 無いような感覚だ。
そこに目を付けた、「フェンシング競技で“金メダルを狙おう”」との発案者の目の付け所こそが素晴らしいのではなかろうか???
原左都子本人は、世間が「日本がメダルを取った!!」と大騒ぎする程には、特段日本のメダル数には昔からさほどの興味がない人間だ。
(自身の特定の何処かへの所属意識に欠ける人種と表現するべきか???)
それ故に、国家間の争いであるオリンピックとの存在自体にも、さほどの思い入れが無い人種である。
今後は、どうだろうか。
国家間の争いの如くの五輪をプラスに受け入れ喜び応援する人種が世界に蔓延っている以上、五輪を国家間の争いに位置付けるべきだろうが。
そうではない人間にとっては、五輪放送の在り方を大幅に変更するとの方策も一案であるかも?!?
えっ。そうなると、誰も五輪に興味が無くなるよ。って?????