原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

左都子コレクション - 手作りしおり編 -

2018年11月18日 | 雑記
 (写真は、15年程前より暇を見つけては“手作り”している「ガラクタしおり」。)


 原左都子の“コレクション”って、どうしてこうも「ガラクタ」ばかりなの??
 と、呆れ果てていらっしゃる読者の皆様も多いことであろう。

 その中でも今回のコレクションは、「ガラクタ」中の「ガラクタ」だ。
 “手作りしおり”などとイッパシに表現しようが、その実態は廃品利用かつ幼児でも作れるレベルのくだらなさで恐縮ですらある… 


 本日、この「ガラクタしおり群」を公開に踏みきった理由とは、最近ため込んでおいた洋服のタグがある程度の数集まったが故に、久々につい先程「ガラクタしおり」を制作したからに他ならない。

 
 上記「ガラクタしおり」を制作し始めたきっかけとは。

 我が娘が通った私立中学が、都内某私立大学の付属学校だった。
 将来的に最悪の場合(と表現しては大学に失礼である事をお詫びするが)、娘が内部進学にてこの大学へ通う事も視野に入れ、私は当該私立中学入学前の3月に早くも「大学卒業制作展」に娘を伴い出向いたのだ。
(参考だが、その後の結果としては、サリバン⦅私の事だが⦆の厳しい学習指導により娘は中高を通してある程度の学業成績を修める事が叶い、一応国内では名が通っている私立女子大学の「公募制推薦入試」に合格し入学・卒業した。)

 その際の制作展示物の中に、上記の「手作りしおり」類似の作品群を展示している学生がいたのだ。
 “安易な卒業制作”と言ってしまえばそれまでであろうが、我が感覚としては、「アイデアとしては優れているし、例えばこの学生が幼児指導者を目指しているような場合、将来実践面でも役立つだろう」とプラス評価したのだ。(繰り返し失礼な表現を重々お詫び申し上げます。)

 娘と帰宅後、「あの“しおり”を作ろうか!」と娘を誘い、早速作ったのが自宅にあった菓子箱や娘の本に付いていたしおりを改造して、新たなしおりを制作する事だった。
 (15年程前の当時制作した「しおり」も、上記写真内に撮影されているが。)


 その後は私に時間が取れる時の我が趣味(と言うよりも“息抜き”として、現在までの15年間に及び「ガラクタしおり」を制作し続けている。
 (参考だが、これらしおりには必ず裏面に「千代紙」等々を貼る付けるとの補強・美化措置を施している。)


 上記写真は、それらの一部をランダムに並べたものだが。
 簡単に、その“しおり群”のカテゴリーを紹介するならば。
 過去に於いて訪れた「美術館・博物館」あるいは「クラシックバレエ公演」等々のチケット半券を保存しておき、しおりに化したものも数多い。
 
 あるいは冒頭に述べたが、衣類を購入した際に付随して来る「タグ」類の芸術性が素晴らしいのだ。  それらを保存しておき、ある程度まとまった量になると「しおり」化する事も多い。
 
 特筆するべきは。  冒頭写真中央に位置する「ピンクの猫の絵」に注目していただきたいのだが…。
 この絵は娘が幼少の頃、発語もままならない時期に描いた「猫」である。
 これと同時に、もう一匹動物の絵(熊だっただろうか?)も描いたのだが、それに関しては親である我が記憶が薄いのだが…。
 (多少発達が遅れていた)その娘の行動が実に嬉しくて、これらの「猫」と「熊?」に名前を授けることとしたのだ。
 そうして名付けたのが。 猫は「おなちゃん」、クマは「おなくん」だった。
 その名付の由来をここで公開させて頂くならば。 幼少の頃の娘が一番安心する場所が、母である私のお腹(なか)だったらしい。 当時言葉少ない娘が「おなか、おなか」と言いつつ我がお腹にすり寄って甘えていた記憶が現在尚新鮮である。 
 「〇ちゃんは、お母さんのおなかが好きなんだね~」と言いつつ、毎朝登校前に抱っこをしてやる習慣が小学校6年生まで続いた。
 今となっては実に懐かしい思い出だが、そんな母娘関係を人よりも長い期間維持してくれた我が娘に感謝感激である…。
 それにしても、この「おなちゃん」の絵、親馬鹿ながら実に表情豊かでしょ!??


 我がくだらないコレクションの公開記事は、これで終了するとして。

 それでも、今後も私は衣類のタグや美術館見学時の半券を保存し続けて。
 当該「自作しおり」制作を、命ある限り続行するやもしれない。

 遠い過去に於ける某大学卒業制作展にて、当該「しおり制作」のきっかけを与えて下さった学生氏へ。
 何が、どんな実績が、後世に伝わるかなど分かったものじゃないですね。
 こうやって、貴方のアイデアを現在尚趣味に活かしている人間が存在する事実を、是非貴方に伝えたいものだ!

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