金融機関の担当者が、その電話口で曰く。
「この度、定期預金の金利が上昇しました。 1月17日までに手続きいただければ、その新たな金利が適用されます。」
ここのところ金融機関取扱の預貯金金利が上昇していることに関しては、私も重々承知していたが。
(そうか、我が年金受取口座を開設している金融機関でも金利上昇するのか! これは早めに出かけて、1日でも早く上昇金利を適用してもらおう!!)
とにかく、昔(物心ついた頃)から「貯金が趣味」だった私だ。😲
本エッセイ集バックナンバーにても公開済だが、例えば小学生時代から 肝油ドロップが入っていた缶を貯金箱代わりに小銭を貯め込んでいたし。
郷里の高校生時代に既に近くの郵便局を一人で訪れて、郵便貯金通帳を作成した程の人間である。😝
そして昨日早速、我が年金受取口座金融機関を訪れた。
ところが、電話の話を私が担当者相手に繰り返すと。
昨日の担当者曰く、「お客様の場合は、普通預金をその定期預金に回していただくことになります。」
(えっ?? 昨日の電話と話が違うぞ?!?)と感じた私がその旨を伝え、「既に通帳に記載されている定期預金を、新たな高金利商品に入れ替えたい!」旨を訴えると。
「それを実行できるのは来年の7月以降になります。 今回のお取り扱いは、普通預金から定期預金への入れ替えのみとです。」
(う~~~~ん、納得できんなあ…) と思いつつも。
「分かりました。それでは今回は諦めます。」と言い残して帰宅した。
本日になって、当該金融機関から再び電話があり。
「お客様の場合、来年の3月以降今一度御来店いただけますと、高金利定期預金預け入れの対象となる過去の定期預金が存在しましたので、是非その時に今一度御来店下さいますように。」
その電話を受けて、再び自身の定期預金通帳を確認してみると。
担当者が言う通り、3月に満期となる「定期預金」が存在した!
(昨日、言ってくれりゃよかったのに…)と内心思いつつも、「分かりました。その時点でまた入れ替え処理に行かせていただきます。」 と決着した。
私の場合、他の金融機関の通帳もいくつかあるが。
例えば ゆうちょ銀行の通常預金なども、ここのところ利子率が大幅に上昇しているようだ。
一例をあげると、(昨年までは受取利子42円 うち税金8円)と書かれていたものが、今では(受取利子1379円 うち税金279円)までも金利が上昇している!! これなど、利子率30数倍の上昇率だ!! 実際問題、この例など受取利子額が1379円となり、今までの通常預金では考えられない程の利子を受け取れた計算となった!!
私の場合、預貯金に関しては安全商品にしか手出ししない主義をずっと貫いていて。
いま世の中で流行の金融商品には全く興味が無い人間であり、今後も一生その主義を貫く予定でいる。
そんな身にして安全商品を取り扱っている金融機関より、わずかな上昇率であろうと このように電話にての入れ替えを指南してくれるのは実に有難いことだ。
今後も、この「ちまちま精神」を貫きつつ。
我が少ない金融財産を少しずつでも増やしつつ、安全な金利生活を守り抜く意向である。