原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

またもや「公安警察」の我が家ご訪問…

2024年11月03日 | 時事論評
 冒頭表題の「公安警察」の我が家ご訪問は、我が一人娘が2歳時から続いている。 我が娘はそろそろ31歳を迎えようとしているため、30年近くの年月に及び追跡が実施されている計算となる。


 現在の住居へ転居するまで、我が家は(あくまでも自己都合により)3度の引越を繰り返しているが。
 何処に引っ越そうと、何年かに一度は必ず我が家の新たな住所を追跡して、しつこくもやって来る。


 既に本エッセイ集バックナンバーにても、この「公安警察の我が家訪問」に関して2度程この件のエッセイを公開しているため、ご記憶の方もいらっしゃるだろう。
 
 何が目的で、「公安警察」が我が家を追跡調査しているのかを説明すると。
 事の発端は、「地下鉄サリン事件」等々オウム真理教による殺戮が原因と想像している。
 もう既に、「サリン事件」等々の主犯者たちには死刑判決が下されて、この世から消えているが。
 今尚「アレフ」と名前を変えて、反社会活動を繰り返していると見聞する。

 何故 我が家(の亭主の追跡が目的のようだ)が、公安警察のターゲットとなってしまっているのかを説明しよう。
 「松本サリン事件」「地下鉄サリン事件」にてのサリン製造の主犯格だった既に死刑執行済みの複数人のオウム真理教者(土屋等々)が、偶然だが亭主と同じ大学・大学院の出身者であるが故だ。(これは亭主の推測です。) あるいは、亭主はオウムの中心人物でテレビによく出ていた「上祐氏」なる人物と、早稲田高等学院の同窓でもある。
 いやもちろんのこと、我が家の亭主はオウムとはまるで無関係なのだが。 とにかく 公安警察側としては、今尚アレフに引く継がれている「オウム真理教の悪質犯罪」を追跡するのに必死の様子であり。 少しでもそれらの人物と接触があった対象者を徹底的に“洗い出そう”としているとのことだろう。

 
 今回の公安警察の我が家への訪問は、「地下鉄サリン事件」以降数回目となろうか??
 一番最初の「地下鉄サリン事件」直後の訪問時のことをよく覚えているが、2名の警察官がやって来て、亭主のみならず、私の経歴等々まで時間をかけて聞き取り調査して行ったのを鮮明に憶えている。
 
 その後の訪問時にも、どうやら警察官は「分厚い書類」を持参して来る。
そして 特に亭主の事を詳細に知りたいらしいので、一度私が「亭主が在宅しておりますので、本人を呼びましょうか?」と尋ねると、「いいです」と言うので呼ばなかったのだが。 今後また訪問があれば、今度こそ是非亭主自らに最初から対応させるつもりだ。


 ただこの公安警察の調査とは、亭主をオウム(アレフ)の一味と捉えて疑っているのではなく。 むしろ、オウム(アレフ)の被害から我が家を守ってくれることに最大の意義があると思うふしがある事に関しては、過去にもエッセイに記述している。
 例えば過去の公安警察の方は、もしもの時の連絡先として、ご丁寧に警察署内の内線番号を書いて「何かありましたらこちらにご連絡下さい」と言って置いて行かれたのだ。 (その内線番号は、大事に保管してあります!!)


 
 ついこの前、NHKテレビの「新プロジェクトX」にて、「地下鉄サリン事件」が取り上げられたが。 これを私は食い入るように見た!!
 特に「科捜研」の化学に詳しい一男性係員がオウムの死刑囚・土屋(だったか?)に化学反応式を示して、原因物質がサリンである事実を迫った画像が実に圧巻であり印象深かったのだが。
 それにより、「地下鉄リン事件」が解決へと向かい、死刑囚を処罰することに辿り着いた訳だが。


 私個人的には、いくら我が亭主が所属していた大学(院)専攻科がオウム死刑囚と同じ(参考だが、当該大学院博士課程への進学者は超難関故に極めて少人数らしい!!)であったと言えども。 公安警察がいつまでも我が亭主の追っかけをしてくるのは、家族としても是非勘弁願いたいものだ!!😨 😱 

 それでも オウム(アレフ)が活動を続行している限りは、またやってくるのだろうなあ。😵 
 まあ 公安警察のその目的とは、亭主を犯人扱いしているというのではなく、オウム(アレフ)による被害から我が家を守ってくれようとしているとの感覚が強いため、仕方が無いのかもしれない…  


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