原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「賃貸生活」という選択肢

2022年05月16日 | 自己実現
 昨日まで、一人娘の賃貸生活のための引越手伝いに精を出した身として。

 
 いろいろ学ぶことがあったのも事実だ。


 私にも、賃貸生活経験はある。
 郷里の医学部卒業後に就職のために上京した直後には、もちろんのこと賃貸物件に入居した。 その後物件を2度変えて、賃貸生活を続けた後。

 30歳ちょうどの時に、子どもの頃から貯蓄が趣味だった私個人の資産が十分に蓄積されていたため、分譲マンションを独力で購入しそちらへ転居した。
 そこに7年間住んだ後に見合い結婚にて亭主と知り合い、一旦亭主の実家のアパートの一室にただで住まわせてもらった。
 その後は分譲マンションを3度買い替えつつ、現在の分譲マンションには既に20年間住んでいる。

 
 という訳で、しばらく賃貸生活には縁が無かった私だが。

 今回、娘の引越の手伝いをして、久しぶりに娘が借りた賃貸物件に接することが叶った。

 これが、結構いいのだ!

 時代が進化したのか、あるいは娘の物件を見る目が育っていたのか。(それは十分にあり得る。 とにかく親どもが次々と買い替えた分譲マンションを、未だ幼い身にして3度も転居させられているのだから!)😱 


 とにかく、条件の良い賃貸物件を娘が見つけているのに驚かされた。
 築20年という事は、我が現在の分譲マンションとほぼ同じなのだが。

 何だか、娘が借りた物件の方が使い勝手がよさそうな気すらする。
 たとえば、ここに電源が欲しい!と思うところにくまなくコンセントが設置されていたり。 
 玄関カギはもちろんオートロックなのだが、我が家同様に二重ロックが採用されているし、ピッキングに強いディンプルキーだ。 

 窓を閉めるとまったく騒音が聞こえない程の密室性が保たれているし。

 以前写真にて公開したごとく、シングル対象の1Kルームにして大きな出窓が採用されていて、開放感が素晴らしい!

 よくぞまあ、今時のセキュリティに配慮した住みやすそうな物件を探す能力が娘に育っていたことと、親としては驚きだ。


 娘が一人暮らしをすると宣言した最初の頃は、不安だらけの親の私だったが。
 引っ越し後数回娘の部屋を訪れる都度、安心感が増すばかりだ。


 ついでに言うと、周囲は商業施設が充実していて何不自由ないし。
 駅から賃貸物件までずっと商店街や区の施設等々が続いていて、治安面でも安心だ。

 
 おそらく娘本人も、しばらくはこの条件の良い賃貸物件から日々職場に通ってくれることだろう。



 そして、30歳になったら言い始めるのだろうか??
 「分譲マンションを購入することにした。」と。

 とにかく、血は争えないものだからねえ… 😲 


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