(写真は、観音寺内装の一部を撮影させていただいたもの。)
普段より一家を取り仕切っている身の人間が、たとえ一泊でも旅に出たものならば。
出発前もそうだが、特に帰宅後雑務処理で大変な思いをするのはいつものことだ。
今回の旅行は、昨日の天候不順に翻弄される結果となった。
昨日の帰りの航空便が、郷里現地空港の悪天候により便変更になった。 (これに関しては、予定より早い時間に帰宅出来たため、返ってプラスになったのだが。)
加えて、本日の東京のこの天候不順はどうしたというのか??
と腹を立てている場合ではない。
山ほどの洗濯物が乾かないのに苛々させられつつの、エッセイ執筆だった。
だからまとまらなかった訳ではなく、それはあくまでも我が力量不足であることは重々承知している。
夜遅くなってしまったが、本日の旅エッセイの「テーマ」であった“マチコさんの寂しさ”の結論をここで綴らせていただこう。
その結論とは。
まぎれもなく、我が故恩師であられる観善先生がご生前時にマチコさんとの間で交わされた“ご夫婦愛”の賜であると結論付けられそうだ。
それに関する話題を沢山語って下さった昨日のマチコさんだった。
要するに、決して悲しみにひしがれての“寂しさ”ではないことは明らかだ。
きっと、年月の経過と共にマチコさんの“寂しさ”は自然と軽減していくことであろう。
また、必ずや再来する約束をして、私はマチコさんが暮らす観音寺を去った。