原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

“ロシアのウクライナ侵攻” の現状と停戦に向けての諸情報の整理

2025年01月10日 | 時事論評
 表題に関する最近の情報を、ネットより引用しよう。


 ロシア ウクライナに軍事侵攻(1月8日の動き)
 2025年1月8日 19時01分 ウクライナ情勢
 ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。
 ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。 
(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります。)


 英国防省 “ロシア軍の死傷者 去年1年間で約43万人”
 
 イギリス国防省は7日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の死傷者が、去年1年間で42万9660人に上ったと発表しました。
 ウクライナ軍の集計に基づくものだとしていて、死傷者が25万人余りだった前の年と比べて大幅に増えたと指摘しています。
 一方、ウクライナ側でも犠牲が増え、兵士の確保が課題になっていて、ウクライナ陸軍のドラパティ司令官は6日、去年新設された旅団から1700人を超える兵士が脱走したとの報道について「否定的な教訓だ」と述べ、兵員の配置や訓練に加えて司令部にも問題があったとして事実関係を認めました。
 そのうえで、兵士の脱走の背景について「恐怖感もあるし実際の戦闘での経験不足もある」と指摘しました。

 こうした中で、アメリカのトランプ次期大統領は7日、南部フロリダ州での会見でロシアによる軍事侵攻について「6か月か、それよりもっと前に終わらせたい」と述べ、「24時間以内に終わらせる」としていたこれまでの発言を後退させました。
北朝鮮兵士の無線か “同志の遺体収容に行く”
 
韓国の公共放送KBSは7日、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部のクルスク州の戦闘に参加した北朝鮮兵士のものだとする無線の内容を伝えました。

これは、ウクライナ軍が先月20日に傍受したものだということです。

無線では北朝鮮軍の兵士とされる人物が「われわれの同志の遺体の収容には時間がさらにかかりそうだ。私は、早朝に兵士を集めて遺体を収容しに出かけるつもりだがどう思うか」と話しています。

KBSは、北朝鮮軍は戦闘で死傷者が相次ぎ、周辺が暗い間に身を隠しながら遺体を収容しなければならない状況だとみられるとしています。

そのうえで、「ロシアの北朝鮮軍への作戦支援がうまくいっていないことを示唆している」とする専門家の分析を伝えています。

クルスク州の北朝鮮の兵士をめぐって、ウクライナのゼレンスキー大統領は5日に公開されたインタビューで、これまでに3800人が死傷したとの見方を示しています。
 
ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」は先月世論調査を行い、7日にその結果を発表しました。

それによりますと、ゼレンスキー大統領を「信頼する」と回答した人は52%で、去年9月の前回の調査より7ポイント下がり、2022年にロシアによる軍事侵攻が始まって以降、もっとも少なくなりました。

一方、ゼレンスキー大統領を「信頼していない」と回答した人は39%で、前回より2ポイント上がっています。

ウクライナではロシアによる軍事侵攻が続き、戒厳令が出されていることなどから当初、去年3月に予定されていた大統領選挙の実施が見送られていますが、ウクライナメディアは6日、ゼレンスキー大統領が「戒厳令が終われば、法律に従って、直ちに選挙が行われると考えている」と述べたと伝えています。




 そもそも、2022年2月に ロシア・プーチン大統領がウクライナに侵攻した目的とは。  ウクライナ東部にロシア系住民が樹立した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の要請を受けた「平和維持」が目的であるとされた。
 その後、既に2年以上の年月が経過するなか当事国の被害のみならず世界への影響も大きく、この戦争を以下に収束させるかが、現在重要な段階になっている。

 まず責めた側のプーチンの論理が何だったのか、に関して分析する必要がある、とされつつ。
 様々な分析がなされているようだ。

 ロシア側は、ウクライナが強兵化したことを十分理解しておらなかったところに誤算があったらしいが。
 この戦争をだらだらつづけるよりも、早めに停戦に持って行くのが賢明だと考えつつも。 
 種々の理由により、停戦が叶わぬままに2023年前半までは、ウクライナ有利に戦争が推移したようだ。 
 その後23年後半からは、ロシア有利な方向に展開しつつある。
 今後望ましいのは、世界で一番行動するべき米国の大統領選において、力のバランスに最重点をおく現実主義の大統領がうまれることであるとの意見もあるが。 

 はてさて、トランプ大統領にそのような能力や力量があるのやら、ないのやら…


 
 原左都子の私論も少し交えつつ、 中途半端なエッセイとなり 大いに恐縮だが。

 とりあえず ネット諸情報を参考にしつつ、表題に関する現在の情報を整理・公開しました。