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「対イラン戦争へ憎しみの布石」開始! 文科系

2006年02月05日 13時00分30秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
また嫌な記事だ。3日の毎日新聞で、アメリカ上院特別情報委員会の公聴会でネグロポンテ国家情報長官がイラン情勢に関ってこう説明したと言う。因みに、あのロッキード事件発端もちょうど30年前の2月4日、その場所も実はこういう公聴会。米上院外交委員会・多国籍企業小委員会の公聴会のことだと5日の新聞で知った。
「イランがイラクのイスラム教シーア派政治団体を指導して、同派の民兵組織に武器を提供し訓練を行い、駐留米軍などの攻撃を可能にしている」
これについてアメリカがイランにどう抗議し、止めさせるどんな努力をしているかは知らないが、なんでこんなことを議会に大々的にアナウンスするんだ?! 「イランが」と言ってもイラン政府じゃないんだろうが! イランの武器商人かも知れんし、ギャングのような奴らかも知れん。それともまたまた、アルカイダ?! 何しろ今のアメリカじゃあ「アルカイダ」が戦争の許可証らしいから。いずれにしても、行政が立法にこんなキナクサイ説明をするというのは、将来への布石以外にはないではないか。なんせ、嘘を理由にしてまで議会や国民をイラク戦争に引きずり込んだばかりの好戦的行政なんだから。いわくアルカイダを支援している、いわく大量破壊兵器がある。みんな嘘だったじゃないか! ホント、今のアメリカ見てると人間不信になるよ、全く。
「他国への『干渉』・戦争と、テロとの悪循環」。干渉止めれば、テロなんかなくなるんだよ、ほんとにもー。利権絡みで干渉してるんだろうが!、ほんとにもー。こんな干渉するよりアメリカは自国の貧困を何とかしたらどーなんだ、全く。OECD諸国でメキシコに次いで貧困率(所得が、全国民中央値の半分以下の人の率)が世界で2番目なんだし、高校卒業率が白人4人中3人なのに、黒人やヒスパニックは4人中2人なんだそうだし(貧困率、高卒率いずれも毎日新聞)。黒人、ヒスパニックは2人に1人が中学卒?(この事実はアメリカに憧れる日本の若者には是非知らせる価値があると思う)また例え高校へ入れても、白人との棲み分けが急復活している貧困地帯の高校では「大学進学2割で、高卒の就職口も少なくて3~4割は軍に入隊」とか(4日毎日新聞、連載「人種の壁は崩せるのか5」より)。なんか酷い国だ。戦争してる余裕があるんかね、将来なくなるぞ?! 
コメント (1)
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