九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「日本プロ野球は興業」  文科系

2025年02月12日 15時15分15秒 | スポーツ
 横浜とソフトバンクの日本シリーズ? 日本プロ野球も苦労しているねー。なんせわずか12チームが二つに分かれて毎日試合してるんだから、一つでも人気の無いチームが出たら、リーグ全部が沈没だ。そこで、こんなことが起こる。ずっと弱く人気の無いチームも時々脚光を当てなきゃ、全体が全部沈滞していくから、クライマックス・シリーズとかも使って、持ち上げる。福岡はともかく、横浜と日本ハムね。そして、「横浜の日本一」??? 横浜の後半四連勝の福岡の得点は1,0,0,2?? これらは全部、スポーツゲームというよりも、興業行事なのだという証明になると思う。

 なんせ、日本プロ野球史上有数の名監督・落合をどこも監督にするところがなかった日本野球界だ。あれは明確に、中日が先頭に立って興行的理由でやられてきたこと。落合が強くした選手達の給料が払えなくなったからだ。落合はまた、親会社の中日新聞社も含めて、マスコミ嫌いが徹底していたし。日本プロ野球がスポーツと言うよりも興業であることが示されている。
 サッカー界であれば、落合のような監督は大人気の引っ張り合いになったはずである。ペップやクロップを日本代表監督にしようとしたら、何十億かかるだろう? つまり、日本プロ野球がスポーツ界であるならば、落合にはそんな値段が付いたはずだ。そんな監督を、どこも呼ぶチームがなかったなんて、スポーツの世界としては信じられないことである。

 ちなみに、これからのスポーツマスコミは、「サッカー人気落とし」にどんどん傾いていくのではないか。ナンバーWEBなども含めて、サッカー界の醜聞がどんどんあげつらわれている。プロ野球界では上らないような細かいニュースまで(多分、もみ消されているのだけれど)が続々と出てくるのである。ちなみに、日本サッカー世界の映像が、ダゾーンに独占されて以来、日本サッカーは日本スポーツ・マスコミの敵になってしまった。以来、日本プロスポーツ(マスコミ)界の野球帝国主義の強さがさらに目に余るようになったのである。  
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「三苫がサウジ」? 僕は、一笑   文科系

2025年02月07日 17時54分50秒 | スポーツ
 ちょっと前にこんなニュースが出たが、僕はこれを一笑、「いくら大金積まれても、ありえない」と。
 長いサッカーの世界歴史には、いろんな伝統、そこから生まれた「格」と言うものがあって、その知識からのことだ。これは例えばここで僕が「ネイマールのプレミア行きはもうあり得ない」とバルセロナ時代から語ってきたのと同じ種類の知識からのこと。ネイマールの場合は、「ネイマール!」と名付けられたシミュレーション癖がイングランドでは徹底的に嫌われるからである。よって、あの大選手が「大金積まれてサウジへ」と言う結末。
 三苫の場合も、同じこと。日本人選手が皆「行く末プレミアに行きたい」というのも、野球選手が巨人に憧れるのと似た心よりも遙かに強い、世界的な心なのである。巨人とロッテから引きがあったら、金は多少安くとも巨人を選ぶというようなことよりもすっと強い心なのだ。
 プレミアへ行きたい日本人選手はすべからく、ちょっと当たっただけで痛そうな素振りをして倒れていると言った「プレー」はしないことである。これが嫌われることは、セルティックへ行った日本人達でも皆知っている。スコットランドにも、イングランド・サッカーの伝統が強く残っているのである。

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サッカー談義、鄭大世の誤り  文科系

2024年12月19日 09時21分25秒 | スポーツ
 今年のJリーグは、リーグ新参・町田の大健闘に町田ファンでなくても熱狂。他方、町田へのやっかみか、わざとのような非難も多く出た。合法なロングスローへのわざとらしいそれ。その際の「ボールへ水かけ」は文字通り非難された。また、世界的に強烈プレス時代というのに、町田のプレスはことさらに非難された。そんな今、表記の通りに町田にも在籍した鄭大世(チョンテセ)がこう町田を擁護していることに対して、僕は批判してみたい。

「 元北朝鮮代表FWはさらに「サッカーしている人は『普通だよね』『激しくて当たり前じゃん』。でも、サッカーを知らない人が『激しすぎるだろう』『ロングスロー』みたいに言うんですよ。海外のサッカーを見たら、むしろ優しい」と指摘。こう本音を打ち明けた。 「引退したから言えるんですけど、ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考えますから。どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない。(日本では)どうしてもマナーだったりルールだったりの意識が強い」  同氏は、日本代表が世界一になるためには、そういった意識や文化を変える必要性があると主張。「町田がこれだけ批判をされたのを見ながら、日本のサポーターはもっと考え方がアップデートされないといけないと思いました」と私見を締め括った。」

 ところで、この鄭大世の町田擁護論は、失礼ながら行き過ぎである。「ノーファウルでルール内であれば、相手を壊すことも考えますから。どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない」
 チョンテセは一体、イングランドやスコットランドを知っていないのだろうか? 前田や古橋がちょっと長く痛そうに転んでいると、たちまち激しいブーイングが起こる国である。シミュレーションなどは、論外という国なのだ。だからこそ、バルサ時代からこのネイマールについて、僕はここでもこう予言してきた。
『ネイマールがいくら望んでも、イングランドには一生行けないだろう。あれだけ世界でシミュレーション・「ネイマール」が有名になってしまっては、ブリテン島には徹底的に嫌われる』
 ブラジル代表のエースといってよいあれだけのネイマールなのに、パリ・サンジェルマ長く長く在籍させた後は、アラブの高額オファーに選手晩年を費やすしかなくなったのだった。ネイマールがブラジルの習慣を出していただけであるのに対して、「どんな汚いことをしても勝つのがプロだし、勝たなきゃいけない」は通用しなかったのである。少なくとも、サッカー発祥の地、ブリテン島には。

 イングランドに行きたければ、日本選手もプレープレーマナーを振り返ることだ。「すぐ倒れる」のが習慣になっていれば、プレミアには行けない。このことを最もきつく知っている人物こそ、岡崎慎司である。彼の敢闘精神をこそ、チョンテセももっと注目すべきである。
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日本プロ野球機構(NPB)はスポーツ団体にあらず  文科系

2024年11月14日 07時56分01秒 | スポーツ
 今年は非常に珍しいことに、横浜が日本一になった日本プロ野球機構。僕はこの団体をスポーツ団体とは認めない。勝ちを求めているとは思えない大事件があり、今も続いているからだ。落合博満監督の中日退任。以降どこも彼を監督に招かなかったこと。この二つから僕は、スポーツ団体としては決定的な不信感をNPBに抱いて来た。ひるがえって中日ドラゴンズは今年も相変わらず凡庸監督を首にしたようだし。
 落合博満は中日監督時代8年で4回優勝し、Aクラスを逃したことは一度もない。監督初年度2004年などは「現有勢力を底上げすれば十分だ」としてリーグ優勝。以降、たいした金も使わずにこの業績を上げた名監督である。こんな監督をドラゴンズは解任した。それも、2年続きで4回目のセリーグ優勝というその2年目の終わりに。そして以降、この落合を雇うチームがどこにもなかったのである。中日監督を11年やった星野仙一が名監督と言われるが、リーグ優勝はそのうち2回に過ぎないし、日本一は落合1回に対して星野は0回だ。落合監督の解任、「以降、どこからもお呼びがかからず」はこうして、スポーツ団体としてのNPBにとって史上最大のミステリーである。

 これが他のスポーツであればどうだったろう。世界中のサッカーの世界であれば引く手あまたで、その後の落合もサッカーのガルディオラやクロップのように、苦笑いの左団扇だったはず。集団球技の強さについては監督こそ大事で、世界中皆がこのことを知っているからだ。バレー、バスケ、ラグビーなどの日本代表監督は全部外国人を雇って強くなった。世界一の人気スポーツ・サッカーなどは、外人監督が当たり前。発祥の地イングランドのマンチェスター2チーム、アーセナル、リバプールなどの代表的チームはもちろん、イングランド代表監督でさえ、外国人がなる。ところが、NPBでは、この最強監督をどのチームも「要らない」と振る舞ってきたこの不可解! スポーツとして観るなら、実に不思議すぎる歴史である。なぜこんなことが起こったか。

 落合解任は集客、営業の不振からと言われてきた。新聞社などマスコミと落合の仲の悪さも上げられていた。営業不振はまず球団責任だろうし、マスコミ不人気なども球団が仲裁すれば良かったこと。それよりも何よりも、こんな些細な理由から、どうしてその後この優れた「スポーツ人監督」をどこもやとうチームがなかったのだろうか。もっと大きな理由があるとしか思えなかったのである。
 あるチームが勝ち続けると、他のチームとこことのゲームを見に来なくなって、リーグ全体の集客が減ることがある。当たり前だろう、6チームしかないリーグに常勝が出れば、そんなことは必然であって、集客のためには不人気チームを一つでも作ってはならないのだ。6チームがギリギリ財政でやっていれば、「スポーツよりも集客が全て」にしかならないのである。こう申し合わせたように落合監督は永久になくなったと、僕はそう考えてきた。これではスポーツとしての能力アップに日夜励んでいる選手がかわいそうだ。そう考えてみていると、両リーグとも最近は、川上巨人、鶴岡南海、三原西鉄、古葉広島のような常勝的球団は居なくって、時に弱小チームの優勝も起こっている。なるほど、・・・と言うわけだ。だから、弱小中日にも近く光を当てるべき局面が来るんじゃないか、とも思う。6チームの営業互助会、これがNPBの正体なのだ。せめて12チーム一体として、地域に根差して真に切磋琢磨しあう環境を作るべきだろう。そうすれば、サッカーの新潟や鳥栖のようなチームも必ず現れるはずだ。

 野茂、中田ヒデなど有名スポーツ選手がマスコミに腹を立てて、仲違いしてきた歴史も長いが、スポーツマスコミもヒデが馬鹿にした「くだらない質問」などバラエティー化している自分を少しは考え直さないといけないんじゃないか。
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平河悠選手のプレー画像が贋作であって欲しい   文科系

2024年11月04日 07時06分31秒 | スポーツ
 ネットの「超WORLDサッカー!」で、以下の文章を読み、そのプレー動画映像も見た。これは、大変な問題になると思う。平河悠選手の選手生命にさえ関わってくるのではないか。イングランドでは「信じられない悪辣さ」であって、そのことが日本人選手にはよく教育されていないことも示されているのだから。平河はボールキャッチ寸前の敵キーパーの目前で、ボールを右手パンチ、左斜め前に弾き出してゴールしている。
 僕は、この映像が贋作であることを信じたい。
 例えば、ネイマールは世界最高舞台プレミアに行けなかった。バルサとパリ・サンジェルマンを経てアラブの国に金で買われていっただけの選手生命だったのである。彼の「ネイマール」がイングランドではどれだけ忌み嫌われるかの知識がなかったからだろう。サッカー文化の世界差がそれほど大きいということだ。プレミアに行きたい日本選手は接触時に下手に、大げさにたおれないことだ。それだけでファンが脱げていく国である。


『 ブリストル・シティのFW平河悠が移籍後2点目を記録。大きな話題となっている。 FC町田ゼルビアから今夏移籍した平河。パリ・オリンピックでの負傷で出遅れたものの、デビューしてからは毎試合プレーを続けている。 【動画&写真】物議を醸す平河悠の2点目! 史上最悪のハンドとも… 10月19日に行われたミドルズブラ戦では待望の初ゴールを記録した中、2日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第13節のプレストン・ノースエンド戦でもゴールを記録した。 右ウイングで先発出場した平河は0-0出迎えた開始6分にいきなり結果を残す。 敵陣でパスを受けたナーキ・ウェルズがアバウトに前線へ蹴り出すと、バウンドしたボールを相手がバックパス。これを狙っていた平河がGKの前で奪い、そのまま無人のゴールへと流し込んだ。 相手の対応の隙を狙った見事なゴールで移籍後2点目を決めた平河。しかし、GKや相手DFがハンドを主張し猛アピール。それでもゴールが認められる形となった。 見事なゴールにも見えたが、イギリス『サン』がこのゴールを特集。「信じられないクソ行為」と題して、故意のハンドだと主張した。 『サン』はゴール裏からの映像のキャプチャを元に伝えており、相手GKフレディ・ウッドマンがボールをキャッチしに行ったところに、平河が右手を伸ばしてボールをパンチング。そのままボールが抜けてゴールを決めたというものだ。 これはSNSでも拡散されており「史上最悪のハンドの1つ」、「信じられない失態」、「マラドーナも誇りに思うだろう」と批判の声が殺到。また、「これは悪ふざけか、それとも単なる不正行為か」と疑問を投げかけていた。 なお、平河はその後にアシストも記録。チームは1-3で勝利を収めていた。
超WORLDサッカー!』
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「古橋亨梧が、マンチェスター・シティーへ?」のニュース   文科系

2024年11月03日 23時01分47秒 | スポーツ
あるサッカーネットに、こういう記事が載った。度々流れる「久保建英移籍か?」よりも遙かに証拠のあるニュースだと感じた。マン・シーは、ウインガーを探しているようだが、古橋にはぴったりではないか。

『 口火を切ったのは米国の総合スポーツメディア『The Athletic』だった。
「マンチェスター・シティが、新たなストライカーの獲得を検討している。彼らはすでにセルティックに所属する29歳の古橋亨梧と、もう1人の若手選手のどちらかに絞り込んでいる。2021年7月にセルティックへ加入して以来、公式戦出場135試合で73ゴールをあげている日本人ストライカーは彼らの目に留まり、古橋自身もシティへの移籍を望んでいる状況を考えれば、個人的な条件は問題ないだろう」
 プレミアリーグ王者の動きを報じる記事を引用する形で、移籍情報に関する確度の高さから、自身のXへの投稿が日本のファンの間で“ロマーノ砲”と呼ばれるイタリア人ジャーナリスト、ロマーノ氏もすぐにXを更新した。
マンチェスター・シティが、ウインガーのポジションの選択肢のひとつとしてセルティックの古橋亨梧の獲得を検討している。すでに最初の交渉が今週行われているが、シティはドイツ代表を引退したMFのイルカイ・ギュンドアンを復帰させる交渉を最優先させて、その後に新たなウイングの獲得を決めたいと考えているようだ」
 シティからはこのオフに、カタールW杯を制したアルゼンチン代表の1人で、過去2シーズンの公式戦で36ゴールをあげたFWフリアン・アルバレス(24)が、ラ・リーガ1部のアトレティコ・マドリードへ移籍。ノルウェー代表FWオスカー・ボブ(24)とブラジル代表FWサヴィオ(20)も怪我で離脱を余儀なくされた。
 特に期限付き移籍先のラ・リーガ1部のジローナでブレークし、大きな期待とともに仏リーグドゥのトロワから加入したサヴィオが、右ウイングで先発したチェルシー戦で負傷退場。手薄になったアタッカー陣からさらに離脱者が相次ぐ緊急事態を受けて、ウイングでのプレー経験もある古橋に白羽の矢が立てられた。
 シティでは昨シーズンからヴィッセル神戸の元監督で、在籍時には古橋を重用したスペイン出身のフアン・マヌエル・リージョ氏(58)が、ヘッドコーチとして同胞の名将ジョゼップ・グアルディオラ監督(56)を支えている。
古橋の獲得にはリージョ氏の助言もあったと見られるなかで、スコットランドメディアの『67 HAIL HAIL』は別の視点で今回の動きを伝えている。
「古橋がヴィッセル神戸からスコットランドリーグに移籍してきたときから、シティはずっと目をつけてきた。シティのスカウト陣は、相手のフィジカル能力に対応する彼の能力が非常に気に入っている。アルバレスの売却とボブ、そしてサヴィオの負傷により、彼らはフォワードでもプレーできる新たなアタッカーに目を向けざるをえなくなった。セルティックのサポーターにとっては、耳を疑うようなニュースとなった」  』
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バルサのドイツ人監督、大成功   文科系

2024年10月29日 21時06分40秒 | スポーツ
 サッカー・スペインのバルセロナにドイツ人監督が就いて驚いたと、今年7月24日のここにも書いた。ハンズ・フリックのことだが、このたびこの監督のチームが大成果を上げている。チャンピオンズリーグではバイエルンに4対1、スペインリーグでは名将アンチェロッティ率いる宿敵レアル・マドリッドに4対0で勝ったのだ。日本サッカーも、一時のブラジル崇拝から鹿島も含めてヨーロッパ流儀に変わってきたが、スペイン崇拝からもそろそろ抜け出す時期だと思う。なんと言ってもやはり、2010年前後からはドイツ流ゲーゲンプレスが世界を席巻してきたのである。クロップ、トゥヘル、そしてこの度のフリックというわけだ。
 まだまだ当分、当たりの強いショートカウンターの時代は続くと思われる。ついでに、この当たり強さの中では、中央のドリブル突破攻撃はますます難しく、サイドからのスピードに乗ったクロス攻撃による得点が増えている。伊東純也、中村敬斗、三苫らの時代がしばらく続くと考えるのである。つまり、攻守の転換に秀でた組織を持ったチームのサイド攻撃の時代ということだ。こんな時代はまた、メッシのような選手も現れにくいはずだ。メッシは守備を免除されていたが、今そんな選手がいたら、攻守の組織転換でそこが穴になってボールも奪えないし、得点も出来ない。
 
 世界サッカーはますます面白くなっている。この中の日本代表がまた、攻守の転換に優れ、3バックで得点力も増してきているからますます面白い。そろそろW杯ベスト8以上が見えてきたと思うから、アジア予選を観るのもとても楽しみになっている。

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サッカーと野球の違い  文科系

2024年10月15日 10時15分08秒 | スポーツ
 コメントにしようと思ったことを、書き始めてから、エントリーに換えることにした。 

 日本人は標記のことが分かっているのかどうか? 野球のように、相手を0点におさえるピッチャーのような存在はサッカーには居ない。一人でホームラン得点をする4番バッターもいない。ピッチャー役が得点もするし、「4番バッターが最前線守備もする」上に、「4番バッターの守備が緩めばプレスが利かず、組織が狂い、直ぐに失点」(メッシ・バルサは例外)とか「ピッチャー役にも良いクロスが上がる」のがサッカーだ。

 サッカーは個人だけ見ていてもだめ、組織を見ないと全く何も見えないのである。だからこそ、サッカー歴史上に、こんなことも起こるのだ。新組織を編み出した弱小チームが世界の王者を臨み始める、と。アリゴ・サッキの1990年ミランや、2010年ちょっと前のクロップ・ドルトムントのようなチームが時に出現する。これが面白いのだ。野球が強いとはいえない国に、突如最強チームが現れたようで。サッキのコンパクトプレスがイタリアの全盛期を作ったし、クロップ・ゲーゲンプレスが一時のチャンピオンズリーグ・ドイツ勢全盛を作った。


 ゲーゲンプレスが偉大だったのは、こういうことだ。攻守一体の強化ということ。敵陣地でボールを奪うことが、そのまま得点に最も結びきやすいという戦法だったからである。それを日本人は、「プレス」が付くのは、守備法ってことだろ?としか見られなかった。これを野球的視座と述べたら、誤りになるだろうか?

 さて、こういう視点からしか、守田の偉大さは分からないと思う。攻守両方(のスペース)が見えていずれにおいても得意な選手は、サッカーでは特に重要な存在だ。ドリブルばかりしていると、自分の足下を多く見る習慣が付いて遠いスペースは遠いスペースは見えなくなる。つまり、組織に貢献できないのである。

 
 今日のオーストラリア戦は、遠藤が出られないらしいが、代わりは普通なら田中碧だろう。守田と同じ元川崎同士、空きスペース消しで抜群の連係動作を示すはずだ。それでまた、失点は〇。

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「パスを多くつなぎつくす得点法って?」  文科系

2024年10月14日 11時32分26秒 | スポーツ
  最新の拙コメントで、こういうことを書いた。
『 久保のような攻撃・ドリブル好きは、とても使いにくい時代なのだ。弱者のカウンター攻撃は盛んだし、アジア勢によくやられるのもこれだ。しかも、ゲーゲンプレス流行以来高い守備陣形からのショートカウンターも全盛と言える。
 他方、三苫、伊東は、プレスバックを含めて守備意識も高いし、万能の守田が攻守両方とも得意なのは、周囲がよく見えてプレー判断が速いからだ。
 久保先発は当分ないだろう。彼がいなくとも、両ウイングバックに中村敬斗を含めてサイド攻撃得点力がすさまじいのである。しかも、サイド攻撃は良いカウンターを食いにくい。久保が先発になりたければ、パス攻撃に加えて、プレスの技をもっと磨くことだろう。 』

 これと同じことを今急台頭の町田・黒田監督が語っているのを読んだ。
「パスを七本もつないで得点って、そう言う得点法を語ってきた日本人は多いけど、そんなのだめだ。あらゆる方法で点を取り、あるいは失点を防ぐ」
 こういう日本流のやり方が、21世紀に入って得点法としてのゲーゲンプレスが世界に広まって、スペイン流とともにだめになった。もっともスペイン流と言ってもメッシが居なければ、これだけ広がったかどうか? バルサでも、彼がいないと急に得点できなかったから。2010年前後から一時日本が弱くなったときがあるのは、このゲーゲンプレス時代に乗り遅れて、アジア勢にさえ当たり負けるようになったからである。この間のACL諸ゲームがこれを示していた。

 すでにザックが日本の弱みを押さえて、こんなやり方を説いていた。2014年のブラジルW杯に向けてのことである。
「中央パス攻撃にこだわっている選手がいるが、(今の)日本人には向かない。サイド攻撃中心でいけ。サイドバックが二人とも上がると主張する希望もあるようだが、それは極めて危険である。左右どちらかが上がるサイド攻撃なら、カウンターも食いにくい。」
 なお、この中央突破パス攻撃主張は遠藤と本田だったかと思う。この中途半端さがあって、ブラジルの日本は実に惨めであったと覚えている。
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サッカー・サウジ戦観戦記  文科系

2024年10月11日 06時03分56秒 | スポーツ
 早起きして、標記の観戦をした。ダ・ゾーンで。2対0で勝利、これで3連勝だが、他のチームが負けもあるのでダントツトップである。鎌田と小川の得点だが、この勝利は割に難解である。目立ったことを書いてみよう。

 要するに守備が良かったということだ。3ゲームで失点ゼロ(得点14)と言うのがその証拠。どこが良かったか。3バックでも、ボランチ2人が凄く利いているし、2人の得点源、三苫、堂安(伊東)も良く守備に留意していた。サウジが全員脚が速いので「怖いな!」と見ていたが、その全てを走り出す前に潰していたのが目立ったものだ。また、相手のシュートには3~4人でブロックに走り込んでいたことも多く、それが目立った。攻守のかなめ守田がこう言っていたのも、何か特徴的である。
「鎌田が下りてきてくれて、僕がよく前に行けた」
 1得点目が実は、この二人の合作である。守田の右からの折り返しヘッドを、左前方にいた鎌田が前に出てシュートした得点だった。

 この守備という点について特に、2ボランチがすごく利いていたと思う。二人とも強くて位置取りが良いこと、過去の日本人選手では考えられないほどだった。とくに遠藤や守田など、10年代にアジア・クラブ選手権でしばらく勝てなかった時期の日本守備時代を考えると、信じられないほどの力強さを示していた。攻撃の要でもある両ウイングバックが守備に走るのも、このチームの著しい特徴だ。特に、伊東純也の守備意識が僕にはすごく目につくのである。あれでは,堂安も守備に思い切り走らざるを得ないと見た。

 FWもよかった。上田と小川だったのだが、上田には守備力と力強さがあり、小川には鋭さがある。あの高いヘディングは、伊東のクロスもさりながら秀逸としか言えない。そして二人とも守備意識が高い。久保が「日本での僕の評価はスペインにおいてよりも低い」と思っているようだが、やはり守備の問題があるのだろう。ドリブルで持ちすぎるプレーだから、奪われた時のカウンターが監督らには怖いのだろう。今の世界サッカーは、攻撃から奪われた時の守備への転換がとても難しいのだから。今日もそんな場面が2~3見られた。日本が敵陣地内攻撃から守備へと転換するときに備えがちゃんとできているから、3ゲーム無失点になっているのであって、その備えへの中心が2ボランチなのである。



 

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不思議な大勝、バーレーン戦   文科系

2024年09月11日 19時13分22秒 | スポーツ
 11日早朝、早起きしてバーレーン戦を観た。五得点ともに、大事なアシスト全部も含めて詳細に調べたが、表題の印象がとても強い。各得点の詳細は追いかけて、理解できても、無失点の原因がさっぱり分からなかった。そこで思ったことがこれ。
 3バックなのだから、前5人で攻め、その能力は折り紙付きなのだから五得点なんて少なかったと言うほど。ただ、いつもアジアで失点する日本が3バックでなぜカウンター失点がなかったか? そこが分からないから、チームとしての備えがしっかりしていたと思うしかないのである。以下のように。

 厚く攻めているときのボールロストへの備え、つまり現代サッカー用語で言えば、攻守の切り替えのうちの攻から守への切り替えが上手かったのだろう。これも選手にとっては当たり前で、ゲーゲンプレスの本家ドイツで修行した選手が遠藤を筆頭に多いだけではなく、コーチに長谷部が付いたのが大きかったと考えてみたところだ。なんせ、攻めるプレスの本家本元ユルゲン・クロップの直弟子・遠藤もいたのだ。守田も凄い選手だし。相手に危ないカウンターさえなかったのだから、3バックでもそう言う守備の自信があったと言うべきだろう。三苫も伊東もウイングバックとしてプレスにも猛然とそのスピードを生かしていたこのチームは本番のワールドカップでもベスト8以上が急に望めるように見え始めた。攻勢布陣で打って出てカウンターを食わなかったということはそういうことだ。

 あれだけ得点チャンスを作る三苫、伊東が、プレスバックにもそのスピードを使えるチームって、本当に強いチームだ。三苫の後に出た中村がアシストしたのも明るい話である。この中村は、近くプレミアにいくような選手である。
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サッカー現代表では、3バックはお似合い   文科系

2024年09月09日 17時46分44秒 | スポーツ
 標記のことを書いてみる。「当面アジア予選においては」という限定を付けてのことだが。

 日本相手のアジア勢は引いて守り、「一発カウンター得点狙い」が多い。アジア勢相手に負ける時は大抵これでやられて来た。そこで、攻撃は最大の防御と言うが、相手を押し込んで、南野も言っているように、チームとして攻撃から守備への切り替えを速くすれば「3:2:4:1」はとてもよく合う、強い陣形だと思う。
『新布陣の強みを「両ウイングにいい選手がいて、彼らの特長を活かすためにいいフォーメーション。それは今までの日本代表にはなかったと思うし、より現代的なサッカーの戦い方を可能にする選手がいるからメリットだと思う」と評した。』
『「みんなそれぞれのチームで、今のサッカーではよりトランジション(攻ー守の切り替え)でのスピードを求められるし、奪われた瞬間というのはみんな意識していた」と回顧。「そういう良いシーンがあったからこそ、相手をなかなか自由にさせなかったのが良い部分だった」』

 南野は「両ウイングにいい選手がいて」と述べているが、伊東と三苫は、そして三苫に替わって出た前田も含めて、ものすごく足が速いから、守備転換に打って付けなのである。加えて、守田、遠藤と高い戦術眼、技術を持ったボランチもいるのだ。この速いトランジションを前提にして厚い攻撃陣で相手を押し込めば相当のチームをも押さえ込めると考えるのである。

 10日に追加です。
 サッカーダイジェスト・サイトに3バック提案選手の一人とも言われた守田の声がのっていたので、これも追加紹介しておきたい。
『「自分が提案って言い方したら、なんかすごく大きく自分が言って、それに合わせてやってくれたみたいな感じなんで、全然それは違って。元々、森保(一監督)さんをはじめスタッフ陣がそういうオプションを一つ絞ってた中で、よりそっちの方が流動的にポジションを取りやすかったりとか、配置的にボールの循環がよかったりとかそういう話をした。そんな提案がどうとかいうのは正直ない」
 プランとしては元々あり、意見を求められたので、3バックのメリットを話したということのようだ。
 その3-4-2-1の利点について、「守るときはしっかり5枚引いて守れるし、攻撃ではウイングバックを上げて5枚、ボランチの1枚が上がれば3-1-6で6枚ぐらい上れる」と改めて強調。「やるべきことは多いですけど、最終予選を通じてレベルアップできたらいいと思う」と語った。 』
 ボランチ守田が、「引いた守備には五枚で守れる」を強調しているのが面白かった。遠藤と二人のボランチの守備意識の強さを表現しているようで。かと言って、攻撃で前に行き、しっかり攻守連携を取るところは、守田の真骨頂なのだろう。
 なんせ、「世界の長谷部」クラスのボランチが二人なんて、過去の日本では考えられなかったこと。これが、この3バックの大前提になっているのも間違いない。

 
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伊東純也・三苫の同時起用が威力倍増   文科系

2024年09月06日 19時06分54秒 | スポーツ
 この二人は「何かが超上手い」と言うだけの選手ではない。サッカーはチームとして連携戦術で得点するスポーツだが、この二人はたびたびこう表現される。
「純也と三苫は、それぞれその個人が戦術である」
 つまり、なんらか連携戦術で得点チャンスを作るのではなく、一人(がそのスピード)でそれが出来てしまう選手という意味だ。ということが、ヨーロッパではすでに知れ渡っている。
 さて、そんな選手が前衛の方の左右はしっこに各一人ずつ居たらどうだろう。相手チームはそれぞれに1.5~2人ほどの守備人間を配しておかねばならぬだろう。すると左右いずれかの威力も一人だけの時よりも倍増するというわけだ。
また、中央もスカスカになって得点スペース、チャンスが増えるのである。つまり、クロスやスルーパスえお得点にするスペースが増える。久保、南野、上田も、さぞ動きやすいことだろう。
 僕はいつも思っている。最初から二人を使えば良いのだ。三苫の位置には中村、相馬がいる。この二人は伊東と同様のプレーができるのである。
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サッカー中国戦、毎度伊東と三苫    文科系

2024年09月05日 13時09分30秒 | スポーツ
 今夜は、サッカーW杯のアジア最終予選の第一戦。クロアチア人が監督する中国との対戦だ。ここのところ特に初めはいつも、苦戦が続く。アジア勢相手には引いて守られ、ボールは持っても、敵前で横流しばかりと、長い間見続けてきた。ところが近年、日本の攻撃力が上がった。それでも苦戦って、どういうことなのだろう。日本相手のアジアは「厚い守備で必死に走り回られる」のである。ある意味、走り負けるのではないか。
 がしかし、今年は違うと力説したい。世界最先端の得点パターンを持ったスピード選手が何人も居るからだ。フランスを席巻した伊東純也のクロスは世界でも有名になったが、アーリークロスも含めれば大昔からの得点戦術なのである。彼のクロスはしかも、低い位置から相手マークをスピードでぶっちぎり、さらに多くのDFを引きつけてから、ゴール前ピンポイントも正確だから、得点確率がとても高い。
三苫薫も同じようなスピード選手。何人かの敵DFをぶっちぎって、ゴール前進入から、正確なスルーパス。
 この二人、いずれも相手DFをばらけさせたうえに、味方選手の敵ゴール殺到を呼び込むから、敵にしたらこんな怖い選手はいない。

 そこへ持ってきてトップ下に久保建英。彼は二人とは違いドリブル技術スピード技術で相手を抜いていく。そして、その技術にはますます磨きがかかってきた。もう少し周りが見えて球離れがよいと、チーム得点がさらに増えるだろうと思うのだが、彼のそこも改善されつつある。彼の技術的スピードにも何人かの敵が付くから、ゴール前が薄くなるのである。
 そして、センターフォワードの上田がまた、何でも出来る万能型だ。

 4対1ほどとみるが、どうだろうか。
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パリ五輪観戦記   文科系

2024年08月04日 11時22分09秒 | スポーツ
 テレビでいろんな種類をかってないほどに見た。面白かったもの、その訳などを描いてみたい。やはり球技が面白い。バレー、バスケット、バドミントン、サッカー、卓球などを観たが、意外に面白かったのがバドミントンで、特にダブルスが「凄いっ!」とさえ感じた。
 羽根のついたシャトルコックは打球直後は猛烈に速いが、その後急に速度が落ちるせいか、レシーブの有効性、有効範囲がとても広いのだ。地面すれすれで間に合って返球したり、コートの端から端までの返球になんとか脚が間に合ったり、さらには、短い打ち合いの反応速度、返球フォームの速いことまるで手品でも観ているようだった。このゲームは相手の手前から最後方まで、その四隅を対角線で狙うもので、それに備えて返球後の立ち位置、構えをコート中央に戻って取るようで、打球後に定位置に戻る瞬間移動のフットワークがすさまじいのである。特にダブルスは二人でコートをカバーするから、判断、フットワークの絶妙さに全く驚嘆してしまった。

 次は、バレーボール。驚いたのは、男子のサウスポー・西田選手の凄さ。背丈が186センチで、国代表サイドアタッカーとしてはとても低い。なのに、2mの相手ミドルブロッカーらをぶち抜いていくのである。これは部外者には分かりにくいことだが、背丈が15センチ違えばその腕の長さもちがうので、最高到達点では30センチ差があることもあるのだ。西田の配偶者である女子キャプテン古賀選手が夫の第一印象をこう評したのがとてもよく分かったのである。
「とてもよく跳ぶ、ゴリラ」
 昔の強豪ソ連バレーにブガエンコフ・イバンというよく跳ぶ選手が居たが、ゴリラとは対照的な190センチほどの細い選手で、高い打点を生かして相手の上から鋭く打ち抜く運動神経の塊。対するに西田は、早い話が相手を打ち抜くために何でもやる。ブロックの内と外とを狙っていく(クロスとストレートとの極端な打ち分け)のはもちろん、ブロックに思いっきりたたき付ける豪快なブロックアウトが多く、完全に3ブロックが揃ったときなどは両手で軽くブロックの手の下の肘か頭周辺にボールを押し込むことも多かった。背の低さを様々な技術で補っているわけだが、なんと言っても目立ったのはその馬力。相手を弾き飛ばす事が多くて、古賀選手が「ゴリラ」と言ったのが、体つきの話だけではなくて、まさにぴったり。この選手、人一倍とてもよく考えてきたのだろう。古賀紗理那夫人よりも4歳ばかり若いと聞いたが、西田選手が話してきた「古賀(を)ストーカー(した)時代のサッカー談義」が猛烈だったらしい。高いブラジル・ブロッカーを唯一ほとんど打ち抜いていた古賀の技術も、西田との間で改良した点、鍛え上げられていったところが多いのではないか。「バレーボール談義を始めたらきりがなかった」(古賀さん談)そうだから。
 なお、僕は180センチそこそこで後に早稲田のエースになった名古屋出身のSという名選手の高校時代をこの目で見続けてきたから、ジャンプの高さでいろんな事ができるという事はよく知っている。こういう選手は本当に魅力的だと思ってきたものだ。 
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