サッカー専門サイトに、こんなことを書いていた。
『 作戦として、みんなが期待しているように今度こそ、内田・長友両方の走力を最大限に活かして欲しい。イタリアとドイツのサイドで評判のこの2人が交互に飛び出して12キロずつも走れば、いろんな副産物もあるはずだ。前田、岡崎コンビニに合わせた得点狙いはもちろんだけど、敵サイドを疲弊させるとか、守備陣を広げたり、下げさせたりできて、疲弊させるとか。
いよいよです、みんなで盛り上がろう! 明日は4人でサッカーバーです。』
『右藤本、左岡崎に決まったようだ。彼らがサイド高くに張って、長友、内田が上がる時は中へ入る。これで、敵はサイドに開く。遠藤や長谷部の、本田や藤本へのショートパス出し入れで縦にも開かせる。そこへ、10月パラグァイ戦憲剛・香川か、カタール戦長谷部・香川のような「敵密集の中へ入れる速いロング縦パス」。受け手は一杯いるけど、是非香川のように走りながら受けて欲しい。憲剛が「密集をたった2人で崩せちゃったのは、走りながら受ける香川の技術があるからで、こういう人間はまだ少ない」と語ったこの得点術! これはもう、日本の世界水準の点取り法なのだ。1年ほど前に長谷部も言っていた。「ドイツで得点に絡もうと思ったら、速い縦パスが一番の近道だった」。
サウジ戦のように、サイドバックかけ上がりからクロス得点も。今度は無数に挑戦して欲しい。
「敵守備体制を広げて、縦横から攻める」。何度も言うように、前田か岡崎が2得点すれば、得点王だ。そして次が、7月の「コパ・アメリカ」! パラグァイとアルゼンチンを負かし、南ア大会16強の韓国をも退けたアジアチャンピオンが来るということで、大人気になるだろう! 一次リーグはアルゼンチンとともに是非通過して欲しいものだが、これももう現実的課題だろう。上手くいけばここで、世界20位突破だな。この南米大会前にパラグァイから対戦希望が出ているが、ザックジャパンは今や引く手数多。こうして日本サッカーがさらに、広い国際友好の日本旗頭になれるというものであーる』
最後に書いた7月の「コパ・アメリカ」以降のことが、夢ではなく現実に展望できるようになった。そして、その展望にも極めて現実性もある。サッカー好きとしてはワクワクするような今年から3年間になりそうだ。
それにしてもあの李忠成のダイレクトボレーはもう、誰が見ても美しい! 長友の走りが美しかったことがアレの条件になっているにしても。