九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

日本サッカー希望の星とザック監督など(37) やった!  文科系

2011年01月30日 21時33分14秒 | スポーツ

 サッカー専門サイトに、こんなことを書いていた。
『 作戦として、みんなが期待しているように今度こそ、内田・長友両方の走力を最大限に活かして欲しい。イタリアとドイツのサイドで評判のこの2人が交互に飛び出して12キロずつも走れば、いろんな副産物もあるはずだ。前田、岡崎コンビニに合わせた得点狙いはもちろんだけど、敵サイドを疲弊させるとか、守備陣を広げたり、下げさせたりできて、疲弊させるとか。
 いよいよです、みんなで盛り上がろう! 明日は4人でサッカーバーです。』

『右藤本、左岡崎に決まったようだ。彼らがサイド高くに張って、長友、内田が上がる時は中へ入る。これで、敵はサイドに開く。遠藤や長谷部の、本田や藤本へのショートパス出し入れで縦にも開かせる。そこへ、10月パラグァイ戦憲剛・香川か、カタール戦長谷部・香川のような「敵密集の中へ入れる速いロング縦パス」。受け手は一杯いるけど、是非香川のように走りながら受けて欲しい。憲剛が「密集をたった2人で崩せちゃったのは、走りながら受ける香川の技術があるからで、こういう人間はまだ少ない」と語ったこの得点術! これはもう、日本の世界水準の点取り法なのだ。1年ほど前に長谷部も言っていた。「ドイツで得点に絡もうと思ったら、速い縦パスが一番の近道だった」。
 サウジ戦のように、サイドバックかけ上がりからクロス得点も。今度は無数に挑戦して欲しい。
 「敵守備体制を広げて、縦横から攻める」。何度も言うように、前田か岡崎が2得点すれば、得点王だ。そして次が、7月の「コパ・アメリカ」! パラグァイとアルゼンチンを負かし、南ア大会16強の韓国をも退けたアジアチャンピオンが来るということで、大人気になるだろう! 一次リーグはアルゼンチンとともに是非通過して欲しいものだが、これももう現実的課題だろう。上手くいけばここで、世界20位突破だな。この南米大会前にパラグァイから対戦希望が出ているが、ザックジャパンは今や引く手数多。こうして日本サッカーがさらに、広い国際友好の日本旗頭になれるというものであーる』

 最後に書いた7月の「コパ・アメリカ」以降のことが、夢ではなく現実に展望できるようになった。そして、その展望にも極めて現実性もある。サッカー好きとしてはワクワクするような今年から3年間になりそうだ。
 それにしてもあの李忠成のダイレクトボレーはもう、誰が見ても美しい! 長友の走りが美しかったことがアレの条件になっているにしても。
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金さんの長男      らくせき

2011年01月28日 15時36分00秒 | Weblog
北朝鮮の金正日総書記の長男正男氏(39)は
中日新聞との単独インタビューで、次のように語った。

以下、中日よりの引用。

三男正恩氏への期待として、
住民の生活向上や延坪島砲撃で緊張する韓国との和解を求めた。

核開発問題については「国力は核から生まれており、
米国との対決状況がある限り、放棄する可能性は低い」

三代世襲については、「社会主義に合わず、父も反対だった」
と述べた。

韓国砲撃の背後事情については
「核保有や軍事優先政治に正当性を持たせようとしている人がいる」と、
権力中枢で軍が台頭していることを示唆した。

      

金さんの長男は、幼年時代から資本主義の生活に慣れ、
韓国のテレビを見て育ったという。
いま、権力から遠くはなれて、渡り鳥のように
飛び回っているのは、意図的な行動。

北朝鮮の重要な輸出品、ミサイルの代金を回収するために
国際社会を股にかけて飛び回っている。

二〇〇一年、偽造パスポートを使って
成田空港から入国しようとして入国管理局に身柄を拘束され、
その後不法入国として強制退去処分となった。

この時は、日本の金融機関から輸出代金の一部を
回収するために密入国、CIAの通報によって
拘束されたのです。

この事件で、後継者争いから脱落してとも言われています。

時々、メデイア(特に日本)に接触して、北側のメッセージを
世界に発信する役割を果たしている人物です。

今回のインタビューでは、韓国との会談に先立ち
北のメッセージを伝える意味があるように思います。

ポイントは経済援助と核の堅持でしょう。



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経済報道の視点     らくせき

2011年01月27日 18時56分37秒 | Weblog
米中首脳会談。
アメリカのABCニュースは、中国の航空機注文などで
20万人以上の雇用が確保された、と報道。
根拠は分からないが、雇用というモノサシで首脳会談を
報道する姿勢は面白い。

そろそろ、自動車を買い替える時期になったが、
どこの車にしようか?と考えた時、
雇用に熱心なメーカーにしようか?とも
考えています。

しかし、一体、どこが雇用に熱心なのか?
ニッサンは、どうもリストラに熱心ですが・・・

こういう視点での報道も欲しいな・・・


ABCは、家庭のなかのモノが純国産か?
どうかという問題を設定。
すると、リビング・ルームには
なにもなくなってしまった。

これも、面白い視点だと思う。
そういうオモシロ・ニュースを放送して
NHKさん。


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日本サッカー希望の星とザック監督など(36) ついにここまで! 文科系

2011年01月27日 14時11分24秒 | スポーツ
着眼点を大きくして、話したい。
1 ザックになって7戦無敗。これ自身が歴代代表新監督1位タイ記録だそうだ。その相手も、アルゼンチンに勝って、韓国に1勝1分け、アジア勢もレベルアップ急と、歴代最強チームは、間違いない。

2 長期的な最大原因は、ザックも語っているように「日本の育成の積み上げ」。さらに言えば、初めて世界水準になったヒデの成功の影響、これを見習った選手たちの存在を僕は観たい。先ず長谷部「ドイツ大会ブラジル戦で、ヒデさんだけが普通にやれていたのは、フィジカルの強さだと思った」と語って、これを見習った。遠藤はヒデ・俊輔を見ながら育った選手とも言える。本田なんかそっくりなスタイルだ。若い時からの「外国でのし上がる準備」も含めて。岡崎と前田はここで何回も述べたように中山雅史の系譜だが、中山自身がヒデに言われた世界水準を取り入れて延びた面が強い選手。スペースの使い方などのことだが。
 なお、ヒデの持ち込んだものはこれだけある。
 A 先ず第1に、パススピード。97~8年当時は、ほとんどの評論家さえがこう批判したパスだった。
「何と不親切なパスであるか。先輩に『ここまで走れ、間に合え。できるはずだ』と命ずる、傲岸不遜なパスである」
 こういうパスを使ったからこそ、スペースの大事さ(当時の世界水準でのそれ)を日本で初めて学んだ人間だった。
 B 視野の広さ。鳥が空の上からフィールドを見ているみたいなパスと言われた。若い俊輔が何度もびっくりしていたのは有名な話。
 C 止める蹴る、今で言う体幹の強さなど、10代の頃から見知った世界水準の基礎技能を日々意識して身につけた上に、以上二つを付け加えた。ついでに言えば、「プレー、チームプレーを言葉に出来る能力の必要」も体現して見せていた。

3 2を踏まえた上で、ザックの緊急手直しがあった。準備がない中では、まだこれしかできていない。
 一つが「プレス時の体の構え」、「中央を固めサイドに追い込む」などから入った守備戦略の改善。もう一つが「縦への意識」と「敵守備陣を広げ、スペースを作る」など、攻撃を速め、組織化したこと。これらがチーム戦略として歴代日本に一番欠けていたものなのだろう。ザックがこんな期間でこれだけできたと言うことは、これらの要素(理解力)も選手個々人は既に備えていたということだと思う。
 特にチーム戦略としてのプレスとそのやり方がちょっと遅れていたのだろう。なお、ザックの守備スタイルは、昨年のヨーロッパチャンピオンズリーグでインテルが見せた守備に非常に似ている。「中央を固め、厳しいプレスでサイドに追いやる」という点が。

4 最後に、現時点をもっとも適切に表現している選手の言葉を上げておきたい。こういうチームとしてのポジティブ思考が日本に最も欠けていたものだと思う。中日新聞にあった岡崎の韓国戦後の言葉だ。
『大激戦を制した後、岡崎が全員の心境を代弁した。「苦しくなっても、どこかで打開できるチームなんで、僕らは」』
 得点が難しい現代サッカーにあって、これは相当な言葉だと思う。選手の資質、チーム戦略ともに最高のものがないと、なかなかこうは語れない。協会が作ってきた日本の歴史とザックとが噛み合ったということだろう。ザックは協会に相当の敬意を払っている。
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最後のチャンス    らくせき

2011年01月26日 15時38分39秒 | Weblog
海外旅行から帰国すると、大抵、日本に違和感を感じた。
すぐに違和感は消えてしまうけれど。

海外から見ると、日本国の借金は異常そのものらしい。
なにしろGDPの2倍なんだから。

しかし馴れれば、不感症になる。
麻薬を常用しているうちに止められなくなり、
どんどん量が増えていく。
このままでは、やがて致死量になって死んでしまう。

日本は、どうも死が目前に迫っているらしい。

処方箋は増税による収入増と、
公務員の給与カットと社会保障費など支出減しかない。

いま菅さんが声を大にして税制改革を訴えている。
最後のチャンスかもしれない。

菅さんがこれで潰れれば、政治家は消費税を
口にしたくても、ますます出来なくなる。

もっとも戦争という出口もあるとか。
これはゴメン願いたい。

いずれにせよ国債を買っている国民、
コガネモチの老人が損をかぶるしかない。

ドルが崩壊すると言われて久しい。
いまだに崩壊していないから、大丈夫という人は
国債を買って下さい。

しかし少し長いスパンでみれば、
ドルは着実に価値を落としている。
それと同じようなものと思っていますが・・・

いずれにせよ破局は突然、急激にやってきます。
何時とは神のみぞ・・・です。










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一票の行方    らくせき

2011年01月25日 19時21分22秒 | Weblog
名古屋市のトリプル投票。
どうしようか?迷っています。

いまのところ、
①知事は御園さん。
②市長は石田さん。
③住民投票は賛成。

と考えていますが・・・・

どうなんでしょうね?

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日本サッカー希望の星とザック監督など(35)サー日韓戦 文科系

2011年01月25日 09時50分59秒 | スポーツ
1 日本の布陣とゲーム戦略の予想
 4-2ー3-1で、4が長友、今野、岩政、内田、あとは変わらず。疲れているはずの韓国はどうしても先取点が欲しいと、ロングボールおよびクロス攻撃をスタートから全開してくると見る。対する日本は、中東勢相手とは打って変わった速いパス回しで対抗。相手ゴール前縦横でショートパスの出し入れから、裏へ抜けるなどのシュート狙い。こうして、最初の20分に点が入った方が普通なら俄然有利になる。そして、韓国関係者も指摘するように日本の守備陣がちょっと未熟だから、先取点は韓国に入りうると思う。まーそれくらい、韓国が全開スタートを切ると予測する。

2 先取点は韓国だが
 さて、日本が従来と最も変わったのはここだ。ザック・サッカー戦略の第1、「バランス」という考え方。要は「攻めながら守り、守りながら攻める」を通じて「失点してもよい。敵よりも1点多く取れば」ということであって、この特徴は、ここまで4ゲームにもハッキリと現れている。従来の日本よりも、攻撃にリスクを冒すということなのであるが、この点が韓国の計算外になるのではないかと、僕は予測している。

3 日本の得点形態
 実力伯仲のサッカーでは、セットプレー以外では、名手たちがそれぞれの得意技によって上手くリスクを冒した場合に得点になる確率が高い。日本の場合こんなシーンなのではないか。トップ下で厳しくマークされるはずの本田が敵を引きつけて香川に出し、こぼれたボールに前田、岡崎がワンタッチシュート、と。または、本田が開けたスペースで香川が長谷部から受けシュート、こぼれた球に前田、岡崎のワンタッチシュート、と。これらいずれもが、カタール戦の決勝点やシリア戦長谷部得点のようなイメージである。僕としては、前田が敵を引きつけて、岡崎や香川にスペースや自由を与えているような面をよーく見て欲しいと思う。いずれにしても今の日本は過去と違って、前3~4人だけでシュートまで持ち込み、得点できるというのが凄く大きい。

 結論はこう見る。90分で終わった場合には、1点差で日本の勝ち。延長の場合はもう少し差が付く場合もある、と。
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質問力   らくせき

2011年01月24日 19時01分35秒 | Weblog
最近、インターネットに生出演する政治家が話題になっている。
残念ながら見ていないので、どんな質疑応答なのかは分からない。

ちょっと面白かったのが、菅さんの組閣後の記者会見。
社会保障と税制改革への抱負を陳べたあと、質問へ。
最初の質問はサンケイの記者。
質問をうけた菅さん、色を成して怒った。
『そういうためにする質問はよくない』と。

どんな質問だったか、覚えていないが、どうも
結論を先取りしたカタチだったように記憶している。
『要は、消費税の値上げなんでしょう?』と言わんばかりの。

この会見、私も消費税の値上げは不可避、と言いたいのだろうかと
思ったから。記者の質問は、的を射ていたんでしょう。

参院選での、結論ありき、の報道は、菅さんの支持率を急降下させた。
菅さんにしたら『そうなるにしても、そこへ行くプロセスが重要』と
考えているから、カッとなったんでしょう。

発言を聞き手の良いように解釈、編集されるのは、もう嫌だ、
政治家が新しいメデイアに目を向けるのは、いつものこと。
あのルーズベルトさんも、佐藤栄作さんも、新聞がキライ。
ルーズベルトさんはラジオを。
佐藤さんは最後の記者会見で、新聞を拒否、テレビを選んだ。

このイライラ感は分かるような気がします。
しかし、菅さんのイライラは、ちょっと頂けない。
また、質問した記者に『あなたより私のほうがよく知っている』と
切り替えした総理も落第。

そこはユーモアで切り替えして欲しい。
たとえば『あなたが、この困難な財政を解決する良い策をお持ちなら、
是非、入閣していただきたい』くらいのことは言ってほしい。

TBSの番組での『生放送では、政治家の言い分を垂れ流すことになる。
我々は編集することによって視聴者に重要な情報を的確に伝えている』
という発言にも違和感がある。

視聴者は、そんな権限を与えているのだろうか?

政治家もテレビ・新聞も、国民や視聴者を人質にして
権力をほしいままにしているのでは?

生放送でのインタビューに応じられる質問力があれば
インタビューは面白いものになるし、ホンネも見えてくるはず。


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随筆 「間に合うかな?」   文科系

2011年01月24日 12時14分44秒 | 文芸作品

 昨日はほぼぶっ通しで五時間もギターを弾いていた。最近は励む日でも三時間と少なくなっているのだが、この五時間には「特別な理由」がある。人に分かってもらうのはかなり難しいその理由を、きちんと書いてみよう。
 弦を替えたのだ。「弦を替える。音が見違えるようになる。気分が良い。長く弾く」と、こう語るとなにか「風が吹けば桶屋が儲かる」めくだろう。が、僕の場合これが、特別に切実なことなのである。
 ギターの弦は、普通に弾いて一~二ヶ月で劣化する。この程度の劣化には、日に三時間も弾く僕の場合、二週間で確実に到達してしまう。でも、そんな割合で張り替えるお金などとうてい持ち合わせていない。よって劣化限度の三~四倍以上も長く持たせることになって、普段はひどい音で弾くことになる。音に色艶が無くなるなどと、僕の顔色程度の代物ではない。特に低音弦などは、音自身がすっかり小さくなってしまう。和音楽器であるギターの低音を響かせるに苦心惨憺では、情けない限り。それを張り替え終えて弾いた時には、「長い外国旅行を終えて、最愛の恋人との逢瀬」と、まーそんな感じだろう。
 ちなみに、今年七十になる身でこんなにやって体をどこも痛めたことがないのは、日ごろ励んできたランニングのお陰。酸素の回りと筋肉が若いのだが、これもぼつぼつ怪しげになっている。これらの理屈、同好のご同輩には十二分に分かってもらえるはずだ。

 さて、ここまで楽しんでいるこのギター、なんとか今の技量を当分持たせておきたいという、そんな出来事がまた、最近もちあがった。
 生後四か月直前の初めての孫・はーちゃんは、日々の変化が凄まじい。自分の「左手」を口に持って行くことも、両手を意識してすりあわせて楽しむことも覚えた。楽しい事に接すると、我が声が次の嬌声を呼ぶという感じで喜び続ける。例えば、前に立った他人の目をじっと見つめることもできるから、そこで踊りの一つもしてやれば、大喜びだ。そんな彼女の目の前で初めて、ハーモニカを吹きながら踊ってやった。どうだろう、両脚は蹴り続け、歓声ともども「万歳」のし続けである。脇で見ていた娘が「ハーモニカに、じゃないからね。踊りが面白いんだから。お父さん(お婿さん)が踊っても、こんなだからね」と、冷ややかな声。「そうそう」と、これに我が連れ合いも同調している。〈でも、踊りにリズムが付いとるんだぞ〉。声には出さなかったが、僕の内心だ。そして、ふっと思う。
〈この娘も音楽で一生食っていけそうな職業を確保したけど、はーちゃんもそうならんかな。あと三年もしたら簡単な合唱ならやれるようになるだろうし、そうなったら、俺のギターも聞いてくれるかも知れん。一緒に唄ってくれるかも知れん〉
 でも、近ごろ俺のギター、指はほぐすのに一苦労、度忘れ中断もどんどん増えている。あと三年程度のことだけど、間に合うのかな。
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日本サッカー希望の星とザック監督など(34) 準決勝展望 文科系

2011年01月23日 12時35分33秒 | スポーツ
 日本のこれまで4ゲームから、準決勝を展望してみよう。相手は、韓国。そして、展望の結論はこう。「断然有利だが、重大心配事が一点」。まず、断然有利、について。

 22日中日新聞夕刊のサッカー記事は、実に良いものだった。カタール戦苦境の逆転劇、その舞台裏を追った垣見洋樹という記者を、僕はもう、絶賛したい。スポーツ大好きで、かつ同人誌活動を15年ほどやって来た僕として、そう思った。これの読後感という形で書いてみたい。本当は、垣見記事の全文を転載したい気分なのだが、そうもいかないからのこと。
 吉田の退場で10人になって、かつ1対2にされた瞬間から後を、こう描いてみせる。
【 だれもが下を向いていた。(中略)「顔を上げてプレーしよう」。主将の長谷部が声をかけ、全員で劣勢時の鉄則を確認した。
「第一に失点しないこと。10人でも慌てずボールを回す。同点に追いつく。この3点を整理してやり直した」とベテラン遠藤は語る。
 再スタートを切った選手たちは気を取り直してプレーを続けるうちに、微妙な形勢逆転の空気を感じ取っていた。(中略)「10人になると逆にスペースが出来る部分がある」と遠藤。同点弾は7分後に生まれた。(中略)「追いついたとき、相手が座り込んだ。これでいけるかなと思った」と長谷部。(中略)
 劇的な勝ち越しは後半44分。「いちかばちかにかけた」という長谷部の縦パスを受けた香川が抜け出し、DFに倒されたところでこぼれたボールに伊野波がつめた。
 心理的に打撃をうけながら冷静に任務を遂行した日本。今大会、退場者が出た試合を2度制した選手たちは、日ごとにたくましさを増している。 】
 メモを取りながらしっかり観ていた僕として、この文章、本当によく分かる。分かるだけでなく、劇的なこのゲームの最も重要な場面を色々に調査・解説してくれて、思い万感というぐらい。こういう修羅場をくぐったチームは強い。ただ、その優位点解説などは今までここに書いてきた文章に任せるとして、「重大な心配事」のほうを今は書きたい。

 吉田の退場を観ていて思った。やはり、南ア大会前の試練からベスト16までの修羅場をくぐった選手と新顔との間に、大きなギャップがある、と。後ろの方では、長友や今野と、長谷部。前の方では、遠藤、岡崎、本田、松井。彼らの球際には、いざというとき凄まじい厳しさが漂っていた。Jリーグ・ゲームにはないような当たりと瞬間スピードが発揮されるのである。対して、25日準決勝の相手は韓国になったが、今回の韓国の当たりなどはかってない厳しいものになるはずだ。「屈強な体とスピードで、日本をねじり倒す」のが、韓国の前からの日本へのやり方だった。南ア大会では同じ16強、アジアの盟主同士にもなった。その両国が小さな海を隔てた隣国同士とくれば、サッカー世界で言えばもう「ダービーマッチ」も良いところである。
 さらに、その後の練習マッチ。同点ながら、「明らかにザック日本の優勢」と自他共に評してもいる。「以前の日本と全く違う」、韓国チーム関係者たちの驚きの声も伝えられた。今度の韓国はマナジリ決して向かってくるは必定。日本が10位ほど上の世界順位を、どうしてもひっくり返したやろうとの目論みもあるだろう。この闘いに勝ち、次のオーストラリアにも勝てば世界20位も見えてくるからだ。
 さて、こういう韓国の厳しさに、日本の新顔たちが耐えられるだろうか。特にセンターバック2人に不安が残るのである。

 対する日本の有利さは、選手が異口同音に語る、これ。「中東(ヒイキ)の笛」による退場や得点をいくつも乗り越えて一つになってきた団結力。上記の垣見洋樹記者も特筆している、長谷部と遠藤の「言葉の力」にもかってない力があるはずだ。
 一進一退、追いつ追われつ、近年希な好ゲームが観られるだろう。
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桶狭間になるか、本能寺になるかですよ。2月6日は(爆笑) キャッチホン

2011年01月22日 16時04分07秒 | Weblog
みだしのコトバは、1月19日(水)の公開インタビューで大西聰・名古屋市副市長が終わりがけに発したものです。もう少し詳しくいいますと、次のようなやりとりでした。

[ききて]戦国武将には、戦上手の人と内政にたけた人がいたようですが、信長は内政も上手だった。河村市長は、戦上手だけれども内政には問題があるのではないか、というのがきょうのお話で、これがリーダーにふさわしいのかどうかが2月6日に問われているということですね。

[副市長]桶狭間になるか、本能寺になるかですよ。2月6日は(会場、爆笑)、市民はどうやって選ぶのでしょうね。他人事のようですが、市民のレベルで決まると思いますけれども、レベルの低い人を選ぶのか、高い人を選ぶのか、どちらも民意ですから受け入れざるをえませんもんね。

このインタビューがどのような場所で、どのような形態でおこなわれたのか、その詳細情報については、[別記]をご覧ください。このインタビューは約2時間ですが、お聞きいただくことをお勧めします。

大西副市長はご存知の通り、河村市長から民間感覚の導入ということで登用された人ですが、さる1月11日に辞意を表明しました。公開インタビューへの対応は、かの市長にして、この副市長あり、といってもいい破天荒なものです。よくいえば率直、コトバを変えれば、あけすけ、あっけらかんと語っています。名古屋弁丸出しであり、論理にはどうかと思うところ多々ありです。しかし、内容の意味するところは名古屋市政における政治と行政の実態を知る上で貴重なものだと考えています。マスメディアが黙殺(沈黙)していることともあわせてです。

記憶にあるコメント~ランダムで失礼します:
〔河村市政について〕
・オープンにしたのは幹部会。経営会議は非公開
・河村さんは、政治家。議会対策ばかり。行政のことは、いわなかった
・河村さんは選挙がうまい。街に出て行くとお年寄りが握手しに駆け寄ってくるのでびっくりする
・河村さんは、肩書き(権威)のある人しか相手にしない
・議会が市長給与800万円を可決したのはミス。議会は800万にしろ、しろ、といわれ続けている
〔行財政改革について〕
・(10%減税の裏打ちは?)賃金カット
・(事業の見直しで支出の圧縮はあったのか)大きな変更なし
・(借金が増えたのでは?)「前政権」のハコモノ行政の流れの結果。減税で借金が増えましたかねえ
・保健所、土木事務所、環境事業所など、16カ所ある。集約すべき
・幼稚園の保育園の一体化はおかしい。機能がちがう。幼稚園はいらない。保育園は必要


[別記]
1/1.19公開インタビュー配布資料
  チラシと1.11「辞任について」(大西副市長)
  市民オンブズマン 事務局日誌
  http://nagoya.ombudsman.jp/data/ohnishi110119.pdf

2/1.19公開インタビューの模様(文章)
  河村市長はちゃんと仕事してるのか [2011年01月19日(水)]
  日本サードセクター経営者協会[後房雄のブログ]
  http://blog.canpan.info/jacevo-board/daily/201101/19  

3/1.19公開インタビューの模様(音声)
  【緊急企画】討論会「河村市長はちゃんと仕事してるのか?」
   ustream 夢
  http://www.ustream.tv/recorded/12109802
   *主宰者コメント:「 録画の失敗で、音声のみです。冒頭5分程度音声も無音です」
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誰が時代閉塞の現状を打破するのか?  らくせき

2011年01月22日 15時12分16秒 | Weblog
名古屋市は、議会解散の賛否を問う住民投票、
市長選挙・知事選挙と3つが重なって、
オモシロイ。

しかし投票所に行って、誰に投票しようかと考えると、
頭が混乱してしまう。

今回の投票では、なにが問われているのか?
そこがスッキリと見えてこない。

市民税の10%減税、議員報酬の削減。
これが河村さんの目標。
閉塞感に陥った名古屋経済を市長として活性化したい。

では、目標を支えているのは、どういう価値観なのか?

一言でいえば、経済的な合理性を追求する?
市政も民間企業も同じ原理。
税金の負担、そして相応の公共サービス。
議員報酬の削減は、まさに、この合理性から多くの支持を
集めている。

では一番地という市民税の減税は?
河村理論でいえば、市民税が減税されれば、企業が名古屋に
やってくる。
減った分を補って余りある税収があるであろう。

ここで河村さんが言わないことがあります。
当分、税収の減った分はどうするのか?
経済的合理性から言えば、社会保障など公共支出の削減。
収益に寄与しないものは切る、でしょう。

対立候補は、対立より話し合い。
減税より福祉の重視を訴えています。
そういう意味では、これまでの延長線上の主張です。
そんな財源は、どこを搾っても出て来ない。
これでは市民を惹きつける新味があるでしょうか?

当選して、福祉重視の公約は果たせるのでしょうか?

公共的な部分が市場原理には合わないことは
市民は充分、分かっているでしょう。

しかしこれまでと同じ主張では賛同は得られないでは?
縮小再生産の世の中、福祉などの負担は、どういうカタチが
公平なのか?

経済的合理性が勝つのか?
公共的精神が、どこまで抵抗できるのか?

ホントウの争点は、新しい負担のあり方を、どう構築していくのか?
そこにあるのでは?

しかし、反河村派は、ここを争点にしているようには見えません。
また、そうしたら河村さんを論破できるのでしょうか?

閉塞感を破ってくれる方に票が流れるのではないでしょうか?



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県知事選挙始まる らくせき

2011年01月21日 16時44分57秒 | Weblog
愛知県知事選挙、5人が立候補、第一声。
その主張には大きく4つの特色があるようです。

大村さん 
     減税、つまり、お金持ちや企業優先 

土井さん 
     対照的に雇用と福祉  

御園さんと重徳さん

     二人はこれまでの景気から福祉まで全体をそつなく約束するタイプ
     政党以外に違いはない。

薬師寺さん

     議会改革と職員の報酬カット

この選択肢のなかからだれが選ばれるのか?

            

ホントウは大村さんと土井さんに二分して争われると
争点が分かりやすいのですが、
土井さんが力不足で勝負をさせてもらえない。
薬師寺さんも『独自の戦い』でしょう。

すると、大村さんと、万遍なく公約するタイプ2人の
あわせて3人の戦いになるので、だれが当選しても良い状況ですね。

勝敗の分かれ目は、県民が、今の閉塞感をどこまで感じているのか?
閉塞感が強ければ、大村さんが万遍タイプに勝てるチャンス。

私の注目点は、候補者がなにを言わなかったのか?
大村さんは福祉などに、第一声で触れていない。
土井さんが改革に触れない。

言わないことにホンネが出る?







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日本サッカー希望の星とザック監督など(33)「本田の立場」 文科系

2011年01月21日 11時43分56秒 | スポーツ

 今日は準々決勝。それに向けて、表記のことを述べてみたい。メンバーとしてはサウジ戦と同じでよい、とも。理由を上げて見よう。
1 本田と松井が退いて、柏木と岡崎が大活躍した。柏木を中心にボールを受ける動きも盛んになって、チームとしてボールが急に回るようになった。

2 岡崎と前田の点取りコンビは言わば、「相思相愛」。日本の課題であった点取りの、歴代最高のコンビではないか。特に、岡崎とのコラボによる、前田の適応効果の大きさが期待されるのである。岡崎は、前田をこう語る。
『前田さんのプレーは特別で、いい選手。ああいう選手とやりたいと常に思っていた。これからもやれれば嬉しい。』

3 本田は、岡田ジャパンの救世主であった。しかし、今のザックジャパンは岡田ジャパンを踏まえて、攻守ともに大進化を遂げている。岡田時代の堅守は高い位置に変えて持続した上で、ボール奪取とか縦パス速攻とかができるようになったし、前田・岡崎コンビの形成もあって、得点力も上がった。特にアジアでは速い球回しで堅陣を崩す必要があるのだから、本田の強さ、キープ力に頼る必要は薄くなる。

 さて、スポニチ・アネックスでは、こう報道された。サウジ戦後に本田がこんな談話を流したのだそうで、とても気になった。
『「5点取ったのは事実。単純にチームはよくなっている」と言いながらも、まだチームの完成度には不満をのぞかせた。「得点パターンが少な過ぎた。あくまで得点は結果論。それまでの(ボールの)つなぎ方、運び方」と課題を指摘した。』
 こんな言い方って、自分勝手じゃないか! 自分が休んで、代わりに大活躍した柏木、岡崎の気持ちを逆撫でしたことにならないか。また、本田自身がいつもこう語っているはず。
『結果を出した奴が偉い。点取った奴が偉い』
 自分の活躍にはそう語って、他人の活躍には『結果、点』以外の基準で事を語る。これって利己主義的な2重基準だと思う。皆に嫌われているのではないか。そう言えば、テレビで観たのだが、笑いながら本田がキャプテン・長谷部に何か語りかけた時、長谷部は顔をしかめたまま無視したように前を歩いて行ってたな。岡崎が前田に上記のようなラブコールをしたようには、だれにも心からの声を掛けてもらえないのではないか。

 さて、本田には、ザックの中心戦略の上で、もう一つの難点が存在する。ザックの得点・攻略法には、「二列目の左右がサイドに張って、敵守備陣を横に広げさせ、中にスペースを生み出す」という戦略がある。ザックは主としてこの戦略に、日本永年の課題「得点力」の解法を見いだそうとしている。前田、岡崎というザックの目から見たら世界水準の優れたワンタッチゴーラーもいることだから。こうして空いたゴール前スペースに彼らを飛び込ませて、そこへクロスを入れようという作戦である。ところで、本田の上のこの言葉は、このザック戦略をはたして十分踏まえているのだろうかと疑問が湧いた。
『「得点パターンが少な過ぎた。あくまで得点は結果論。それまでの(ボールの)つなぎ方、運び方」と課題を指摘した。』
 この言葉は明らかにこういう意味も含んでいる。
『クロスだけじゃなく、中央突破ももっとやるべき』
 ところで、トップ下である本田がそう主張するのは良いとしても、そこへ香川とか岡崎とかを「いつも巻き込もう」ということならば、話は違ってくる。そして、最悪のゲームをしたヨルダン戦後に本田は香川に「もっと中へ来い」と話し込んでいたのである。香川に対しては、ザックの得点戦略から「敵陣を広げるために、左外高くに張るのもお前の大仕事」と命令が出ているのも知らないのだろうかと思われる。監督の戦略的規律への造反にもなりかねないのである。
 以上のことは先刻お見通しのザックだろうし、彼は本田が次戦でどうプレーするかをじっと観察するつもりではないだろうか。結果次第では「本田外し」もあり得ると思う。あのACミランで、レオナルドやボバン、ビアホフ、アルベルティーニのような世界的名選手にも規律を守るか外すかと迫ってきたタイプの監督なのである。

 結論はこうだ。いずれにしても、香川、本田、岡崎と前田との役割、連携をもう一度整理し直す必要があると。ザックの許容範囲内のリスクはハッキリしているのだから、それを外れた選手は厳しいことになるだろうが、本田はそういう立場が果たして分かっているのだろうか。そう、僕は訝っている。
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韓国の元祖保守さんの核武装発言    らくせき

2011年01月20日 19時31分23秒 | Weblog
「元祖保守」と呼ばれる金容甲(キム・ヨンガプ)ハンナラ党常任顧問は18日、
「北朝鮮は絶対に非核化しない。北東アジアの平和のため、
韓国も核を持たなければならない。相互に核を持ってこそ、平和を維持できる」
と語った、と朝鮮日報が伝えています。

金顧問はこの日、北朝鮮が非核化しなければ、6カ国協議ではなく、
8カ国協議をしたところで、韓国に実益はない。
“一つの抑止力として、北朝鮮の核廃棄のため、
韓国にも核が必要だ”という方向に戦略を変えなければならない」と語った。

さらに金顧問は「日本との核協調」にも言及し
「北東アジアでは現在中国と北朝鮮が核を持っているが、
韓国と日本も、平和のため核を持たなければならない」と主張した。

困った核のスパイラルになりそうですね。


  
コメント (2)
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